海外学術研究

発表者名 由井 寅子
  日本ホメオパシー医学協会会長 /HMA認定No.490 名誉会員
  今日、日本国民が直面している病気は自己免疫疾患であります。それらはガン、膠原病、エイズ、メニエール症候群、潰瘍性大腸炎、アトピー、喘息、掌蹠膿疱症、無菌性髄膜炎など様々な病気の名前がついて、あたかも別のもののように表現されています。しかしこれら全体は自己免疫疾患という病気であり、排泄を止められたがゆえにバイタルフォースが傷つき、ある部分に疾患をつくり、なんとか治ろうと試みているが、自分では治すことができず、あわれにも毒が体内にとどまった結果、その毒をアタックしているのです。

私達はなぜこのようになってしまったのか?ありとあらゆる薬や予防接種、強壮剤、排泄の抑制剤などの異種療法によって出すことができなくなっているためです。心も日本の国ともども「世間」というしがらみの中で抑圧され、世間に適応し、泣くことも怒ることもままならないのです。

一人一人が自分自身を生きること、これこそが本当に生きることなのです。

湧き上がる感情をうまく排泄する、湧きあがった時に「なぜ自分はそのように感じるのか」と自分に問いかける時、子供時代に抑圧した感情が現れて来るでしょう。  病気が治りつつある時に最も抑圧した感情を表し治っていったのです。患者自身も無意識にその感情を閉ざしていたものが開く時、人は大きな変容を遂げるのです。私はそれを見るのが好きなので、ホメオパスを辞めないのです。
←back