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3日目の様子

ホメオパシー国際チャリティーカンファレンス3日目。最終日の今日も、大勢の方々が詰めかけています。

午前

挨拶

「最終日を迎えられてうれしいです。強い力は自分の中にあります。自分の中にはポテンシャルがあります。それを開くかどうかは、自分自身です。今日も多くの発表者が希望を与える発表をしてくれると思います。私の後輩達には、切磋琢磨してどんどん頑張っていただきたいと思います。」

そして、恒例となった地球ボール。多くの方々の手によってサポートを受けた“地球”は壇上の由井会長の元へもどり、最終日の幕が開かれました。

学術大会における留意事項

JPHMA秋山弁護士から留意事項の説明がありました。

「昨日、一昨日も素晴らしい症例を見せていただきました。私達にホメオパシーを授けてくれたハーネマンは、一貫して、クライアントのために尽くしていたように、ホメオパシーの行為は愛の行為であり、私達は日々実践しています。今日も素晴らしい症例を目にできるであろうことを期待します」

発表の前に、昨日のカンファレンスのダイジェスト映像が流されました。来場者は、全国から集まっているので、3日間通して来られる方、1日だけ来られる方など様々。2日目に参加した人も参加していない人も、映像を楽しみ、拍手を送っていました。

山内知子氏 「尿管結石が排出でき手術を回避したケース」

山内知子ホメオパスによる発表は、尿管結石が排出された事例です。

クライアントの日ごろのストレスなどの状態、痛みが始まってから結石排出までのプロセス、結石の病理、「痛みの汪様」と言われるほどの痛みの激しさ、痛みの原因などが詳しく、わかりやすく説明され、非常に勉強になる内容でした。
結石の写真が出てきたときは、あまりの大きさに会場は大きくどよめきました。

小林眞理子氏 「3カ月間歩けなかった犬が1回の遠隔QX測定と修正後に歩いたケース」

小林眞理子ホメオパスによる発表は、QX-SCIOを使って改善した犬の2つの事例です。

ホメオパシーを動物に使用する場合、QX-SCIOによる測定と修正がよく併用されますが、どのように併用するのかがよくわかる発表でした。
また、犬の写真やレントゲン写真、DVD映像もあり、犬の症状が改善するプロセスがよくわかりました。ポメラニアンが段差も気にせず元気に歩いている姿を見て、会場から笑みがこぼれました。

最後に発表者からホメオパシーを創ったハーネマンとQX-SCIOを開発したビル・ネルソン氏への感謝が述べられました。

安田真美野氏、太田和誠氏、太田和景子氏 「酪農におけるホメオパシーのアプローチ」

酪農にホメオパシーを使用している安田真美野ホメオパスと太田和牧場の方の発表です。

牧場の牛にホメオパシーを使用している事例で、牧場の管理者とホメオパスが連携し、牛たちの日々のケアにホメオパシーを活用し、健康管理に成功している画期的な発表でした。言葉を話さないウシたちに対する太田和牧場の方の細やかな観察と、ウシ達の免疫力を高めるための日ごろのご苦労に、会場からため息がこぼれました。

片桐航氏 「発達障害:歩けない児童がBellで歩けるようになったケース」

片桐航ホメオパスによる発表は、歩けなかった発達障害児の症状が改善した事例です。

片桐ホメオパスは、発達障害児の臨床経験が数多くあり、説得力がある発表でした。また、発達障害児を持つご家族のご苦労に対する理解も伝わってくる内容でした。

DVDの映像ではっきりわかるほど明らかな改善があり、会場からは大きなどよめきが起こりました。

麻野輝恵氏 「膿で抑圧を排出したケース」

麻野輝恵ホメオパスによる発表は、膿を排出することによって湿疹が改善した事例です。

手足の湿疹の写真が非常に豊富で、目で見てよくわかる発表でした。発熱や膿などの症状は、薬で抑圧されることが多いのですが、ホメオパシーでは、これらの症状は、体内毒素の排出・浄化のために生じるものであると考えます。こうした排出の後に病気が改善するので、これらが体の病気に対する正常な反応であることがよくわかります。

麻野ホメオパスもクライアントも、改善するために、根気強く取り組んだことが伝わってくる発表でした。

堀田峰雄氏 「セックス意識とホメオパシーの関連性−リウマチ様症状が改善したケース−」

堀田峰雄ホメオパスによる発表は、セックス意識の問題とリウマチ様症状という心身の症状を改善した事例です。

インドのアーユルヴェーダでは、体だけではなく心の健康も非常に大事だということ。また、そのためにセックスも非常に重要な要素であると考えているそうです。この事例では、アーユルヴェーダで言われていることと同様に、セックスに対する意識が、体にも大きな影響を及ぼすことがあるということ。セックスに対する意識の根底には、インナーチャイルドがあること。また、ホメオパシーが心と身体に有効であることがよくわかる内容でした。

酒向猛氏 「癌治療の現状と今後の展望」

医学博士であり、医療法人恵仁会 セントマーガレット病院の外科医である酒向猛氏。今回は「癌治療の現状と今後の展望」と題した発表でした。

始めに、現代医学のこれまでの歴史と成果が説明されました。特に医薬品と検査機器・検査方法の発達によって、癌の早期発見・治療が可能になりました。

しかし、現代医学でも、難しいのが進行した癌の治療。現在の日本では、約2人に1人が癌に罹り、3人に1人が癌で死亡しています。現代医学では、癌の原因も不明ですし、根本治療もできないのが現状です。アメリカでの死因の第3位が、薬の副作用や治療上の失敗など「医療」だという統計が紹介され、会場は、ショックを受けていました。

