ベルギー政府への要望書

ベ ルギー連邦政府
厚生大臣様

私は2014年5月12日にベルギー政府が発行したホメオパシー療法を規則化する勅令について以下の点について改善することを要望します。
要望することにチェックを入れてください。

①ホメオパシー療法を行なう者は、医師、歯科医、助産師でなければならないとなっていますが、ホメオパシーの学校でホメオパシー医学を修得 し、ホメオパスとしての活動するために必要な知識と技能が十分と認められた者(たとえば国家試験制度にして合格した者)は、誰でもこれを職業とすることができるという内容に変更することを要望します。
※理由などコメントのある人はお願いします
 
②ホメオパシー療法は、医師法に制定されている医業の補完的ツールとしてのみ使用する事ができるとなっていますが、この制限をとることを要望します。
※理由などコメントのある人はお願いします
 
③EBMによって効果が証明されている症状にのみホメオパシーを使うことを許可していますが、この制限をとることを要望します。
※理由などコメントのある人はお願いします

私は2014年5月12日にベルギー政府が発行したホメオパシー療法を規則化する勅令に付帯する以下の点について改善することを要望します。
要望することにチェックを入れてください。

④今回の勅令を受けてベルギーの約400名ほどいるホメオパスたちは突然職業を奪われ、一切のサポートもなく路頭に迷っている状態です。上記のホメオパシー療法を規制化する勅令を見直し改善するまでの間、400名ほどいるホメオパスたちがホメオパスとして活動できるような救済措置を講ずることを要望します。
※理由などコメントのある人はお願いします
 
⑤加えて、これらのホメオパスたち のクライアントは突然治療を受ける機会を奪われ、困惑している状態です。上記のホメオパシー療法を規制化する勅令を改善するまでの間、そ のクライアントがホメオパスによるホメオパシー療法を受ける機会を得られるような救済措置を講ずることを要望します。
※理由などコメントのある人はお願いします
 
