由井寅子大会長からのメッセージ

第15回日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)のコングレスが、10月18日(土)、19日(日)に東京・二重橋の東商ホールにて一般公開で行われます。今回は、「有事に備える」という題名になっております。
私たちは、東北の大震災を、目の前に見てきて、あれから3年半以上経ちましたが、まだまだ復興はできていない状態です。震災では、多くの御魂様が犠牲になってお亡くなりになりました。これらの犠牲が無駄になることがないよう、私たちには託された役割があると思います。それはこの命を自分らしく生きることだと思います。
このような大きな災害、または、戦争はいつ起こるかわからないわけです。
不断に恐怖になる必要はありませんが、何かあったときのために、備えておくことはとても大事なことではないでしょうか。実際、災害、戦争など、有事の時に必要なのは食料であり、水であり、医療であり、いかなるときにも希望を持って生き抜こうとする強い心です。
そしてデマ、風評に惑わされることない真実の情報を見極める目です。
災害や有事の時こそ、自存自衛が問われるものです。自分でできる医療としてはホメオパシーのホームキットを使い、心も体も健康になりましょう。食べ物は、各々がいつでも自分で畝をたて、農作物を作れる技術を持ちましょう。そのためにも安全な自家採種の種を常にバッグの中に入れておきましょう。そして、実際に災害など有事の際に動じないだけのしっかりとした強い心を育んでおくこと、これらが有事への備えにとても大事になると思います。
そのために、いかなる時にも希望を失わず、よりよく生きるための哲学として、インナーチャイルド癒しを学びましょう。
今回のコングレスでは、全国で活躍するJPHMA認定ホメオパスが、心、体、魂まで治癒に導くホメオパシーの治癒症例を発表予定、今回は、有事、災害への経験なども含めて、お話しする大会になり、ホメオパシーの専門家だけの学術発表ではなく、一般公開の形で開催されます。
ホメオパシーには、それぞれに解決法があります。ぜひこのコングレスにおいでになって、これからどう生きたらいいのかを一緒に考えませんか。限りある命だからこそ、毎日毎日が大切なのです。
これを機会に、皆さまが、心も、体も。考え方も、生き方も健康になっていただきたい。そのためにもっとホメオパシーを使っていただきたい。しかし、不安に翻弄されることなく、今を幸せに思う心を養い、未来に備えましょう。このような言葉を合言葉にして、ともに助け合い、協力し、生きていきましょう。
この第15回JPHMAコングレスでは、今の時代状況を考えて、「有事に備える」というテーマにしています。これからの時代を生き抜くために、大切な情報を発信する大会にしたいと思います。ぜひおいでになってください。
食料は一人一人が作れば不足しない。
自ら手しおにかけて育て、できたものを有難くいただくとき、
自然と感謝の気持ちが湧き出てくるだろう。
病気を恐れることはない。
生き方・考え方が間違っているというお知らせなのだから。
だから、病気をありがたいと思い受け入れたときから、治癒ははじまる。
病気になったら、生き方を正し、自分の何がいけなかったんだろうと考えよう。
怒りや恐れ、悲しみの感情が生じるのは、過去にそれら感情を真正面から感じることをしなかったから。
自分の心からの願いを抑圧したから。
あなたがあなたの命を生きなかったから。
怒っている自分も泣いている自分もあなた自身なのに
それを抑圧してしまったら、自分から切り離されてしまうだろう。
その切り離された自分、助けを求めて泣いている自分、怒っている自分を見つけよう。
そしてどうでもいい道徳、価値観で裁かれて苦しんでいる自分を助けてあげよう。
自分を小さくさせる道徳や価値観なんか振り払い、そのままのできない自分を愛してあげよう。
自分をゆるし、おおらかに生きよう。
そうすれば、自分を愛することができ、人も愛することができる。
一人ひとりの魂の目的をもって、この世におりてきたのだから、その目的を果たそう。
そうしたら、この人生は喜びにあふれだすだろう。
そのためにもどこまでも自分の気持ちに正直に生きていこう。 そしたらやがて本来の命が輝き出てくるだろう。
人類の嘆きは大風を吹かし、
悲しみは大雨を降らし、
怒りはひでりをもたらす。
私たちも自然の一部だから、私たちの心が不自然ならば、その不自然さを自然の中で受け取ることになるのだ。
だから病気と同じようにありがたく受け取っていこう。
そして、どうすれば幸せになれるのか考えよう。
幸せは過去にも未来にもなく
今、このままの状態で幸せなのだ。
こうして命あること自体が幸せなのだから、
私たちに命を付与し、
私たちの食べる命を育み、私たちに病気や試練をくれる大いなるものに感謝する時、
命は喜び、満足する心が生まれる。
自分に正直に生きることと、今を感謝をもって受け入れることで心は満たされていくだろう。 満足する心は、争いや戦争をつくるはずがない。
日本ホメオパシー医学協会 会長 由井寅子