2012年9月29日 1日目 午前の様子

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日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)による学術大会「JPHMAコングレス」。13回目の今年は、東京神田の「ベルサール神田」で開催されました。 今回は、札幌・名古屋・大阪・福岡(※沖縄会場は台風の影響で停電となり中継は中止となりました)の各拠点に、会場の模様を同時中継。本会場になかなか足を運べない方々にもお楽しみいただけるようになっています。 テーマは「ホメオパシーはメタサイエンス」。今回は、ホメオパシーの今後の希望と可能性を感じさせるプログラムが用意されています。

 

開会宣言

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まずは、秦昭二理事による開会宣言で始まりました。 「ようこそJPHMAコングレスへ。今年はサミュエル・ハーネマン先生がホメオパシーを誕生させて222年目となります。現在、全世界で10億人がホメオパシーを使うまでになりました。日本でも、由井寅子会長が日本にホメオパシーを広め、多くの方々が愛用しています。ホメオパシーは、自己治癒力を触発することによって、その人本来の生き方を取り戻すことのできる素晴らしい療法です。今年もホメオパシーの学術大会が、こうして盛大に開催できたことを嬉しく思います」

 

諸注意

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続いて、国歌斉唱の後、秋山佳胤弁護士による諸注意がありました。 「学問の自由、表現の自由は憲法において保障されている権利。この権利は、私たちが幸せになるためのものです。 今回のテーマは『ホメオパシーはメタサイエンス』。多くの日本人は、目に見えないものを古来から大切にしてきた民族ではないでしょうか。今回のコングレスでは、目に見えないものを探求してきた方々による発表が数多くあります。これからの素晴らしい成果発表を楽しみにしています」

 

JPHMAの歩み(DVD)

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JPHMAでは、ホメオパシーを通して東日本大震災での被災地支援をしています。ここで、その支援活動の映像が公開されました。 由井会長を始めとした、JPHMA会員による東北での支援活動、講演会。会場の皆さんは、食い入るように見つめていました。

  

大会長挨拶

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続いて、由井寅子大会長による大会長挨拶です。 「本日は多くの皆様にお集りいただきましてありがとうございます。ホメオパシーは、目に見えないものを扱う療法。そのため、懐疑的に見られてきましたが、多くの方々の支持があって、ホメオパシーは、世界的に長らく愛用され、大きく成長してきました。
震災によって2万人以上の方々が亡くなりました。そのことで、なんとかしなければならないという気持ちがグっと湧きあがってきたのです。こうした方々のためにも、これからの日本をよりよいものにしていかなければなりません。そのためにも、ホメオパシーをしっかり支えていかなければなりません」
そして、恒例となった、大きな地球のボールが、会場中で跳ね回りました。

 

JPHMA認定ホメオパスによる治癒症例発表:
上田尚美氏 「20年来の片頭痛と長年の極度の不安が改善したケース」

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トップバッターは、鹿児島の上田尚美ホメオパスによる、片頭痛と不安が改善したケースの発表です。 クライアントの主訴・性格・病歴などの分析から、ホメオパシーが身体症状だけではなく精神症状や霊的な問題にも対処する療法であることが、初めての方にもおわかりいただけたと思います。 「幸せはいつまでも続かない」と思いこんでいたクライアントが、ホメオパシーを通じて、自分の幼少期のインナーチャイルドに気づき、精神的に大きく改善。「気づけばラクになっていた」というのが、ホメオパシー療法の醍醐味であると結んでいました。

 

JPHMA認定ホメオパスによる治癒症例発表:
松尾敬子氏 「23年間続いた甲状腺機能亢進症(バセドウ氏病)が改善したケース」

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CHhomで講師を務めている松尾敬子ホメオパスによる発表は、甲状腺機能亢進症の改善ケースです。 クライアントの具体的な検査数値の経過・変化と、症状部位の写真によって、ホメオパシーによる大きな改善と変化が明確にわかる発表でした。 このクライアントの甲状腺の検査数値は、今でも正常値を保っています。

 

JPHMA認定ホメオパスによる治癒症例発表:
島倉和歌子氏 「震災後の福島における人々の不安と恐怖の状況と対応」

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昨年3月11日に発生した、東日本大震災と、それに続く原子力発電所の事故。震災発生から今日までに起こった、島倉和歌子ホメオパス自身の様々な変化、混乱、葛藤、気づきについて報告されました。 QX-SCIOからの「恐怖心は、あなた自身を守るためのものであり、あなたを支配するものではない」という深いメッセージ。その気づきから恐怖心を愛と感謝に置き換え、無数の生命達による無償の愛に気づいたホメオパスは、原発に感謝することさえできたと言います。涙を交えた感動的な発表に、会場は、大きな拍手で包みました。

 

飯島秀行氏 「これからの科学は生命学 ~フリーエネルギーの基本について~」

Iijima 一般財団法人テネモス国際環境研究会理事長 飯島秀行氏によるフリーエネルギーについての発表です。フリーエネルギーについて、図を交えながら説明していただきました。 「フリーエネルギーとは生命。生命は、法則であり、永続性・無限性がある。人間も本来フリーエネルギー。しかし、「有限だ」という意識が、永続性・無限性を阻んでいる。 人間の意識が結果を決める。多くの人は、物質的・有限的なものばかりを求める。その結果、この社会の問題が生み出されている。人間は、もっと意識を無限なものに向けなければならない。まずは、意識を変える必要がある。これからの社会、地球を決めるのは、これからの私たちの意識である。」

 

認定証授与式&記念撮影

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JPHMAでは、ホメオパス認定試験の合格者をJPHMAホメオパスとして認定しています。この1年で、新たに、76名のJPHMA認定ホメオパス、11名のJPHMA認定アニマルホメオパス、39名の一般財団法人日本ホメオパシー財団認定ファミリーホメオパスが誕生。通算で、600名を超えるホメオパスが日本に存在していることになります。 今回の認定者を代表して、福岡成海さんが由井寅子JPHMA会長より認定証を授与されました。 「先輩の認定ホメオパスの方々が登壇した時、人ごとのように見ていましたが、今回こうして自分が登壇してみて、ホメオパシーを支えていくという新たな責任に目覚めました。なんだかんだいっても、私はこの学校とホメオパシーが大好きなんだと思います。これからもずっと、ホメオパシーを勉強し、実践していきたいと思います」 由井会長からもメッセージがありました。 「ホメオパシーを批判する人がいる一方で、ホメオパシーを強く希望している方々も必ずいます。これからのホメオパシーは、あなた方の力にかかっています!」 最後に全員で記念撮影。バンザイ三唱で授与式が終了しました。

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症例発表:JPHMA認定ホメオパス治癒症例ポスター発表

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別のブースでは、講演だけではなく、全国の認定ホメオパスによる改善事例の展示が行われています。今回は、特に、今年から誕生したファミリーホメオパスによる展示が目立っていました。レメディーのホームキットだけでも、症状がかなり改善することがよくわかります。 また、ここ数年導入されている「TBR(ボーニングハウゼンのレパートリー)」によって、改善率も大きく上がっています。発表者の前には人だかりができ、興味深く聞き入っていました。

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