また、代替療法や食事療法について紹介する様々な書籍も紹介されていました。様々な視点から、癌治療の問題点を鋭く指摘。医療費高騰などの問題から、代替療法を積極的に取り入れ、統合医療を推進していくべきとして、会場から大きな拍手がわき起こっていました。

午後

永田雅秀氏、鎌田雅秀華氏 「箏曲演奏」

各日の昼休みに、日本の伝統芸能を紹介するアトラクションがありましたが、最終日は、永田雅秀先生と鎌田雅秀華先生による箏の演奏です。
「千鳥」「春の海」「桜」の3曲が演奏されました。

曲の合間にも、箏の歴史や、箏の奏法など簡単な説明があり、海外からの来賓の方々は、興味深げに鑑賞。
会場から大きな拍手が送られました。

プラサンタ&プラティップ・バナジー氏 「腫瘍学に対するホメオパシーアプローチ」

インドの医師ホメオパスであり「バナジープロトコル」と呼ばれるホメオパシー治療メソッドを確立したプラサンタ&プラティップ・バナジー氏。

通常、ホメオパシーでは、一回のカウンセリングに一人1、2時間かかりますが、バナジー氏のバナジープロトコルでは、特定の病気に対して特定のレメディーを使用するため、カウンセリングの時間が短縮され、多くのクライアントに短時間で対応できます。
そのため、バナジー氏のクリニックでは、1日1500人のクライアントに対応しています。バナジープロトコルは、世界各国の代替療法(CAM)の世界で紹介され、成果を上げています。

今回は、バナジープロトコルで改善した例をいくつか紹介。対処方法は非常にわかりやすいものでした。

バナジー氏は、祖父の代からの医師。特に、貧しい患者のために、代々尽くしてこられました。こうした患者のための治療を、常に考えてきたからこそ、バナジープロトコルが生まれたという印象でした。

由井寅子氏 「三次元メソッド インナーチャイルドへのアプローチ」

心身の症状が改善していく中で、大きな問題となるのが「インナーチャイルド」。

気づかぬうちに、心身を蝕んでいるインナーチャイルドに、クライアント自身が気づき、これを癒す必要があります。由井会長は、クライアントのインナーチャイルドを癒すためには、レメディーだけではなく、「言葉のレメディー」が必要だと言います。

「自分を粗末にしないことだ。自分を粗末にしなくなったら、人からも粗末にされなくなるだろう。これ以上、自分をいじめないようにしなくては・・・」
「泣いたっていいんだ。仕事なんてできなくていいんだ。人に迷惑かけてもいいじゃないか。頑張ってきたんだから」

実際の相談会の映像で、由井会長の「言葉のレメディー」に、クライアントが涙を流し、みるみる変わっていく様子がわかりました。
ホメオパシーには、思いやりと愛が必要です。

カンファレンス最後の発表に相応しく、由井会長の発表は、会場中に大きな感動を与えました。

国際フォーラム

由井会長と来賓の方々より、今回3日間を通しての感想とさらなる皆さまからの提案なども含めて発言していただきました。

どの方からも聞かれたのは「3日間とても楽しく、多くを学ぶことができた」ということでした。
また、ホメオパシーのこれからの目標や課題も明確に見えてきました。

さまざまな来賓の方よりお言葉をいただきました。その中でストットラー氏の発言を紹介します。
「今回のカンファレンスで一番大きく印象に残ったのは、愛だった。愛によって、ホメオパスとして人間として向上していけると思う。」
この言葉に要約されるように、今回のカンファレンスは様々な場面で愛を感じることができた貴重な機会でした。

そして皆さんから、ホメオパシーの今後の可能性と、日本のホメオパシーの発展を期待するようなコメントをいただきました。

総評

由井会長に、大きな労いの拍手が会場から贈られました。

「震災があって、このカンファレンスを開催するかどうか迷いました。でも、皆さんのサポートあって、ここまでのことができました。3日間パーフェクトでした。また来年も、『愛』と『和』をテーマにコングレスを開きたいと思います。皆さん本当にお疲れ様でした!ありがとうございました!」

会場が大きな拍手に包まれました。

閉会の辞

宮崎理事の閉会の言葉で、締めくくられました。

「まだまだ終わりたくないですが、多くの方々に集まっていただいて本当にありがとうございました。ホメオパスの歌を歌いながら、涙が出てきました。今までの苦労が思い出されるかのようでした。会長、本当に良かったですね。皆さん、ホメのためにこうやって集まりました。本当に素晴らしいと思います。震災でさえ、私達に大きなことを教え、与えてくれているのだと思います。ホメオパシーをこれからも大きく広げていけるのではないでしょうか。魂に響く3日間だったのではないでしょうか。これでカンファレンスを閉会いたします」

閉会後も、会長や来賓を囲んで、感謝を伝える人々が絶え間なく訪れ、今回のカンファレンスが間違いなく成功したことを強く印象づけていました。

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