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Nederlandse Vereniging van Klassiek Homeopaten
(オランダクラシカルホメオパシー協会)発行
学術ジャーナル「Dynamis」に由井会長の
インタビュー記事が掲載されました。

学術ジャーナル「Dynamis」表紙

学術ジャーナル「Dynamis」内容
※画像をクリックすると大きな画像が表示されます


<和訳>

由井寅子氏とのインタビュー

由井寅子氏は日本人ホメオパス。そして、確信を持ったホメオパス。
彼女は、彼女自身のメソッドを発展させ、書籍を執筆し、学校を設立し、日本でのホメオパシー容認の為に多大な貢献をした。彼女は何百人ものホメオパスを教育し、自然農の菜園をもち、福島での原発事故後、放射能汚染に対してホメオパシーを使って取り組んでいる。


By Frans van Rooijen
著者:Frans van Rooijen
私達は、2012年アルメロでの「ガンに対するホメオパシー」カンファレンスで寅子氏と話をした。
(このインタビューは2012年11月2日に行われた)

Frans van Rooijen(以後R氏):自己紹介をお願いできますか?

由井寅子氏(以後由井氏):私は深刻な潰瘍性大腸炎を煩いほぼ死にかけていたとき、あるホメオパスにかかり、潰瘍性大腸炎が完治することができました。潰瘍性大腸炎を煩う前は、私は有名になりたいと思っていたのですが、この疾患が私を変えました。現在、私は60歳近いですが、幸せです。
私は、現代医学では治癒の見込みがないと言われていた潰瘍性大腸炎という難病である自分を治したこの療法に驚きました。そして5年間、英国でホメオパシーの学校へ行きました。その後、私は、ロンドンにいる私の治療を受ける為に飛行機に乗ってやってくる日本人に対してホメオパシー治療を行っていました。しかし、自分が日本にいれば、こうしてクライアント一人一人がイギリスに来る必要は無く、何てエネルギーの無駄だろうと思い、私は日本でホメオパシー治療を行う為に帰国しました。1994年、私は日本で唯一のホメオパスでした。

R氏:以前の職業は何でしたか?

由井氏:私はテレビのレポーターで脚本家でした。私は、当時ダイアナ妃のインタビューを手掛けていました。私は夜間に働かねばならず、多くの苦痛がありました。潰瘍性大腸炎は3年間煩いました。そして、私はテレビのキャリアに終止符を打ちました。ホメオパスとして、仕事をすることによって私は幸せになりました。人間、植物、動物、環境さえも治す事ができます。日本における臨床によって私は自己治癒力を触発することができるメソッドを見出しました。私は自分の職業を誇りに思っています。8年間は、午前8時から夜の11時までホメオパシー診療をしていました。日本でホメオパシーの構造を体系化する為、必死に働きました。私は、ホメオパシーファーマシー、学校であるカレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシーCHhom(当時はRAH)、ホメオパシーセンター、日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)を設立しました。そして、ホメオパシーを補完医学として認めるよう、20年臨床症例をまとめて政府に申し入れしました。15年間、扉を叩き続けた後、彼らはそれを認めました。

日本の厚生労働省はホメオパシーを好みませんでした、しかし、最後には、彼らは道を開き始めました。私は働き過ぎて慢性疲労になりました。私は、水曜日から金曜日まで治療し、土曜・日曜日は講義をし、月曜と火曜は自然農の農民です。私は植物への取り組みが大好きです。ホメオパスは、自分が喜ぶ事をする必要があります。私達は、私達が作った自然農の植物からマザーティンクチャーを作り、治療に使っています。

R氏:学校もあるのですか?

由井氏:はい。日本中に600名以上の学生がいます。

R氏:貴女は、貴女自身のメソッドをお持ちですか?

