イベント情報

ホメオパシー国際評議会(ICH)の国際電話会議による、
定期ミーティングが行われました。

 

2010年9月2日(木)、国際電話システムを使ったICH定期ミーティングが日本時間の13:00から1時間以上にわたり行われ、ICHの理事として、日本、ニュージランド、オーストラリア、アメリカ、カナダ、英国、ノルウエーの代表者が参加しました。

日本の代表として参加したJPHMA由井会長からは、この会議の中で、以下のようなコメントが伝えられました。

日本は現在、様々なホメオパシーバッシングに関する報道をされていますが、このたびの報道はホメオパシーが広がる良い機会になり、またこのプロセスは世界のホメオパシーが普及している様々な国でも行われているように、一度は通らなければいけない登竜門であることと理解しています。これを経験することによって非常に強い組織になって行きますし、これを経験することによって非常に強いメンバーになって行きます。

ホメオパシーバッシングが広がったと言えども、これを有効利用することができ、また、これを有効利用したいと思っています。

今回のことは、ホメオパシーが広がっていくにあたり非常によいチャンスになったと思っています。そして全世界のホメオパスの皆さんからのエールとサポートは大変有り難く、とても感謝していますと由井会長は伝えました。
これに対して各国理事より、さらに、みなでエールを送りましょう!という返答がありました。

これからは、ICHの存在意義でもある国境を超えて、世界のホメオパスたちが連携し、助け合ってこの素晴らしいホメオパシーの普及活動をすすめていく時代に入ったのです。

会議では、新規加盟国の件や様々なテーマについても話されました。また、9月に開催されるJPHMAのコングレスを機に、2011年に日本で開催される第1回ICH&JPHMA国際カンファレンスにむけて、ICHの旗をつくることについての提案が、由井会長よりなされ、皆もこれに賛成し制作をすすめていくことになりました。

この旗が来年日本から始まるICHの国際カンファレンスに今後長く受け継がれていく記念すべきものとなるでしょう。

また、会議ではICHガイドラインにの内容についての討論もあり、歴史と活動実績もある欧州ホメオパシー中央評議会(ECCH)のガイドラインをベースに考えていく方向について、由井会長からはさらに追加提案として、今後、欧州以外のさらに多くの国々が加盟していくため、ヨーロッパのみの事情とは異なる面にも配慮が必要であること、そして、ホメオパシーの新興国の加盟も増えてくるため、プロフェッショナルの人ばかりではなく、一般の人にも、ホメオパシーが何なのかがわかるようになっていた方がよいことが上げられました。

新たな視点として、上記のガイドラインの内容に加えていくべき、重要な部分であると、各国理事からも賛同があり進めていく方針となりました。

他、様々な議案が討議され、活発な議論とともに、1時間以上にわたる会議は終了しました。
ICHの理事による国際電話会議の定例ミーティングは、およそ2ヶ月に1回の割合で定期的に行われています。