日本ホメオパシー財団 日本ホメオパシー医学協会 '09.9.12(土)13(日) 第10回コングレスin京都
JPHMA > top > 大会概要

講演内容

「なぜ、ホメオパシーで発達障害や難治疾患が治癒するのか」
〜発達障害(自閉、多動etc.)、潰瘍性大腸炎、関節炎(骨そ症)、癌、ワクチン病など様々な疾患のケース〜

演者:由井寅子
(日本ホメオパシー財団 日本ホメオパシー医学協会 会長)

ドイツ人医師、サミュエル・ハーネマンがホメオパシー医学を体系化した200年前の時代と比べ、現代では、根本治癒が難しいアレルギー、自己免疫疾患、癌、発達障害(自閉、多動etc.)、精神疾患など、当時はあまりみられなかった病気(現代病)が急増しており、また、この15年間の日本でホメオパシー療法に取り組んでいく中で、難治の病と思われていたクライアントが、予防接種や様々な薬剤、化学物質や重金属を希釈したレメディーなどで、次々と治癒していった事実に直面し、現代の病気に合わせたホメオパシーのメソッドを確立することが急務だと考えます。
現代医学でも難治とされている自閉、多動などの発達障害については、昨年、私が会じ開発した8つの予防接種のレメディーと5つのマヤズムのレメディーをコンビネーションしてつくられたMT)ThujV0M5や、腸サポートMT)Alf-Aut、神経サポートMT)Hyper-Strなどに加え、アルミニウム、水銀などの重金属のレメディーや、出産の際に使用される陣痛促進剤などのレメディーを併用することで、かなりな確率で治癒が可能であることがわかってきました。
潰瘍性大腸炎については、自己でない潰瘍を起こす傾向の梅毒のレメディー(情報パターン)や、ステロイド剤などの薬剤となるレメディーをとること、そして潰瘍性大腸炎の多くの患者が精神面での完璧主義や自分を許せないという心の傾向に合うレメディーをとることで治癒や改善が見られ、心と体、両面からのアプローチが有効であることがわかってきました。
人間を治すには病んでいる患部のみ、体だけをみて治療しようとするのは片手落ちであると考えます。ガンについてはホメオパシーを使った私の経験から言えば、解決できない程のトラウマがあったにも関わらずトラウマを秘密にし、1人で苦しんでいる人が多く、ホメオパスの所へ来て1人1時間で相談会を行う中で心の病んだ原因の中核となる部分が浮かび上がって来ます。その時、患者は涙がでてきます。人は最も真実なものが出た時に涙がでてきます。これ自体が既に治癒の力であります。こだわりの心に合うレメディーを出し、もちろん、心だけでなく、ガンの患部や血液をきれいにするためのレメディーも一緒に出す事で、心と体を同時に治すホメオパシー療法はもっとも人間の病気に統合的にアプローチするものであります。
今回は、これらのレメディーで発達障害の子どもたちが治っていくケースをDVD映像で検証していくことに加え、発達障害以外のアレルギー、潰瘍性大腸炎、関節炎(骨そしょう症)、癌などがどのように治っていくのか、それぞれの治癒の事例から明らかになったホメオパシー的対処のポイントを解説するとともに、特に癌などの現場では、ホメオパスが、クライアントが死に行く際に対処する終末ケアという役割のポイントについても、実際のケースを交えながら解説する予定です。また、今回は、実際に、ホメオパシー療法を通して、難病が治ったクライアントさんにも、登壇頂いて、その体験をお話して頂く予定となっております。