小林 且幸(こばやし かつゆき)

日本豊受自然農 函南農場(農業部)
【土作り】

「豊受自然農における 落ち葉たい肥・有用微生物菌を使った土づくりの実践」

豊受の畑の土も、圃場によってそれぞれ違います。

地力の有るところ・少し弱まってきているところ、水はけのいい所・悪いところ、日当たりの良し悪し、風の影響を受けやすいところ…土壌の酸性・アルカリ性によっても違います。どの畑でも年々地力は少しずつ落ちていくので堆肥などを入れ戻し、エネルギーを循環させます。堆肥は、山からとってきた自然のクヌギなどの落ち葉を、作物の残渣・稲・麦わら、食物残渣、竹粉、ミネラル、アクティブプラントなどを入れ、混ぜこみ発酵・熟成させて作ったものです。

その他、約5百種類の善玉菌・有用微生物菌をぬかやもみ殻、酵素の残渣などを肥料として培養し、堆肥として少量を田畑にまき、土壌菌の環境を良くし、不足しがちな必須ミネラルを少し田畑に補充することで作物を栽培しております。