「子どものアトピーを通し、母親の自死を乗り越えたケース」 工藤 聖子ホメオパス

子どもの症状改善、根本解決には親子で相談会を受けることが大切、と工藤聖子ホメオパス。
このケースでは、お子さんのアトピーをきっかけに母親が自分自身のインナーチャイルドと向き合い、手放してゆく過程を紹介します。

1歳男児、主訴は全身の発疹、夜泣き。もともと穏やかで手のかからない子だったのが、痒みが出始めてから別人のように、イライラしやすく癇癪、激しい夜泣きをするように。
対して40歳母親(Rさん)の主訴は、夜泣きに伴う慢性的な睡眠不足、疲労、イライラ、落ち着きのなさ。子どもに対してひどいことを言ってしまい、罪悪感から「いなくなりたい」「死にたい」と思い、45歳で自死した母と同じようになってしまうのではないかという不安。

工藤ホメオパスは、子どもの発疹を受け入れられず、不安や恐怖が強く落ち着きがないRさんの様子に着目し、3回目の相談会ではこれまでRさんが自分で何度も取り組んできた、母親の自死に対するインナーチャイルド癒しに今一度向き合うことを指示。これまで辛すぎて誰にも話してはいけないと思っていた、その「瞬間」へのアプローチを行い、発見したときの衝撃、小さな妹に母親の姿を見せまいと必死だったこと、絶望、自責の念など、Rさんの気持ちに寄り添いともに泣いたとのこと。

その後Rさんは溶連菌による扁桃腺の腫れを経て、一番つらかった場面の自分を救うことができたことで、子どもの湿疹を受け入れられるようになり、生きるのが楽しくなったそうです。
子どもの湿疹は、Rさんのインナーチャイルド癒しが進んだ直後から、とてもきれいになりました。
このことから、子どもの症状に母親のインナーチャイルドが大きくかかわっていることが伺えます。

今回のケースでは、クライアント自身ファミリーホメオパス養成コースで学んだり、インナーチャイルド癒しに取り組むなど、素地ができていたことが癒しに大きく関与していると感じた。
そして由井名誉会長の多くの症例を学んだおかげで問題の核心をつかむことができた。
また、溶連菌の「弱音を吐いてはいけない」という霊的見解から、溶連菌に感染したことは必然だったのではないかと思え、由井名誉会長が提唱する病原体の霊的見解を裏付けるケースだった、という言葉で締めくくりました。

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