Dr. ジョージ・ディミトリアディス（オーストラリア）
第18回日本ホメオパシー医学協会（JPHMA）実行委員会 様
日本のホメオパシーが発展し続けており、この医学体系の種が由井寅子ホメオパシー博士によって、日本で大切に植えられ、愛情を注いで育てられ、今日私達が見る様に、こんなに早く、大きく育ったのを見るのは、この上なく幸せなことです。
私達のホメオパシー関係者を代表して、20歳の誕生日を迎え、成熟し始める段階に達したJPHMA。その誕生をもたらせた由井博士の貢献と不断の献身、そして、会員の皆様の誠実で責任をもって活動を続けてきたことを敬意をもって、心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。
JPHMA、お誕生日おめでとうございます。
歴史的節目である、この20周年記念コングレスの集まりをどうぞお楽しみ下さい。
世界中にいる皆さんの友人と仲間は、その場に参加はできませんが、共にお祝いしております。
あなたのホメオパシーの友
Dr. ジョージ・ディミトリアディス
JPHMA名誉会員
ハーネマン・インスティチュート・シドニー学長
ボーニン・ハウゼン・レパトリー（TBR）編集者
いっしょに添えられていたディミトリアディス氏からのメッセージ
素晴らしい知らせです － JPHMAとTorakoにとって節目となる画期的イベント
ダウン・アンダー（オーストラリア）からの手紙を添付します。
Torakoへ私からの個人的お祝いと、彼女の不断な活動への感謝をお伝え下さい。
彼女は「パワーハウス（エネルギーの源）」です。。。
Dr. ジョージ・ディミトリアディス プロフィール
オーストラリアのハーネマン・インスティチュート・シドニーの創設者/校長
ハーネマンの原点に戻り、ボーニングハウゼンのレパートリー（略称＝TBR）の編集を手がけるボーニングハウゼンメソッドの第一人者。CHhomでは、緻密に検証が繰り返され完成したディミトリアディスの英語版TBRから日本語訳したものをプロフェッショナルホメオパス養成コース用の標準教材（日本語版）として使用している。
一方でハーネマンが緻密に観察し書き残した「純粋マテリアメディカ」「慢性病論 マテリアメディカ」に収録されている膨大なマテリアメディカ（レメディーの症状像）」をCHhom（及び前身のRAH）ではドイツ語原典からの日本語訳に取り組んだ。CHhomでは,マテリアメディカ学習のテキストとしてこれを使っているが、ディミトリアディス氏のTBRとこのマテリアメディカを融合してホメオパスがパソコン上で自由に検索できるPC用TBRが完成、CHhom学生は学習時からこれを教材にケース演習などにも取り組めるようになった。またこの完成により、ホメオパシー健康相談中にPHMA認定ホメオパスがクライアントに必要なレメディーを割り出す際に、ハーネマンの観察に忠実なレメディーの症状像を確認しながら、ディミトリアディス氏が編纂したTBRのレパートライゼーションをその場で同時に行えるようになり、日本でのホメオパス処方の革命、ZENホメオパシー確立へ大きな貢献を果たす。
なお、2009年に京都国際会議場で開催された第10回JPHMAコングレスに海外来賓として来日し「ホメオパシーの科学性とその症例」をテーマに講演。コングレス終了後以下のコメントを残した。
「日本のホメオパシーはまだ若くて、歴史や知識の蓄積は浅い、しかし、このコングレスにはホメオパシーの可能性への挑戦への熱意が満ち溢れている。ここ まで会員が真剣に取り組んでいるホメオパシーの学術大会は、世界広しといえ どもないだろう。知識は補えるが熱意は補うことができない。会長、各メン バーの発表内容。講演内容もすばらしかった。日本が世界のホメオパシーを学術的に引っ張っていく予感を感じました。」
また、東日本大震災後に震災義捐を兼ねて、2011年10月に3日間にわたり開催された「JPHMAホメオパシー国際チャリティーカンファレンス・第12回JPHMAコングレス」には、福島原発事故を危惧して何人かの海外ホメオパスが来日を取りやめる中、オーストラリアから駆けつけてくれ、「類似への道」をテーマに来賓講演をいただきました。この国際チャリティーカンファレンスには、この他にも癌治療などでの応用で世界的にも注目されるバナジー・プロトコルを確立したインド人ホメオパスのプラサンタ＆プラティップ・バナジー父子、アメリカ人ホメオパスでホメオパシー的予防に取り組むケイト・バーチ、「予防接種は果たして有効か？」の名講義をRAHで行った英国人ホメオパスで生理化学者のトレバー・ガン、オランダ人ホメオパスでハーネマンの原点に還るホメオパシーを提唱、実践するエワルト・ストットラー、カナダからは、「ホメオパシ－ルネサンス」の著書でも知られZENホメオパシー確立にも大きな影響を与えたルディー・バースパーなど心あるホメオパスが駆けつけてくれた。