由井氏:はい。三次元処方です。日本人を治すのは難しいです。体内に多くの水銀があり、大きな予防接種プログラムがあります。殆どの人々は現代医薬品を摂っています。私は、彼らに、熱と排出される症状を受け入れるように教えています。病気は、人生を変える贈り物です。変わらなければ、その病気は、体内に留まりさらに慢性化するでしょう。私は、朝に抗疥癬レメディー、午後にはマヤズムレメディー、そして夜に症状へのレメディーを与えます。
魂の疾患は高い周波、精神は中間の周波、そして身体の疾患は低い周波です。これら3つ全てのレベルへレメディーを与えなければなりません。例えば、アルコールを沢山飲み、肝臓疾患と怒りを持っている患者は、肝臓への臓器サポートを摂らなければなりません。Carduus Marianusのマザーティンクチャー、Nux vomicaを与え、それを500mlの水に入れて、一日かけて少しずつ飲みます。私は、200年前、ハーブによる臓器サポートについて書いたドイツ人、ラデマッチャーによる助言を基に植物を使います。
人全体を治す為に私達は多くの事を学ばねばなりません。人生における目的を見つけねばなりません。バイタルフォースと接触する方法を見つけねばなりません。一つのレメディーだけが助けるのではありません。適切なレメディーを見つけねばなりません。これを理解する為、私は、ハーネマンの書物を翻訳する為、3名のドイツ語翻訳家に翻訳を依頼しました。


由井氏の書籍の数冊には英語版、ドイツ語版がある:

ホメオパシー的信仰
発達障害へのホメオパシー的アプローチ
愛じゃ!
バイタルエレメント(24生命組織塩)
予防接種トンデモ論(子供のかかる病気について)
インナーチャイルドが叫んでる!


DVD:発達障害におけるケース研究など

書籍インフォ:http://www.homoeopathy-books.co.jp/

由井氏に関する情報ウェブサイト:http://jphma.org/en/index.html



上記インタビューは、2012年11月に開催されたオランダ・アルメロでのカンファレンス会場で収録されました。

昨年、11月、オランダのアルメロにてオランダのホメオパシー団体「Klassieke Homeopathie」が主催するカンファレンス「Homeopathy against cancer(ガンに対するホメオパシー)」が開催され、世界10カ国から約200名ものホメオパスが集まりました。
JPHMA由井会長がこのカンファレンスに招かれ、2時間にわたって「Zen(禅)メソッドによる癌へのアプローチ」をテーマに発表されました。
従来のホメオパシーのアプローチでは治癒に導く事が困難であったガンという難病に対し、由井会長のZenメソッドで治癒した症例のDVD映像とZenメソッドの処方を裏付けるハーネマンの文献からの引用説明に観衆は大きな気づきが得られたようで発表が終了すると、スタンディングオベーションが起こりました。

由井会長は、この発表の場で福島訪問時の映像も流し、オランダの方々にも日本の復興への意気込みを示され、その由井会長と福島の方々の勇気ある姿に揺さぶられ、涙される方々も多く見受けられました。

※由井会長のアルメロでの発表の様子

http://news.jphma.org/2012/11/post-43a4.html

オランダで最大のホメオパシー協会 である団体名:NederlandseVereniging van Klassiek Homeopaten(NVKH / オランダク ラシカルホメオパシー協会)の記者フランス・ヴァン・ローイエン氏 が、このカンファレンスに参加されていたのですが、由井会長の発表を聞かれ、急遽インタビューの申し出がありました。
その時のインタビュー内容が、NVKHの発行する学術誌「Dynamis」Vol.73春号に掲載されました。
先日、5月29日(水)は、ICHに加盟しているECCH(European central council of Homeopaths・欧州ホメオパス中央評議会)の年次総会がバルセロナで開催されました。
JPHMA理事もオブザーバーとして、この年次総会に参加させて頂きましたが、そこにNVKHメンバー数名が参加されていました。「昨年のアルメロでのカンファレンス以来、オランダのホメオパス達は、由井会長の書籍を購入し、Zenメソッドを研究しています。もっと由井会長の情報を供給して下さい。」というリクエストを受けました。世界のホメオパシーにおいて、Zenメソッドに対する注目が更に増え続けている事を確認致しました。