しかしその時までお願いだからそれを君の胸に締まっておいて欲しい。また私が大いに尊敬するジャー氏(Mr. Jahr)にも同じようにしてくれるよう頼んで欲しい。私は同時にそこで、軽率に選んだ2つのレメディーを組み合わせて使う処方の濫用全てに対して抗議し、また真剣に警告する。」(Heahl, Vol. II, p. 85) (強調は追加した)
このようにハーネマン自身コンビネーションを高く評価し、オルガノンの第五版に紹介しようとしていたのです。これが実現しなかった経緯についてはまた機会があれば紹介したいと思います。 Q.どうしてこのようにホメオパシーは危険であるという考えが広まってしまったのですか? A. もともとは『オルガノン』への理解のなさから、誤解から始まったと思いますが、ホメオパシーを一部の専門家だけが扱えるようにしたいという意図も、もしかしたらあったのかもしれません。