⑥KCEのディレクター(医師)は、「ホメオパシーに対する分析結果は……ホメオパシーは作用しない。プラセボ効果しかない」と言いました。 しかし、ホメオパシーの効果がプラセボでないことは動物や植物、あるいは赤ん坊への劇的な効果を見れば一目瞭然であります。レメディーの多人数のプルービング結果からもレメディーが人間に何らかの作用を及ぼしていることは明白です。KCEのディレクター(医師)がどのような実験をして「ホメオパシーは作用しない。プラセボ効果しかない」と結論付けたのかを公開することを要望します。
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⑦KCEのディレクター(医師)は、「患者の病気がアロパシー治療を行なう事無しに死に至らせることは無いと決定するための正しい診断が医師でないホメオパスにできないので、医師でないホメオパスによって患者が治療されるのは大変危険である」と言いました。死に至らせることは無いと決定するための正しい診断は、検査結果によるところが大きいものです。逆に考えると検査をし、信頼ある診断結果を下せる医師の診断を受けて、死に至る病状ではないことが明らかになった患者であれば、医師、歯科医、助産師でなくてもホメオパシー治療して問題ないと言えます。したがってこのKCEのディレクター(医師)の発言の撤回を要望します。
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⑧ベルギーの大学の学部長達は、大学でホメオパシーコースを開始する意向はないと表明しています。これは上記KCEのディレクター(医師)の発言の影響と考えますが、上記の通りこのKCEのディレクター(医師)の分析結果自体、信憑性が低いと考えています。再度公正な分析をし、ベルギーの大学の学部長達が大学でホメオパシーコースの開設を検討してもらえるような状況になることを要望します。
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⑨医師、歯科医、助産師以外の者がホメオパシー療法を行うことはできないという勅令を受けて、ホメオパシーを専門的に教えるホメオパシーの学校は閉鎖に追い込まれる可能性が高いと考えます。そうなるとホメオパシーを専門的に学ぶこともできなくなり、本当に医師、歯科医、助産師が補助的にホメオパシーを使う程度になってしまう状況になってしまうと考えます。これではベルギー国民がホメオパシーの恩恵に与ることができなくなり、ベルギー国民のためにもなりません。
そもそもスイス、ポルトガル、オランダ、ドイツ、イギリスなどでは、医学学位を持たずに医療職業として、ホメオパシーは実践されています。それはアロパシー医学(現代医学)とホメオパシー医学の治療方法が全く異なるものであり、それぞれの専門性が高いからです。専門家が専門の治療を行う、これは当たり前のことであります。
有能なホメオパスを育成するためにも、ホメオパシーを専門的に教えるホメオパシーの学校が存続できるよう要望します。
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⑩ホメオパシー委員会は、KCEの分析結果に従いましたが、ホメオパシー委員会は、民主的に制定されているとは言えないと考えます。最も重要である、患者や国民からの適切な代表者も含まれていません。メンバー構成は、9名の医師と1名の医師でないホメオパスからなっていました。ホメオパシー委員会を公正な議論ができるようなメンバー構成にし、再度議論することを要望します。
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⑪ホメオパシーはクライアントに個別化してレメディーが選択されます。同じかぜのような症状でも一人一人基調が違っていたり、症状の特徴が違っていたりします。したがって単純にかぜにはこのレメディーというように一意的にレメディーが決まるわけではなく、現在のEBMフレームワークにフィットしない医学であることは明白です。まして難病であればなおさらです。治るか治らないかはホメオパスの手腕によるところが大きいということです。この観点から言うならば、能力の高い医師でないホメオパスの活動を禁止し、ホメオパシー治療において十分な教育と経験を積んでいない可能性のある医師などに無条件にホメオパシー治療の許可を与えることは本末転倒ではないかと考えます。この点について熟慮することを要望します。
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⑫ホメオパシー治療を行うことができる範囲をEBMによって効果が証明されているものに限定することは、ホメオパシー療法の可能性を閉ざすことになり、それはつまり患者が治癒する可能性を閉ざすことになります。実際、由井の発達障害の患者をはじめ、自己免疫疾患など現代医学で治癒 不可能な病気がホメオパシーで目覚ましい改善を示しています。上述した通り、これもまた、国民がホメオパシー治療を選択する自由を奪うものであり問題であると考えます。もし制限するとしたらホメオパスの技量を見極め、能力の低い人に対して制限をかけるようなシステム作りをすることを要望します。
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⑬EBMで証明された症状だけにホメオパシーの使用可能となると、予防医学としてのホメオパシーの真価が発揮できなくなってしまいます。明確な症状が出る前に、なんとなくだるいとか、気力がないという状態があったります。このような未病の対処にホメオパシーはとても有効なツールです。それはホメオパシーのレメディーが抑圧した心や感情と共鳴し、解決へと導く働きがあるからです。ショック(トラウマ)やストレスを早め に解放するためにもホメオパシーはとても有効です。この点からもEBMで証明された症状だけにホメオパシーの使用を限定することを撤回することを要望します。
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⑭ホメオパシーは文字通り感染症予防に有効なツールであります。これはキューバの国の研究機関による調査結果やインド、ブラジルでの調査結果からも明白です。このようなワクチンに代わる感染症予防としてホメオパシーのレメディーを使うことの可能性も閉ざしてしまうことになります。この点からもEBMで証明された症状だけにホメオパシーの使用を限定することを撤回することを要望します。
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⑮政府は民意を反映してものごとを決めていく立場にあります。今現在、医師でないホメオパスによるホメオパシー治療の恩恵を受けているたくさんの人々がいる以上、勅令を決定する前に、国民にホメオパシーの必要性やホメオパスの活動について意見を求めるなどの調査は不可欠と考えます が、それは行われていないようです。スイスでは、2005年にホメオパシーが公的な医療保険の適用から外されました。しかし代替療法を求めるスイス国民からは抗議の声が多くあがり、2009年に国民投票が行われました。その結果、ホメオパシーを含む5つの代替療法が憲法で「医療」として正式に認められることになった経緯があります。それは国民の67%の支持(反対15%)と全州の賛成という圧倒的多数で承認されたものです。この事例からも明らかなように、ベルギー政府の今回の決定とは裏腹に、ベルギー国民はホメオパシーの恩恵が受けられる機会が制限されることに反対している可能性があります。事態が大きくなる前に迅速に国民の意見を求める対応をすることを要望します。
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⑯ホメオパシーで病気が治癒した体験があればお書きください。
 
⑰ホメオパシーで病気を患っている人を治癒に導くことができた経験があればお書きください。
 
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