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『ネイチャー』に掲載されたベンベニスト博士の論文

    について取り上げさせていただきます。
    (英語)
    Nature vol.333,June 1988,p816-818
    (日本語訳での説明)
    高度に希釈した抗IgE抗血清によって引き起こされる人の好塩基球の脱顆粒化
    (内容 【略】)

    RAH英国本校ホメオパシー体験談より抜粋
  • http://www.rah-uk.com/case/wforum.cgi?mode=allread&no=2329
  • タイトル : 先日、彼氏にホメオパシーはプラセボだ、科学的根拠がない。と言われ言い合いになりました。
    記事No : 2329
    投稿日 : 2008/10/10(Fri) 02:00
    投稿者 : 女性・34・世田谷区・とらのこ会

    先日、彼氏にホメオパシーはプラセボだ、科学的根拠がない。と言われ言い合いになりました。

    レメディに原物質が入っていない、それで効くわけがない、水の記憶はとんでも科学と言われる分野で、物理学者や科学者がそろって否定した事例である、と言われました。 でも私がホメオパシーを信じる根拠は、自分の身体の調子なんです。

    実際にレメディをとって、
    エイピスで蚊に刺された跡が速攻で消えたり
    ナックスボミカで二日酔いがすぐ治まったり
    親知らずの抜歯でカレンデュラ・ハイペリカム・アーニカで早送りみたいに傷が治ったりあと、インフルエンザの予防接種後に疲労感が抜けなかったり。 誰か他人に説得された訳でもないし、データを見せられたから信じた訳でもない。

    ただ、使ってみたら体に効いた。楽になった。すっきりした。だから信じたんです。

    ホメオパシーで言われる事は、世の中に一番出回っている西洋医学と正反対なのにいちいち納得、それも体感していて納得する事ばかりです。 これがプラセボなら、ホメオパシーはなんて素敵なプラセボなんだろう!とお礼を言いたいくらいです。 でも自分で実感しないと難しいみたいで、私がいくら体の調子がよくなったと言っても彼氏には理解できないようです。 私がそうであったように、自分の体で体感しないと彼も納得しないのだと思います。

    今は、薬を飲むなら砂糖玉で治った方が体に良いでしょう!と押し切っていますが(これについては彼も妙に納得しています) 階段から落ちた時、私がお見舞いに来てくれたから本当に痛みがなくなったよと言っていたけど、本当はアーニカが飲み物に入ってたんだよ、 ひどい日焼けで痛がっていたからカンサリスを寝ている時に口に入れたんだけど、翌朝もう全然平気と言っていたね、と 近いうちに真実を伝えようと思います(笑

    管理人
    貴重な体験談ありがとうございます。彼氏にちょっと事実誤認があるように思います。

    ホメオパシーはプラセボでもなければ(多少はあると思いますが)、科学的根拠もあります。水の記憶をトンデモ科学にしたのはもちろん意図的な策略と思いますが、それにいとも簡単に騙されてしまう人のなんと多いことか。もう少し科学的な態度をもっていたら(もう少し知性があったら)簡単に彼らの言うことを信じることはないはずなのですが……。

    科学的根拠に関しては1988年に有名なイギリスの科学雑誌ネイチャーに掲載されたベンベニスト博士の論文(『高希釈された抗血清中の抗免疫グロブリンE(抗IgE 抗体)によって誘発されるヒト好塩基球の脱顆粒化』ですでに水の記憶に関しては証明されています。すなわち科学的根拠があるのです。

    ベンベニスト博士がネイチャーに掲載された翌年、同じくネイチャーにベンベニスト博士の実験は幻だったとする反対論文が掲載されました。この論文が掲載されるに至った経緯、卑怯な手口などについては、ベンベニスト博士の遺稿となった『真実の告白──水の記憶事件のすべて』をお読みください。

    この本を読んだら、誰も水の記憶をトンデモ科学と言ったり、ベンベニスト博士を似非科学者と言えなくなるでしょう。反論できる人がいたらどうぞ反論してください、と言いたいです。

    物理学者や科学者がそろって否定したといいますが、超伝導体に関する研究でノーベル物理学賞を受賞したブライアン・ジョセフソン教授が、ベンベニスト博士を支持し、『水の記憶事件』の序文を書いています。

    1988年ネイチャーに発表される前に、イタリア(ミラノ)とカナダ(トロント)とイスラエル(テルアビブ)にある3つの研究所でベンベニスト博士の実験結果が再現されています。またフランスマルセイユのある研究所のアレルギー学の大家も肯定的な結果をベンベニスト博士に送ってきます。ですからネイチャーも論文掲載に踏み切ったのです。

    そもそもホメオパシーがインドの第一医学となっており、ヨーロッパ各国で非常に多くの医師がホメオパシー治療をしているという事実、それによって何万人という人が改善したという事実、毎日改善実績を蓄積しているという事実に対して、科学的根拠がないからインチキだとか、ホメオパシーが効くわけがないなどと恥ずかしくて言えないと思うのです。プラセボ効果の期待できない、動物、赤ちゃん、乳児にも劇的な変化を見ることもしばしばです。

