インフルエンザワクチン研究の第一人者トム・ジェファーソン医学博士は インフルエンザワクチンの有効性が未だに証明されていないとコメント

医学的研究を評価する最も権威のある国際的な非営利団体、CochraneCollaborationに10のインフルエンザレビューを執筆しており、イ ンフルエンザワクチン研究では世界でも第一人者とされているトム・ジェ ファーソン医学博士は、「季節インフルエンザワクチンが、特にお年寄りや子供において、何らかの有効性があるという証拠はまったくない。インフルエン ザ症例、死亡者、合併症が減少した証拠はない。」とコメントしました。
ま た、「豪州ではインフルエンザ(冬)のシーズンが終わったが131名の死亡 というのは2200万人のオーストラリアの人口を考慮して、例年に比べて特 筆すべきものでもない。」ともコメントしています。

「インフルエンザワクチンについても、これまでの詳細な研究結果からほとんど効果 が期待できないものである」ことを明らかにしています。そして米国の予防接 種キャンペーンがほとんどエビデンスもなしに行われていることを指摘し、特に2歳以下の子どもへの接種に対する安全性確認がなされていないことに強い 懸念を示しています。

また、高齢者の効果があるとされるエビデンスについても、1980年の高齢者の 20%がインフルエンザ予防接種を実施し、2001年にはその65%が接種を受ける ようになっても、高齢者のインフルエンザの死亡率はここ30年間で逆に微増 していていることからもほとんど効果がないと判断しています。また、二重盲 検査などワクチンの効果を図る調査が特に近年(この20年に1回実施)、ほとんど行われていない点に驚きを覚えているともコメントしています。

そして、FDA(米国食品安全局)が、4つの新型インフルエンザのワクチンを認可したが、その安全性と効果に関するエビデンスがほとんどないことに警告 を発しています。例えば、ギランバレー症候群は75万〜100万に1人起こ るようなものですが、たった240人の成人しか治験されていないということ です。そして、これらの治験者の1/3が本来は予防すべきインフルエンザ様 の症状(発熱、頭痛、のどの痛みなど)を呈していることも指摘し、そしてプラシーボが実施されていない点も指摘しています。

(米国ホメオパシーサイト情報から要約翻訳し 掲載)