ページの先頭です
ページ内を移動するリンクです
カテゴリーメニュー
本文
カテゴリー別メニュー

【令和2年7月 集中豪雨被害】災害対策のマテリアメディカ&レパートリー

この度の九州地方を襲った豪雨で被害に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。

ホメオパシーでは災害時の心と体のケア、PTSDなどに良いレメディーがあります。
ショックや避難生活などの心と体のケア、PTSD策なども含め、災害時の症状にあったレメディー紹介します。

ホメオパシーを利用した災害への対処方法の詳細は、東日本大震災を教訓に執筆された由井寅子著『ホメオパシー的災害対策』(ホメオパシー出版)も合わせてをお読みください。

PTSDサポートレメディー(Acon. 、Arn. 、Ars. の コンビネーション)

体と心のショック、体の打撲、けが、心の恐怖や不安、にあう必須のレメディーとなりますので、常に持ち歩いてください。災害による体と心のショックには、深い心の傷となるPTSDにならないために、早いうちにホメオパシーで対処する事が望ましいです。避難生活でのエコノミー症候群などにも合います。

この3つのコンビネーションレメディーがないときは、単体でとられてもよいです。

関連するフラワーエッセンスなどもお持ちであればお勧めです。

≪その他の主要レメディー≫

キットお持ちの方は、
以下のレメディーは心のショックや緊急時の対応にとっても良いレメディーです。
(過去にこのような経験でPTSDをお持ちの方にもおすすめいたします。)

Acon. (アコナイト) ・・・恐怖、後に恐怖が続く

Op.(オピューム)・・・恐怖、恐怖の感覚が麻痺するほどの恐怖

Arg-n. (アージニット)・・・恐怖、パニック

Stram.(ストロモニウム)・・・恐怖

Ars.(アーセニカム)・・・不安、心配、下痢

Arn. (アーニカ)・・・打撲、ケガ

Hyper.(ハイペリカム)・・・打撲、ケガ

Canth.(カンサリス)・・・火傷への対処

Ars.(アーセニカム)・・・火傷への対処

Phos.(フォスフォラス)・・・感電への対処

Nux-v.(ナックスボミカ)・・・有害物質よる空気汚染もしくは、雨

Ars.(アーセニカム) ・・・有害物質よる空気汚染もしくは、雨

Carb-v.(カーボベジ)・・・有害物質よる空気汚染もしくは、雨

レパートリー ※『ホメオパシー的災害対策』より抜粋編集

●事故・けが
 ・切り傷・刺し傷 Arn. Hyper. Sil. Staph.
 ・打撲 Arn. Hyper. Nat-s. Ruta.
 ・捻挫 Arn. Ars. Caust. Chin. Cocc. Ign. Led. Nux-v. Ruta.
 ・骨折 Arn. Calc-p. Carb-v. Caust. Ruta Sulpph. Symph.

●避難生活
 ・虫さされ  Ant-c. Apis Berb. Cact. Kali-i. Lach.
 ・低体温 Chin. Ars. Arn. Nat-m. Nux-v. Rhus-t. Verat. Staph. Ruta Phos. Merc. Lach. Coff. Caust.
※冷え対策では腎臓や脾臓など臓器をサポートすることも大事です。
 ・壊血病 Ars. Chin. Mer.
 ・便秘 Chin. Graph. Op. Cocc. Sl. Staph. Sulph.
 ・疲労困憊 Acon. Carb-v. Cocc. Ph-ac. Puls. Rhus-t. Sep.
 ・不眠 Arn. Ars. Cham. Coff. Merc. Nux-v. Op. Puls. Sulph.
 ・眠気 Nux-m. Op.
※腎臓など臓器をサポートすることも大事です。

●心の問題
 ・死への不安と恐怖 Croc. Ars. Carb-v. Phos. Sec. Con. Nit-ac. Scill.
 ・夜中の死への恐怖 Con.
 ・不幸になることへの不安(予期不安) Alum. Merc. Anac. Cycl. Hell. Verat. Ars. Dg.
 ・死にたくなるほど自分が不幸と感じる人に Carb-v.
 ・揺れの恐怖 Bor.
 ・水の恐怖 Merc. Stram.

●PTSD
 ・緊張 Bell. Chin. Ruta.
 ・いら立ち Cham. Ip. Nux-v.
 ・悪夢 Ars. Bell. Dig. Ign. Merc. Rhus-t. Sulph.

●心のケア
 ・自責の念 Ars.Cact. Hyos. Magn-arct. Ph-ac.
 ・鬱、落ち込み Acon. Ars. Chin. Merc. Rhus-t. Ruta Sulph.
 ・自殺願望、自殺衝動 Aur. Bell. Carb-v. Chin. Euphr. Hyos. Merc. Nux-v. Puls. Sep. Stram.

過去の台風や地震で被災された現地のホメオパスより災害時に家庭用のホメオパシーキットがあって大変助かったというレメディーレポートをお寄せいただきました。
貴重なシェアを皆様のお役に立てますように共有させていただきます。

***************************
昨年の台風15号の際のホメオパスからの報告
「今回の災害の中で、ホメオパシーはどのように役立つことができたか、、、私なりにまとめさせていただきます。
まずは熱中症です。停電の中でエアコンも扇風機も全く使えず、そんな時ベラドーナが本当に役に立ちました。ベラドーナをとりつつ水分をとる(補液が必須)ことでどんどん汗をかき症状が改善されていきました。エアコンなどが使えない環境ではベラドーナは本当に助けになりました。また屋根の破損のためにブルーシートをかける際に蜂に刺される被害も続出しました。秋口は蜂が警戒心が強いことと、軒下にある巣にどうしても至近距離になってしまうことが重なって、不意打ちを食うことが多かったようです。エイピスは役に立ったとの報告がたくさんありました。ある方は蜂に刺され医者に行ったけれど良くならず、エイピスをとったらみるみる症状が治まってびっくり。ついにはキットまで購入してくださった方もいらっしゃいました。また、脚立から滑り落ちたり木の枝などで手を切ったりと、怪我も多くアーニカやカレンデュラが大活躍でした。改めて、基本キットは救急箱なのだと実感しました。復旧まではまだまだ時間がかかりそうですが、停電の日々は昔の生活に戻ってあれこれ知恵を絞って考えることができました。今回の災害は、電気に依存した現代生活のあり方を見直す良い機会だったのではないかと思います。」

***************************
また2016年の熊本地震では現地ホメオパスより以下の報告がありました。
「AAAが本当に有り難かった。輸送事情で1週間後に手元に来たAAAを飲んで、まず私が、数時間後に鼻の奥からドス黒い固まりが出ました。次男は一晩大泣きしてよく眠るようになりました。熊本地震の特徴は驚異的な余震の数です。みな、絶えず耳を澄まし余震に体を硬くします。すぐに動けるように服のまま寝る人も、車中泊してエコノミークラス症候群の危険にさらされているひとも、幼い子供、高齢者を抱えて限界を超えて踏ん張っている人たち、全体を覆う先の見えない経済的な不安。いまだに続く余震が日常となった熊本で、ホメオパシーはこれからこそ沢山の人を支える力として求められていると思います。」