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■東北災害支援報告 4月2日

7:00 「ガソリンがない!」
国見サービスエリアで給油しようとしたところ、わずかの差で売り切れ、菅生パーキングエリアでは、ガソリンスタンドは入口のずいぶん前から相当の行列です。また、これから宮城県にむかうプロパンガス満載のトラックも見られました。宮城県には、こういった燃料が必要なのだということがわかります。
また、現地の情報によると三陸海岸の地域では、震度4前後の余震が続いており、地元の避難無線により避難の連絡も入っている状況とのことです。


9:30 「呆然…」
津波の被害を受けた仙台市 若林区
堤防代わりの仙台東部有料道路を越えると、中はめちゃくちゃでした。
車の中にいるとあまり実感がないのですが、その場所に立つとただ悲しみが足から伝わってきました。

土地の浄化を撒布し、鎮魂を願います。

倒れた樹木といつまでも引かない水。どこから手を付けたらよいのでしょう。

おそらくこのあたりは田んぼだったのだと思いますが、それがわからないくらいに土砂が堆積し、どこにあったのかわからない松の木がなぎ倒され無造作に横たわっていました。

瓦礫の中のに崩れず残った神社。引きちぎられた平穏な日常。
道路上の瓦礫だけはきれいになっていました。
崩れた建物、傾いた建物が多数。
今はまだ、生命と希望が感じられませんが、これから芽吹かせていくことは必ずできると信じています。

これから、全国の皆さんからの義捐金を持って、宮城県庁に向かいます。

11:00 国有林の中に新しい町作りを
全国のJPHMA会員、ホメオパシーを大切に思う人々から集まった義捐金として、100万円の宮城県知事あての目録がJPHMA由井会長から宮城県災害対策本部の職員の方に手渡されました。


宮城県庁は大変立派な建物でした。
ご対応いただいた職員の方によると、免震構造になっているとのことで、建物はたいした被害はなかったそうですが、中の書類などは全部散乱して大変だったそうです。
仙台市中心部は建物の倒壊は、見る限りありませんでした。
今回の地震は、揺れよりもやはり津波の被害のほうがひどいようです。


13:10 私たちの同志同胞が皆、泣いていた
宮城県のJPHMA会員との感動の対面。
由井会長のメールに励まされ、「・・とらこ先生はじめ皆様に生きてあえる事をすごく楽しみにしてます。」と会員からのメールにもありました。これほど、実感したことはないでしょう。

このあと、宮城のみなさまとのふれあう会が始まります。

由井会長と仙台の皆様のふれあう会・講演会報告はこちら

17:45 ルート99 訪問
JPHMAの東北支援活動で中心的な役割を果たしてくださっている仙台長命ケ丘のルート99さんを訪問しました。

地震被災後は、正面のガラスが割れ、電気、水、ガスすべてが止まっていたそうで、薪ストーブのある1階のショップで寝泊まりしていたそうです。
現在も、ガスは復旧しないため、この薪ストーブを暖房として活用するだけでなく、お湯を沸かしたりなど活躍しているそうです。
まだ、ガラスは割れたままですが、しっかりと営業再開されていらっしゃいました。

薪ストーブが大活躍です。


日本ホメオパシーセンター仙台長命ケ丘センター長ルート99の高橋阿津子ホメオパス、スタッフの方と記念撮影。
仙台の拠点として活躍していただいた高橋ホメオパスに、由井会長とスタッフから拍手が送られました。

青森の会員の方から、ルート99さんへ支援物資を届けるのに役に立ったたくさんの郵便のエクスパック。
宅配便は届かずエクスパックだけは届く状況で、電池、カイロなど小分けにして送ってくださったそうです。
中には、生野菜を刻んでエクスパックに詰めておくってくださった方もいらっしゃったそうで、青森の方の熱い思いに大変感動した、とおっしゃっていました。


スタッフの方と、センター仙台長命ケ丘のルート99正面で記念撮影。
「がんばろう仙台!」


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