現地時間10月27日夕方6時から英国下院で開かれた、ホメオパシーや補完代替医療を庇護している国会議員David Tredinnick氏主催のEuropean Health Legislation （欧州保健法令）に関する集会に、由井寅子JPHMA会長が出席いたしました。
ICHの書記官、スティーヴン・ゴードン氏が、ここ下院でホメオパシーの立場から発表を行うこととなり、日本のホメオパシー団体を代表してJPHMA会長として私、由井と、都築明美（JPHMA理事）と道繁良（JPHMA会員）といっしょに、英国国会での集会に参加させて頂きました。
今回の集会では、ハーブ協会、アーユルヴェーダ協会、アロマセラピー協会、ナチュラルサプリメント協会の方々と一緒に、欧州保健法令がどのように英国にインパクトを与えるのかに関して話し合いが持たれました。
何が素晴らしいかというと、英国では、国会の議員さんがホメオパシーを含め自然療法をとても良いと思ってくれていて、その上、国民が求めているこれらの療法を何とか残そうとしてくれていることが素晴らしい。そして、国会議員の方々が、各自然療法士を集め、厳しくなる一方の欧州の規則に関する意見を聞きながら、英国はどうすれば良いのか、また、ＥＵに入っていった場合、ＥＵの法令の中で、今まで通り自然療法を行っていけるのかを真剣に考えてくれていました。さらには、英国側の言い分をまとめて、レポートを出して頂けるようです。
やはり、英国は開かれていて、EC法令に従うかどうかを国が一方的に決めるのではなく、療法家の意見を聞きながら進めるやり方に、この英国の民主主義が生きていると思います。その上、インド人やアラビア人、そして私達日本人でも、この集会に入れて頂けた事も、大変寛大であると思うのです。
会議は2時間に及びましたが、最後に、これを主催した国会議員の方に「ホメオパシーや自然療法を庇護して頂き、ありがとうございます。私達は日本のホメオパスです。貴方のような方から大きな勇気を頂きました。」とお礼を申し上げました。そうしたら、逆に「ありがとう。」と日本語で返してくれました。
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