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平成22年8月5日創刊 ホメオパシー新聞(号外)

朝日新聞 抗議文書

2010年12月26日

抗 議 書

株式会社朝日新聞社代表取締役社長
秋山 耿太郎 殿

前略

当職は、日本ホメオパシー医学協会(以下、「JPHMA」といいます。)の代理人として以下のとおり抗議致します。

ご承知のとおり、山口地方裁判所の損害賠償請求事件について、このたびの12月22日付朝日新聞朝刊では、「ホメオパシー訴訟」との見出しで記事が掲載され、また、同日付貴社運営のウェブサイトasahi.com アピタル(http://www.asahi.com/health/news/SEB201012210082.html)では、「ホメオパシーで長女死亡」とあたかも、「ホメオパシー」によって、死亡者が出たかの如き、大きな誤解を招くタイトルの記事が掲載されています。

しかしながら、貴社自身、記事の中でも書いているとおり、本件訴訟は、助産師が業務の中で、ビタミンK2シロップを投与する義務があるのか、また、相手方に対して、説明義務を尽くしたかなどの点が問われていたものであり、ホメオパシーによって死亡したものではないことは、いかなる点からも明白です。

このように明確に事実に反する記事の掲載によって、ホメオパシーの普及を目的として活動しているJPHMAの社会的名誉を低下する可能性がある状況が作出されており、貴社のかかる記事掲載は、日本におけるホメオパシーの代表的協会であるJPHMAに対して、名誉毀損に当たるものです。

そこで、貴社に対し、直ちに当該記事の削除ないし訂正及び謝罪文の掲載を求めます。

なお、貴社は、今夏以来、「ホメオパシー」について客観的な事実に依拠することなく、倫理に反した取材態度、悪意に基づく偏った報道を繰り返してきたものであり、これらの点を含めて、法的措置を執らせて頂くことを検討中であることを申し添えます。

以上