2012年9月30日 2日目 午前の様子

Morning

昨日と同じく、晴天に恵まれた東京会場。コングレス2日目が始まりました。まず、1日目に続いて秋山弁護士の諸注意がありました。「1日目の皆さんの発表は大変素晴らしいものでした。表現の自由は、日本国憲法において保障されているものです。2日目の発表も楽しみにしています」

大会長挨拶

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1日目と同じく、由井寅子大会長より挨拶がありました。「おはようございます。2日目の今日も多くのメタサイエンティストが講演してくださいます。今回のコングレスで講演してくださっている方々は、私が自然農を始めたことから集まった方々が多いのです。「ホメオパシー」は、なかなか一般的に認められませんが、「自然農」には、皆さん、大変興味を持ってくださいます。まず、自然農に興味を持っていただいて、ホメオパシーのことを知ってくださると嬉しいです。昨日のコングレスのアンケートの中に「若い人がなぜホメオパシーを好きなのかわかった」というものがありました。若い人に共通しているのは「子供を持っていること」。子供を持つことで、ホメオパシーが良いもので、体に必要だということを体感するからではないかと思います。2日目も皆で盛り上げていきましょう!」そして、恒例となった大きな地球のボールが登場。会場を一つにすべく跳ね回りました。

高橋正好氏 「極微小の世界 ~小さな気泡の不思議~」

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独立行政法人 産業技術総合研究所 工学博士 高橋正好氏による発表は、微小気泡、マイクロバブルとナノバブルの研究についてでした。直径がマイクロメートル単位のマイクロバブルは、有害物質を分解する性質が解明されており、排水処理などで実用化されています。その具体的な技術や原理の説明をしていただきました。さらに細かいナノメートル単位のナノバブルについては、まだ原理は解明されていないものの、ナノバブルの水槽で淡水魚と海水魚が共存できたり、凍ったカキが再生したりする不思議な作用があります。この作用を、動脈硬化の予防や、院内感染対策、無農薬農業への使用などに応用できないか、現在、高橋先生が研究なさっている内容についてお教えいただきました。ナノバブルの生成過程は、まさに、ホメオパシーの「希釈震盪」の原理に通じるものと思われます。レメディーの作用は、希釈震盪の際に発生するナノバブルによるものなのかもしれません。今後さらなる解明が進むことを期待したいと思います。

JPHMA認定ホメオパスによる治癒症例発表:
麻野輝恵氏 「10年間原因不明の胃腸の問題を、SCIOからのメッセージによって治癒に導いたケース」

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日本ホメオパシーセンター大阪本部センター長でCHhom講師でもある麻野輝恵ホメオパスによるQX-SCIOを用いた症例の発表です。 QX-SCIOとはホメオパシー理論をベースに開発された生体エネルギーなどを測定する装置のこと。QX-SCIOを併用したホメオパシー相談会もよく行われます。紹介されたのは、胃の不調に悩まされる男性の症例でしたが、サルモネラ菌の問題がQX-SCIOで確認されました。そこで、そのための処方をしたところ、改善したとのことです。 QX-SCIOは、通常の医療検査でもわからない、また、本人でも気づいていない問題をピックアップすることができます。「目に見えない」問題にも対処できるQX-SCIOの有効性を改めて確認できました。

JPHMA認定ホメオパスによる治癒症例発表:
北村真紀子氏 「10年来の頭痛と不妊の問題が改善し、妊娠したケース」

Kitakura 日本ホメオパシーセンター名古屋本部の北村真紀子ホメオパスによる発表は、30代女性の症例です。最初の主訴が頭痛でしたが、2回目からは、不妊の問題にも同時に対処することになりました。抗カンジダダイエットも併用して取り組んだところ、頭痛もなくなり、子宮頸部異種細胞も正常になり、無事妊娠。気持も前向きになったそうです。様々な問題に同時に対処できるホメオパシーの症例でした。

JPHMA認定ホメオパスによる治癒症例発表:
奥敬子 氏 「 7年間ステロイドを使用したアトピーが7カ月で治癒したケース ―治癒に向けての両親の気づきの重要性―」

Oku_2 日本ホメオパシーセンター大阪本部の奥敬子ホメオパスによる発表は、アトピーの男児の症例です。ホメオパシーによる改善の過程で、皮膚症状や感情の排出が起こり、母親も彼の本当の気持ちに気づくことができたそうです。また、イメージ療法をしたところ、「イヤなバイ菌だと思ってたら違った。天使だった」「僕のアトピーは罰ではなくてプレゼントだったんだ」という本人の気づきがあったとのこと。「症状はありがたい」ということを改めて認識の重要性。そして、子供本人だけではなく、両親が自分の心と向き合ったことで相乗効果が生まれたこと。イメージ療法によってさまざまな気づきがあったことが改善に結びついたのだと考察されています。

体験談発表:
田口 晃氏 「ホメオパシーを家族で使ってみて」

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ホメオパシーとらのこ会員 田口晃さんによる体験談です。生まれたばかりの息子さんがアレルギーで、何とかしたいと思っていたところ、友人からホメオパシーを紹介され、家族全員でのホメオパシーライフが始まったとのこと。ホメオパスとも相談しながら、セルフケアでも対処。今では、息子さんのアレルギーもなくなり、元気に過ごしているそうです。クライアントにとっては、ホメオパシーが科学的かどうかは関係ない。「健康になるかどうか」が何より大切。これからもホメオパシーを使っていきたいと、力強く結んでいました。

由井寅子氏 「目に見えないものに助けられて・・・その症例集 Part2」
長い間、アトピーに苦しむ子供達が頑張ったケース、罪悪感、無力感を乗り越えたケース、目に見えない力の自己治癒力があったからこそ治って行った

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1日目に引き続き、由井寅子大会長による症例の発表です。水疱瘡の男児や、アトピーの男児・女児の改善例を通し、薬による抑圧を解放して、体内の老廃物を出し切ることの大切さが重要であることが、映像でよく理解できます。また、どうにかして子供を健康にしたいと思う両親の気持ちが、強く伝わってきました。最後は、生きる希望を失っていた50代の女性が、自分の内にあるインナーチャイルドに気づき、みるみる自信を取り戻していく症例でした。子供の頃の未解決な感情がインナーチャイルドを作り、心身を蝕んでいたこと。そして、インナーチャイルドを解放することで、大きな変化が起こることが、クライアントの声の力強さからも感じられました。これらの症例で使われた由井会長の禅メソッドは、心・体・魂を三位一体で癒やす方法。症状改善の大きな可能性があり、世界的にも注目されているメソッドです。多くの人がホメオパシーを使って健康になることを望んでいます。そして、多くの人が薬害やインナーチャイルドを解放して、健康になってほしいと、由井会長は願っています。

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