2014年10月31日

第15回JPHMAコングレス開催報告と御礼

2014年10月吉日

「今こそ、有事にそなえる 食、心、命
すべてにホメオパシー」
第15回JPHMAコングレス開催報告と御礼

大会長 由井 寅子



 10月18・19日、東商ホールで開催したコングレスは、お陰さまで、のべ千名のご参加いただき、大きな成功を収めることができました。今回は節目となる記念大会に相応しく、有事に備え、私たちの命を守る大事な情報とホメオパシー医学が持つ大きな可能性を共有できた最高の大会となりました。これも、日頃からホメオパシー、また、JPHMAの活動を様々な形でご支援いただいている皆さまのご厚情の賜物であり、大会長として、心より、深く御礼申し上げます。

「有事にそなえる 食、心、命 すべてにホメオパシー」

今大会のテーマは、「有事にそなえる 食、心、命 すべてにホメオパシー」でした。「有事」とは武力による戦争だけでなく、近年頻発する大災害、食、農の問題、医療の問題、心の危機や教育の問題、情報支配や経済危機など、私たちの「命」が直面している、またこれから直面するかもしれない様々な危機を想定したものです。そして大事なことは、「有事」への備えは、未来予測も含め、まずは正確な「情報」を知ることから始まります。そのため、来賓として、災害対策、歴史、情報などのスペシャリストの先生方である池田整治先生、小名木善行先生、田母神俊雄先生、プレイベントの内海聡先生を招き、それぞれ命を守るために知っておかなければならない大切な「情報」の公開となる素晴しい講演をいただきました。また、内なる有事でもある、命を守る医療については、統合医学を実践されている白川太郎先生、酒向猛先生を招き、医療の本質に迫る講演を聞かせていただきました。そして、私も食、心、命を守るために、皆さまに伝えたい「情報」をシェアさせていただきました。これらの情報を今大会で知ったが故に、有事に備えての心構えができ、具体的な対策につながるのではないかと思います。

 そして日本からは、JPHMAの認定会員が、現代西洋医学では難治とされる心と体の現代の難病などにも大きな成果を上げ国際的にも注目を集めている日本発の「ホメオパシーZENメソッド」での治癒ケースをステージで、ポスターで発表しました。自然農や安全な食へのホメオパシーの応用事例の発表と合わせ、素晴しいホメオパシーのエビデンスの公開となりました。また、東日本大震災、原発事故、そして医原病やインナーチャイルドなど、絶望とも言える危機を、ホメオパシーを使って乗り切ったJPHMA会員の発表は、大きな感動を与えました。私たちはこれから大変な出来事が起ころうと、ホメオパシー的生き方で乗り越えていけることを示す、希望を与える発表となりました。

JPHMA会員のホメオパスや学生による、心と体の病気をホメオパシーで治癒に導く素晴しい発表を聞き、これからの日本のホメオパシーを支える人材が続々と育っていることが実感され、大会長としてこんなに嬉しいことはありません。

日本のインドとのホメオパシーでの結びつき

 今大会開催にはホメオパシー大国インドと日本の強い結びつきを感じた大会でもありました。記念大会コングレス開催にはワドワ駐日インド大使からも祝辞をいただきました。アトラクションも、インド音楽を代表する弦楽器シタールと日本の心を伝える津軽三味線の感動的な演奏も行われ、そのアドリブの競演を聞き日本とインドが魂のルーツの部分でつながっているような感覚を覚え思わず涙がでました。

 そして、「バナジー・プロトコル」で現代の難病にも通用するホメオパシー・メソッドを確立し、私も尊敬してやまないインドのドクター・バナジー父子が今大会に駆けつけてくれました。昨年大会でインド政府ホメオパシー中央研究評議会のマンチャンダ長官が登壇発表されたのに続く2年連続でのインドからのコングレス来賓発表となりました。バナジー父子の発表では、政府が第一医学としてホメオパシーを積極的に推進するインド事情の公開を含め、難病におけるホメオパシー治癒のエビデンスを余すところなく公開してくれました。

