■福島県福島市 会員からのお返事

由井先生、度々のあたたかいメール、そして、救援物資、レメディーをわざわざ
届けてくださったことに、心から心から、感謝しています。
このレメディーを待ち望んでいた方が本当にたくさんいました。
みんな、感謝の気持ちでいっぱいです。
由井先生からのメールも、悲しみと不安に落ち込んでいた方々と共有させていただきました。
先生からのエールに、みんなたくさんの勇気をもらい、生きる力がわいてきました。
友人は、未だ電気もガスも水道も出ない暗闇の中で、先生のメールを泣きながら読んでいたそうです。みんな同じです。
あたたかい支援や、エールをいただくたびに、本当にありがたく、胸が熱くなってきます。

福島第二原子力発電所は、私が中学時代を過ごした町にあります。
津波に襲われて、駅さえも流されてしまいました。
お互いに自分のこと以上に相手を案じ、命があったことを確認するたびに涙がこみ上げてきました。
今、その町は原発から近いため、町民全員が避難しています。
避難所では25歳以下のとくに女性に抗がん剤を飲まされたそうです。
避難所はごった返しで、逃げるためのガソリンもない状態です。
私の家にも、原発地区の方々が避難して来ました。

今は、みんな放射能の恐怖に怯えています。
福島市は盆地だからか、放射能がなかなか出ていかず、たまり場のように測定値が高い状態が続いています。
小学校は、児童の安全確保のために、卒業式も終業式も中止になりました。
友人たちも続々と他県へ避難しています。
「また会える日を楽しみにしてる」と、友人たちとの別れも、悲しくて涙ばかりがこぼれます。

先生からいただいた、水に対する対処方法で、みんな安堵していました。
本当にとてもありがたい情報です。
みんな玄米を炊き、豆を水に浸し、先生からのアドバイスを頼りに生きています。
支援でいただいたレメディーは、たくさんの方々に配ることが出来ました。
今までホメオパシーを知らなかった方々も、これで少しでも解毒できるならと、
レメディーを握り締めて感謝していました。
ホメオパシーがあって、本当に良かったと、みんな心から感謝しています。

先日、JPHMAのボランティアとお電話でお話をさせていただいた時、
とうとう言葉ではなく涙がとまらなくなりました。
なんとかしなくちゃ、子供を守らなければ、どうすれば良いの?いろんな気持ちで
心も体も緊張して固まっていたのが、声を聞いた瞬間に安心して、
すべてが開放され、緩み、感情が溢れてきました。
私は、こんなにも悲しかったんだと、初めて気づきました。

毎日の平和で、平凡で、当たり前の生活が、こんなにも幸せなことだったのかと、
地震前の日常の生活を思うたびに悲しくなります。
何気ない会話で笑い、泣き、食卓を囲み、学校に通い、友人に会い……
普通の生活って、こんなにもありがたいことだったのですね。

2月10日に、帝王切開で娘が生まれました。
以前に先生からキョウチクトウの話を講義の中で聴きました。
これから先何十年も何も育たないと言われていた広島の土地に、一番最初に芽を
出したのがキョウチクトウだと。
その話が心に響き、どんな困難な状況に打ちのめされても、
そこに新たな芽を出して生きていく力のすごさを感じ、この子にもそのような人生を生きて欲しいと
願い「芽生」(芽を出して生きる)と、名付けました。
地震以来、寒さとストレスからか嘔吐下痢を繰り返し、断水でお風呂にも入れなかったため、
お尻は火傷したように真っ赤に剥けてしまいました。
でも、こんな状況でも必死に「生きるために」生きる娘の姿は、私たちの希望です。

いろんな気持ちが交錯して、内容もめちゃくちゃですみません。。
今、心に思うことを書かせていただきました。

また、随時情報などをメールさせていただきたいと思います。

最後に、今回の地震、原発問題に対する大きな大きなご支援には、本当に感謝し尽くせません。
ホメオパシーの恩恵がたくさんの方々に行き渡ることを願って、
私に出来る限りのことを精一杯やっていきたいと思います。

心から、感謝をこめて、ありがとうございました。