-JPHMA活動と歴史-
1998年に設立された日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)は、日本におけるホメオパシー医学の正しい普及と発展のために、これに関する知識と情報の交流ならびにその研究の推進を図るとともに、国際協力にも努め、広く社会に貢献すべく活動しています。

また、認定ホメオパスの高い技能レベルの確認・維持・向上を図ることで、国民が安心してホメオパシーの恩恵にあずかれるようになるとともに、認定ホメオパスの職業的地位の確立に努めています。

2005年に、職業保険を確立できたことは、医療に従事するプロフェッショナルとしての位置づけを高めました。現在、認定ホメオパスは約360名、総会員数も約900名となり、名実共に、日本のホメオパシーを支える団体となりました。当協会は設立以来、質の高いホメオパスの育成と認定に努めてきました。その結果、欧州20カ国の24の協会からなる世界最大のホメオパシー団体であるホメオパシー国際評議会(ICH)のメンバーとして認定され、国際的に認められたホメオパシー団体となりました。

  JPHMA年表
1998年 4月

由井寅子(現JPHMA会長、HMA、ARH認定ホメオパス)、増田敦子、岸本勝季(現JPHMA 副会長、HMA認定ホメオパス)をはじめ初代JPHMA理事、ロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシーの第1期生が中心となり、日本ホメオパシー医学協会が設立され、日本初のホメオパシー職業団体、啓蒙団体としての活動をスタートした。また、初のJPHMA認定の教育機関として、ロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシーの日本校を認定。

  11月

由井JPHMA会長が、議員の招聘により、国会にて、ホメオパシーについて講演を実施。

2000年 4月

英国ホメオパシー医学協会(HMA)から日本でのホメオパシーの普及における功績が認められ、由井会長にHMA名誉会員の栄誉が送られる。

5月

・英国ホメオパシー医学協会(HMA)とJPHMAが提携し、日本で初のプロフェッショナル・ホメオパス認定試験が英国大使館にて実施され、10名のホメオパスが誕生する。
・JPHMAの第1回コングレス(全国認定ホメオパスによる学術大会)がケース発表による会員の学術的な相互研鑽と交流を図ることを目的に開催される。会員による7例のケース発表が行われ、ゲストにはHMAフレデリック・コール会長、ラジ・ベイン書記長が招待され、スピーチを行う。
・JPHMA由井会長が「第六回日本ガンコンベンション」に招聘され、「ガンの治癒に関するホメオパシーでのアプローチのケース」を医療関係者に対して、ケース発表を行う。

  12月

HMA会報誌「International Homoeopathic Journal」に特集として、JPHMAの日本でのホメオパシーの活動が紹介される。

2001年 1月

チャールズ皇太子より、由井会長へ日本でのホメオパシーの普及に対する謝辞が送られる。

4月

PHMA会員がインドでの地震救済基金の義捐活動を行い、金8万円をホメオパシーインド救済基金団体、「ULTIMATE BENEFICIARY HOMEOPASES。ORG」のPradeep Jain氏に送金。

5月 ・ 第2回HMA認定試験が行われ、22名の認定ホメオパスが誕生。
・ 第2回JPHMAコングレスが開催され、会員による10例のケース発表が行われ、ゲストにはHMAフレデリック・コール会長、ラジ・ベイン書記長が招待され、スピーチを行う。
2002年 5月

・第3回HMA認定試験が行われ、40名のホメオパスが誕生。

・第3回JPHMAコングレス開催、来賓HMA副会長、会員による5例のケース発表が行われ、ゲストにはHMAジャグジット・ラム副会長、ラジ・ベイン書記長が招待され、スピーチを行う。
7月

看護のための最新医学講座(全36巻)において、由井会長が33巻代替医療の中でホメオパシーのパートを執筆する。

10月

HMAコンファレンスに招待され、由井会長が「日本におけるホメオパシーの現状と薬害へのレメディーについて」をテーマに発表。

2003年 5月

第4回HMA認定試験が行われ、46名の認定ホメオパスが誕生。第4回JPHMAコングレス開催、来賓HMA 副会長、会員による6例のケース発表が行われ、ゲストにはHMAジャグジット・ラム副会長、ラジ・ベイン書記長が招待され、スピーチを行う。

11月

・HMAコンファレンスに招待され、由井会長が「バイタルエレメント(生命組織塩)」をテーマに発表。
・英国日本婦人会主催の講演会に、由井会長が招待されホメオパシー講演会を行う。

2004年 7月

・第5回HMA認定試験が行われ、47名の認定ホメオパスが誕生
・第5回JPHMAコングレス開催、来賓HMA 副会長、会員による7例のケース発表が行われ、ゲストにはHMAジャグジット・ラム副会長、ラジ・ベイン書記長が招待され、スピーチを行う。

10月 HMAに続き、英国ホメオパシー連合(ARH)との協力体制が実現。
2005年 3月

スマトラ沖地震・津波災害の義損活動をJPHMAが展開。由井会長がインドのニューデリーの首長ディクシット女史と面談し、6,000ドルの義援金をインド政府に寄付。 由井会長が、インド政府のホメオパシー研究機関と学術交流を実施、またネルーホメオパシーホスピタルを見学、ネルーホメオパシーユニバーシティと学術交流を行う。