 バナジー父子からは来日にあたって日本政府の統合医療関係者や学術関係者、メディアに、現代の難病における自分たちのホメオパシー治癒のエビデンスを公開することで、「ホメオパシーを非科学、有効でない、医療現場で使ってはならない」とする日本での誤った認識を正したいという申し出がありました。そしてJPHMAとの共同記者会見という形で実現できました。この記者会見を含め、大会長基調講演、バナジー父子学術発表、初日のパネルディスカッションがインターネットTVでライブ配信されYOUTUBEにアップされました。このようにホメオパシーの事実(エビンデンス)が広く公開されたことは、国民の健康や命よりもお金を優先する一部の日本の学術界やマスメディアによってもたらされた日本国内でのホメオパシーへの誤解を正すためにも大きな役割を果たしました。

 インドについては今後もJPHMAの日印の交流活動は続きます。昨年10月は日本から総勢70名でニューデリーを訪れ開催された第一回のJPHMA日印ホメオパシージョイント国際カンファレンスに続き、来年2月にはインド政府ホメオパシー中央研究評議会とJPHMA共同主催での第二回日印ホメオパシーカンファレンスが計画され、スクーリングツアーとして、来年も多くのJPHMAホメオパス、カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー(CHhom:シーエイチホム)学生、ホメオパシーとらのこ会員がインドを訪問します。
 今大会では突然職業を奪われたベルギーのホメオパスたちを救うための募金活動も行われましたが、日印に限らず、私たちJPHMAが世界のホメオパシーの仲間や同じ考え方をもつ人々と手をつなぎ合って、この自己治癒力を触発し自らが健康になっていく、この素晴しいホメオパシー療法を発展させていく役割を積極的に果たしていく時代に入ったことを実感します。

最後に

 ステージで発表されたご来賓の先生方や会員、そしてお集まりいただいた皆さまはもちろんのこと、実は、何カ月も前から、様々な準備を重ねて、裏方として今回の大会の成功を支えたスタッフや、前日準備や当日の運営をサポート、時間を割いて協力してくれた会員ボランティアの皆さま、ライブ配信にご協力いただいたPatch TVのスタッフの皆さま、そしてホメオパシーエビデンス 治癒症例の発表に協力いただいたクライアントの皆さま、この働きや協力なしに今大会の成功はあり得ませんでした。重ねて厚く御礼申し上げますとともに、今大会の成功を皆で喜びあいたいと思います。

万物生命、その存在自体に感謝し、命そのものを生きられんことを!
ホメオパシーに弥栄(いやさか)!

第15回JPHMAコングレス大会長
一般財団法人 日本ホメオパシー財団
日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)
  会長 由井寅子

※当日のダイジェスト映像や参加者アンケートはホームページに、大会長の由井寅子の基調講演、インドのドクター・バナジー父子の発表、初日のパネルディスカッション、共同記者会見はYOUTUBEに公開中です。
【動画】 第15回JPHMAコングレス ダイジェスト映像

▼第15回JPHMAコングレス大会特設サイト(当日の様子や参加者アンケート)

【動画】 基調講演 由井寅子 第15回JPHMAコングレス 日本ホメオパシー医学協会学術大会

【動画】 バナジー医師の研究発表 第15回JPHMAコングレス 日本ホメオパシー医学協会学術大会

【動画】 パネルディスカッション 第15回JPHMAコングレス 日本ホメオパシー医学協会学術大会

【動画】 共同記者会見 第15回JPHMAコングレス 日本ホメオパシー医学協会学術大会

【動画】 内海聡&由井寅子トーク≪緊急提言≫ 今こそ、有事にそなえる 食、心、命 そして「医」 第15回JPHMAコングレス 日本ホメオパシー医学協会学術大会

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