日本ホメオパシー財団 日本ホメオパシー医学協会 '09.9.12(土)13(日) 第10回コングレスin京都
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講演内容

「ホメオパシーの科学性とその症例」

演者:G.デミトリアディス(オーストラリア ホメオパス、ハーネマン研究)

今回はホメオパスとして症例紹介に加え、ホメオパシー界きっての精緻な理論家として、「ホメオパシーと科学性とその症例」をテーマに、現代医学の限界と、科学性としてのホメオパシーの可能性、すなわち、「科学」とは何か、いかにホメオパシー医学というものが科学的根拠に立脚した学問であるかについて講演を行います。その中で、彼が担当した症例合わせて紹介する予定です。


<ディミトリアディス氏紹介>

今、世界のホメオパシー学のニュー・トレンドとなりつつあるサミュエル・ハーネマン(ホメオパシー創始者)の原点に基づくホメオパシー(ハーネマニアン)の研究ではでは、世界のトップを走る研究者であり、現役のホメオパスとしても活躍中。ルディー・バースパー氏(カナダ)、エワルド・ストットラー氏(オランダ)とともに、最近のロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシーを中心とした日本でのハーネマン研究の発展が大きく前進したことにも多大な影響を与えた研究者の1人です。
 ジョージ・ディミトリアディス氏は、オーストラリアのハーネマン・インスティチュート、シドニーの校長で創立者でもあり30年間にわたりホメオパシーを研究。オーストラリアや海外で22年以上にわたってホメオパシーを教えています。ホメオパシーに関して5冊の著作を執筆していて、最近では、ボー二ングハウゼンのレパートリー(TBR:The Bonninghausen Repertory)の編集を手がけています
 ここ9年間は、この方法を研究し、オーストラリアやニュージーランドで教授しています。ハーネマンの最初の直弟子のボーニングハウゼンが編纂したレポートリー、の「TBR」についてにお第一人者であるだけでなく、ハーネマンの「オーガノン」、「慢性病」についての研究者としても名高く、ホメオパシー専門誌への寄稿も多数あります。 今日の多くのホメオパスが、ハーネマンのマヤズム理論と慢性病理論を論理的に説明することができないでいたことをきっかけとして、ディミトリアディス氏の徹底的な研究、すなわち「ハーネマンが真に何を言いたかったのか」が始まったといいます。