金 万里世(きむ まりよ)

JPHMA認定ホメオパスNo.0712
RAH 12期

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「乳児湿疹のケース」

今回のケースは、薬害のない乳児の湿疹のケースです。母親も相談会を妊娠前からしており、父親もレメディを摂っていたので、湿疹には無縁と思われた乳児でしたが、何らかの排毒が生後4か月から始まり、湿疹が思ったよりひどくなりました。本人の薬害だけでなく両親から受け継がれた薬害や、妊娠中の食べ物も誘因の一つだったと考えられます。しかし、薬害がないだけ、1歳までの排毒で湿疹もきれいになったと考えれます。

レメディを摂るだけでなく、やはり基本的な食事、運動、睡眠は健康維持にとても大切だと教えられたケースでもありました。

乳児湿疹のケース_01

乳児湿疹のケース_02

【考察】

ホメオパシー健康相談では、赤ちゃんの湿疹の出方や赤ちゃん、両親の薬歴、食生活などを考慮し、なぜ湿疹を出しているのかということに注目してレメディを選択します。この赤ちゃんの母親は甘いものが好きだったのと、カンジダを持っていたことに注目し、湿疹も真菌性のものとよく似ていたために、Bor,Bacのレメディを中心にMerc,Rhus-t,sepのレメディを与えることで、熱という症状を出しながら、次第に改善していきました。また、第一子の子育てで、精神不安定になっていた母親のケアも同時にしていくことで、母親の不安も改善するとともに、発疹も改善していきました。発疹を出すということは、体の老廃物を出すということでもあり、ときには、母親に構ってほしいという表現のときもあります。
症状を抑圧することなく、乳幼児を心身ともに健康へ導いていくために、 ホメオパシーの役割はとても大切だと思います。

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