■海外ホメオパシージャーナルに由井会長の災害活動紹介される

ARHジャーナルにて会長のカリンモント氏によって、このたびの日本の大震災に触れ、日本での由井会長の功績とそして、今回の地震の対応のすばらしさ、また、日本人対しての尊敬の意を伝える内容が紹介されました。

以下、和訳になります。



統制のとれた勇敢!

カリン・モントMARH, ARH会長

私がこの記事を書いている今(2011年3月14日)、日本は、マグニチュード9.0という、記録史上最も強力な地震を経験したところに居る。この地震は、福島の北東海岸線に損害を与えた破壊的津波の引き金となり、その津波は30フィート(14メートル以上)の高さで、時速500マイル(約800km)で進み、その土地を襲った。死亡者数は、既に何千名にも上がっており、約15,000人が行方不明と報告されている。余震は多くのエリアで続いており、今ではこれに追加される懸念事項は、日本の原子力発電所の少なくとも二つがメルトダウンする危険。主要大惨事に急速に変わってきており、その反動が世界中で感じ取られるだろう。
日本は、地震に慣れており、今までその効果が証明された基盤構造を建てている。
東京の超高層ビル、建物によっては40階以上のものは、地震の間、単に揺れてきしむ、という事実は、日本の建物の全体的質の高さを示している。
しかし、津波防護は別の話で、もっと予測がつきにくい事である。
東北の海岸に沿った全ての町は打ちのめされ、まるで今まで存在していなかったかのような地表へと破壊された。日本は、漁業に大きく頼っている国で、こんなに多くの海岸の破壊は、長期にわたる深刻な問題となるだろう。
多くのエリアでは、交通システムが混沌とし、何千何万もの群れが救済を展開し、この国は、放射能漏れ、電気配給、食糧不足、ホームレス、想像を絶する深い悲しみ、という真の脅威に直面せざるを得ない状況にいる。私の脳裏に焼きついた一つの映像は、あるスーパーマーケットの中で撮影されていたもの。全てのスタッフが、最も近い出口を探すのではなく、揺れる棚から物が落ちないように押さえている姿。これは、地震の間に自動的になされた定期演習と思うが、最も感銘を受けたのは、負け戦をするのが明らかである時でさえ、そのスタッフ達は、未だその責任を果たそうとした事であった。これは、行動における統制のとれた勇敢さで、この例から私達は学ぶものがある。

1か月も経たない、2011年2月22日、ニュージーランドのクライストチャーチでも地震があった。しかし、家を失うか個人的死別に留まり、その後のトラウマが少なく、日本ほど破壊的でなかった。また、これは、6か月の間にニュージーランドで経験された2番目の地震だった。自然は、確かに、落ち着きのないモードにいる様だ。
治療家として、私達は、ホメオパシーが、ショックやトラウマを助ける事より、自然災害の生存者を助けるパワフルな役目をする事を知っている。幸運な事に、ホメオパシーはニュージーランドでも日本でも既にしっかり確立されている。
約15年前、由井寅子氏は、成功したホメオパシー治療に続き、日本にホメオパシーをもたらし、日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)を設立した。日本へホメオパシーをもたらすという事は、多くの鍵となるホメオパシーの書籍を日本語に翻訳し、全国に養成コースを設立する事にあった。その結果、今では何百人もの資格をもったホメオパスが日本に居る。皆、クライアントのコンディションを治すと同様に自分のクライアントを教育する事に全力を傾けている。
由井氏と彼女の仲間達は、これから数カ月中に起こる極度な事、特にこの地震後の顕著な放射能漏れに彼らの勇気と焦点を当てるだろう。ARHは、ちょうど由井氏よりメッセージを受け取ったところ。
JPHMAチームは皆無事で、災害被害者達に無料レメディーを配給するのに多忙であるとの事であった。
正確なスタイルで、由井氏は処方を簡素化する為、二つの「コンビネーション」を作り上げた。
その一つは、ショックやPTSDへのもので、Aconite、Arnica、Arsenicumのコンビネーション。
もう一つは、放射能被曝に対するもので、Cadm-s、Sol、 Pluton、 Kali-iod、 Rad-brom、 Uran-nit、 Caesを含む。これは、私達の知っている‘クラシカルホメオパシー’ではない、しかし、このような極端な状況下に取り組むのに、確かに創造的なアプローチを示している。
由井氏は、革新者であり、私は、このような深くストレスのある間、人々を助ける彼女の経験から多くを学ぶであろう事に確信を持っている。私達は、自然災害を防ぐには無能である、しかし、私達自身の為に私達が破壊する事に制限をつけて助ける事ができる。私達ができる事は、人類に存在する多くの差異を受け入れ、敬意を払い、価値を見出す事をいとわずにする事。

。。。。中東の話題なので和訳省略。。。

今日、ホメオパシーが提供できる穏やかなヒーリングを世界中で切に必要としている何百人もの人々がいる。私達の会員を代表し、戦争や天災で苦しんでいる皆様へポジティブ思考をお送りしたい。日本の人々に対し、実際、私達は、精神的支援以上の事ができる。
2011年10月9〜10日、由井氏は、ホメオパシー国際評議会(ICH)と共同で国際カンファレンスをつくばで開催する。その時までには、日本への旅は安全になっていると仮定し、このイベントでの多くの国際的出席は、この国のホメオパシーを強化するだろう。これは、鼓舞し、忘れることのできないイベントになるだろう。JPHMAの私達の仲間をサポートする為、もしできるならば、どうぞご出席を。