上田尚美 「20年来の片頭痛と長年の極度の不安が改善したケース」

Ueda_naomi_2

3.11以降、私たち日本人は、目には映らない放射能や、国や人との信頼関係、今まで当たり前だと感じていた事が、実は幸せだったこと等を身に染みて感じ、考え始めました。目に見えないものに対して、焦点を当てていく時代に生きているような気がします。

人間は、視覚で捉え、手に触れられるものを認識しやすく、見えないものに対しては、時間の経過とともに慣れが生じ、ないがしろにしていく傾向があると思います。今こそ、見えないものに目を凝らし、心と身体が感じる事に素直に向き合ってみる。そうすることが、自分の人生を丁寧に生きることのように感じています。

今回、「20年来の片頭痛と長年の極度の不安が改善したケース」と題して発表をさせていただきます。激しい痛みに、鎮痛剤をお守り代わりに持ち歩いていた女性が、レメディーを摂る事により薬に頼らず日常生活を送れるようになったケースです。担当させていただいて、私自身が驚いたのは、クライアントさんご自身が、抑圧された感情に立ち止まり向き合い始めてから、症状が大きく改善したことです。また、それは身体のみならず、精神症状へも変化をもたらしました。身体と心の繋がりが、いかに大きいかクライアントさんと一緒に体 験させていただきました。

世の中には、必要な薬もあると思います。ですが、こうして長年の片頭痛で、鎮痛剤なしには過ごせなかった方が、実は必要でなかった薬を使い続けている場合もあるというケースです。身近かに、似たような方はおられませんか?

ホメオパシーは、お子さんから妊婦さん、年配の方まで安心して使える優しい療法です。

コングレスでは、今まで私達が自分自身で植え付けてしまった概念を越えた講演、症例発表、ポスター展示などを、皆様にお伝え出来るかと思います。

目には見えなかったけれど、実は身体や心の一部で感じていた、懐かしい感覚が甦るかも知れません。

ホメオパシーとは、どんなものだろう?と興味を抱かれた方が1人でも多く、足を運んで下さると嬉しいです。

上田尚美

JPHMA認定ホメオパス、日本ホメオパシーセンター鹿児島坂之上台センター長

主催:一般財団法人 日本ホメオパシー財団 日本ホメオパシー医学協会

・TEL: 03-5779-7411 ・FAX: 03-5779-7412 ・MAIL: congress@homoeopathy.ac

Copyright © 2012 JPHMA. All Rights Reserved.