4月

WHAC(世界ホメオパシー認識週間委員会)のガブリエル会長やECCH(ホメオパシーホメオパシー連合の呼びかけに応じ、JPHMAとして、世界ハーネマン生誕250年記念行事としての、ホメオパシーの普及活動を2005年の年間を通じて展開。各種イベントへの参加や講演会の開催などで、ホメオパシーの普及活動を展開、日本での活動がWHACのホームページでも紹介される。

7月

第6回JPHMAコングレス開催、会員による8例のケース発表が行われ、来賓には、英国認定ホメオパス連合(ARH)のカリン・モント会長、インドのホメオパシー研究の大家、ファロック・マスター氏と、世界最大のホメオパシー関連書籍出版会社のジェイン氏を迎える。

8月

大阪府助産師会の招聘で、由井会長と鴫原理事が、ホメオパシーの講演会を実施。

9月

JPHMAの活動が認められ、ホメオパス向け賠償責任保険が成立。職業保険の成立で、日本でもホメオパスの社会的職業地位が確立される。

10月

WHAC委員会(World Homoeopathic Awareness Committee)のガブリエル会長の呼び掛けに応じ、パキスタン地震災害の支援活動を避難キャンプで実施している英国人ホメオパスDr.カーン氏の活動への義捐活動を展開、JPHMAより義援金を送る。

2006年 3月

ホメオパシーの恩恵が動物たちにも行き渡るよう、JPHMA認定アニマルホメオパス制度をスタート、JPHMA認定アニマルホメオパスが13名誕生する。

4月

認定ホメオパスの継続的な技術能力向上のために認定ホメオパス資格の更新制度が導入され、定期的な講習会等への参加で3年ごとの資格更新制となる。

5月

JPHMA独自での初のプロフェッショナル・ホメオパスの認定試験が行われ、65名が合格。

6月

8月

初の日本全国規模でのホメオパシー使用実態アンケート調査をJPHMAが実施。ホメオパシーの安全性に対する高い満足度や、プライマリーケア、予防医学、医療費削減などの分野でのホメオパシーへの有効性が明らかになる。

7月 ・ 第7回JPHMAコングレスが開催され、来賓には、HMA正副会長が参加。併せて、年次総会が開催され、会則、規約等の改正も行われる。
・JPHMAが日本を代表するホメオパシー団体として、ICH(ホメオパシー国際評議会)にメンバーとして認定され、2007年10月に開催されるICHの第1回の総会に招聘される。
9月

第47回ドック学会学術大会・第1回国際人間ドック会議で由井会長が、「21世紀の医学・ホメオパシー医学概論-真の予防医学とホメオパシー」「21世紀の医学・ホメオパシー医学症例−自己免疫疾患と医源病」というテーマで医療関係者向けに2日連続で学術発表を行い、大きな反響を呼ぶ。

11月

第13回日本未病システム学会学術大会のワークショップで、ホメオパシー理論を応用したQX-SCIOについて認定会員の石橋貴代が学術発表。

2007年 1月 ・統合医療展2007に出展、医療関係者へのホメオパシーのPR活動を行う。
・由井会長が医療関係者向けSCIO&ホメオパシー実践セミナーを開催。
2月

由井会長の監修で、ドイツ語原典から忠実に翻訳されたホメオパシーの聖典、ハーネマン著「オーガノン第6版」が出版される。

3月 ・ 「予防接種は果たして有効か?その答えは?」というテーマで第1回日本ホメオパシー医学国際シンポジウムを京都で開催、理事一同で、「予防接種についての日本ホメオパシー医学協会への見解」を出しアピールする。
・JPHMA認定アニマルホメオパス12名が誕生。
4月 JPHMA主催でルディー・バースパー氏の講演会が開催される。
5月 ・第二回JPHMA認定試験が行われる。
・ドバイで行われるCTCH主催の国際コンファレンスで由井会長発表。
6月 RAH英国本校を中継で結び、第7回HMA認定試験開催。
7月 ・第1回ARH認定試験開催。
・JPHMA主催でデビット・ニードルマン(ARH理事)の講演会開催。
・第7回JPHMAコングレス&年次総会開催予定。来賓 ARH カリン・モント会長
10月 ・ 第1回ICH(ホメオパシー国際評議会)に招聘され、由JPHMA井会長が第1回総会に参加。
・JPHMA認定ホメオパスのガイドライン説明会
・ホメオパシーで発達障害を考える会を開催
・LINKSコンファレンス参加
・「胎教博2007」参加 1000名を超える入場者があった。
11月 ・第14回日本未病システム学会学術大会参加
・日本助産師会神奈川県支部の依頼で「妊娠と出産に関するホメオパシー」と題して講演
12月 沖縄県養護教諭研究大会にて由井会長が講演
2008年 2月 ホメオパシー災害対策セミナーを開催
  3月 第2回ホメオパシー医学国際シンポジウム
  4月

世界ホメオパシー認識週間(WHAW)の2008年度テーマ「スポーツにおけるホメオパシー」に合わせ、ホメオパシー普及イベントを展開。
「体の動かし方とホメオパシー 」についてのセミナーを主催。

  5月 JPHMA認定試験
  6月 HMA認定試験
  7月 コングレス
癒しフェア
  9月 ARHで会長発表
国会晩餐会
  10月 JPHMA認定試験
  11月 HMA認定試験
  12月 ホメオパシー財団設立
2009年 3月 WHAW プレイベントとして”ホメオパシーでアレルギーを考える会” 開催。
    日本ホメオパシー財団内組織としての活動がスタート