    水分子は激しく運動しているので、記憶ができるわけがないなどという記述を見ることがあります。

    ミラノ大学の理論物理学者Emilio del Giudiceは、ミラノ大学の物理学者とともに、水がその構造を長期保持できる理由(すなわち、水が長期記憶を保持できる理由)を量子物理学的に明らかにしています。

    以前は、水素結合の力は弱くクラスターは不安定で絶え間なく崩壊と形成を繰り返していると考えられてきましたが、現在では、そういう無秩序な水の部分以外に、クリスタルのように秩序だっていて液晶化している水の部分が存在することがわかっています。この部分の水の水素結合は流動的な部分の水の20倍もしっかり結合していることがわかっています。由井先生は15年以上も前にビルネルソン博士から水の中には液晶構造が存在することを学んでいたというのは驚きます。

    結論から言うと水は、原物質の電磁的な振動情報を記憶保持できるということがわかっています。生体はそれを認識し反応していると考えられます。いずれにせよ、希釈振盪した水の中には原物質の痕跡がなんらかの形で残っており、それを生体は感知することができるということは確実に言えます。

    いずれにせよ、由井先生がいつも言われているように、今の科学で証明できないからと言って、非科学的であると批判する態度こそ、非科学的な態度であり、理論に合わない現象が観察されたら、それは既成の理論が間違えていたということであり、新しく観察された現象を含めて包括的に説明できる新しい理論が求められているということです。

    なんかお堅いお話になって恐縮です。

    「これがプラセボなら、ホメオパシーはなんて素敵なプラセボなんだろう!」こちらの路線も好きです。どんな病気もプラセボで治す時代がくるのも面白いです。

    英国政府、ホメオパシーに対するNHS(国民健康保険)適用続行を決定

    一部の日本に新聞報道等では、「英国国会の1委員会」で、ホメオパシー懐疑派 の議員が中心となって提出した報告を取り上げ、英国国会全体がホメオパシーを 否定し、NHS(英国国民健康保険サービス)がホメオパシーへの助成を中止した かのような報道がなされましたが、7月27日に英国政府は、英国下院の科学技 術委員会の勧告には非常に欠陥があったとし、ホメオパシーの国民健康保険サー ビス(NHS)適用を維持する事に決定しました。本件、ホメオパシー国際評議 会(ICH)のトップページに以下の文章が掲載されております。

  • http://www.homeopathy-ich.org/
  •  以下がその和訳となります
    (訳:The Japan Royal Academy of Homoeopathy英国本校スタッフ、CHhom監修)

    英国政府は、ホメオパシーのNHS(国民健康保険)適用続行を決定

    英国議会下院に提出された、科学技術委員会のホメオパシーに関する報告書に対して、英国政府の正式な対応が発表されました。

    英国政府は、患者が、十分な説明を受けた上で自分の治療法について選択することができ、家庭医が患者に代わって、複数の療法を選択する権利を持つべきであるという姿勢で回答しています。

    英国議会下院科学技術委員会は、3月、ひどく落ち度のある取調べの末、例えば、ロイヤル・ロンドン・ホメオパシック・ホスピタル(王立ロンドンホメオパシー病院)などの外来クリニックで適用されている国民健康保険(NHS)は、今後はホメオパシーには適用すべきではないと推奨しました。

    科学技術委員会の報告書では、ホメオパシーの有効性に関して証拠がないため、国民健康保険の適用をすべきでないというものでした。

    「国会議員によるホメオパシーの適用停止推奨」というような大見出しの下でPRされたその報告は、実は、これがたった一人のホメオパシーに懐疑的な国会議員に煽られて始められ、10名以下の国会議員によって実行に移され、最終的にはたったの3名(そのうちの2人は調査に参加したかどうかさえ分からない)の議員によって承認される、といった慌ただしい調査の結果でした。その懐疑的な国会議員は、5月の英国国会選挙で既に議席を失っています。

    この報告書に対して、政府の回答は、以下のようなものでした。

    「患者は、十分な説明を受けた上で自分の治療法を選択することができ、医師は、法律によって定められている規制と方針の枠組みの中で、特定の状況において、その患者に最も適切と思われる治療法を施す事ができるべきである。」

    さらに次のように述べています。

    「ホメオパシーに対する国民健康保険(NHS)適用を引き続き支持する私たちの立場として、ホメオパシーのような補完治療、代替療法を含む、どのような治療法が、患者にとって適切なのかを判断し、その上で提供するのに、最も相応しい立場にいるのは、ホワイトホール(英国政府)よりも、むしろ、各地のNHSと医師たちである、というものである。」

    政府の回答文書は、以下のウェブサイトに掲載されています。
  • http://www.dh.gov.uk/prod_consum_dh/groups/dh_digitalassets/@dh/@en/@ps/documents/digitalasset/dh_117811.pdf