アトラクション紹介②『武楽』

武士の「武」に音楽の「楽」と書いて「武楽」とは、「武の美」をテーマに、武士が研鑽した武道の技と、武士のたしなみであった能や茶の湯などの所作とを組み合わせた、日本の伝統文化に基づくダイナミックでスタイリッシュな総合芸術です。

創始家元の源 光士郎 氏が2005年に創案し、翌年「武楽座」を創設して以来、GUCCI創業家四代目グッチオ・グッチ氏より「芸術だ」と賞賛されるなど、国内を始め、世界遺産フィレンツェ、パリ、ロンドン、ローマ、モスクワ、ベルリン、上海など、世界各国で公演やワークショップを行い、その演武、講演、稽古や体験などを通して、人格形成と、平和で美しい世界の実現に貢献することを目的して、「強く やさしく 美しく、世界に和を」を合言葉に、日本の武士道の「美しい強さ」と「和を尊ぶ心」を発信し続けていらっしゃいます。

今回のコングレスでは、新年の幕開けにふさわしく、邪気祓いの演目「鬼神」をご覧いただきます。

邪気祓い

古来より、日本では赤色は生命力にあふれた強い色で、刀や薙刀など光るものとともに、魔を祓う(はらう)特別な力があるとされてきました。

武楽師の山崎翔さんが、赤い鬼神(おにがみ)の姿と大薙刀(おおなぎなた)で、会場にお越しの皆さまと世界の人々の邪気を払い、新年の幕開けを寿ぐ、平和で美しい世界への祈りを込めた舞をご披露いたします。