第15回日本末病システム学会学術総会に参加、一般演題発表

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第15回日本末病システム学会で発達障害でのホメオパシー治療事例など発表


11/1日(土)から11/2日(日)の2日間に渡って、東京のお茶の水女子大学講堂で第15回日本末病システム学会学術総会が開催されました。

今回の学術大会では一般演題の部分で「発達障害への応用」、「動物の問題行動への応用」、「地域医療、救急医療への応用」の3つのテーマでホメオパシーに関連する発表が行われ、参加者の注目集めました。
発表内容は、来春発行予定の日本末病システム学会の学術総会論文集に掲載予定です

日本末病システム学会は、「末病」の段階での健康を科学する学術団体として活発に活動を行ている学会で、末病に関する医学、薬学、臨床検査から栄養、東洋医学、エネルギー・代替医学の分野まで医療関係者、大学、企業などが幅広い会員が参画しています。

講演テーマ
「8種類のワクチンとアルミニウム、水銀等のホメオパシーレメディーの使用と発達障害の改善について」

(日本ホメオパシー医学協会会長 由井寅子)の講演発表は代理で、JPHMA会員の笹木眞理子ホメオパス(アニマルホメオパス、獣医師)が実施

内容は由井会長が取り組んだ56の発達障害のケースでThuj.VOM5などのワクチンやマヤズム、腸、ストレスなどコンビネーションチンクチャーや、水銀、アルミニウムのレメディーを使うことで、多くの事例で発達障害も症例の改善が飛躍的に進んで事実を、従来方法での発達障害への対象のケースとの比較研究により発表。


急増する発達障害の原因が、ワクチンの害やワクチンにも含まれる水銀やアルミニウムによる体内環境汚染との関係があることを指摘し、対策としては、免疫が確立するまで3歳ぐらいまでの予防接種が危険であることと、妊娠前からのデトックスや、発達障害が疑われる場合には、早期にホメオパシー治療に取り組むことの有効性を報告しました。発達障害とワクチンとの関係については、日本では認識が薄く、これに関連した質疑応答も行われました。

演題テーマ 「プライマリーケアへのホメオパシーの応用による地域医療の質の向上への有効性調査」

3人の共同講演者を代表して、高橋和子ホメオパスが発表。
(由井会長、宮崎ホメオパス(助産師)、高橋和子ホメオパス共同文)


JPHMAのホメオパシー利用者の意識調査や宮城助産病院に通う30家族のアンケート調査から、ホメオパシーの家庭用キットが救急の場合の応急の対処に役立つこと、ホメオパシーを活用することで「自分の健康は自分で守る」という意識が利用者にめばえ、薬の使用量がへり、不要不急の医療機関の利用が減り、これからの高齢化社会を迎える日本の将来の活力のためにも、ホメオパシシーの果たす役割が大きい点につき発表があり、合わせて高橋ホメオパスが、医師の常駐しない静岡県熱海市沖の初島にホメオパスキッドを普及することで、住民によるプライマリーケアが進み、ヘリによる緊急搬送などの回るケースを島内で応急対処できたケースなどを紹介しました。
医療関係者から、なぜ、ホメオパシーが様々な症状に対応できるのかや、プラシーボとの比較についての質疑もあり、ホメオパシーへの関心の高さが窺われました。


演題テーマ 「動物用ワクチンや水銀、アルミナのホメオパシーレメディを使うことによって動物の行動異常が改善したケース」

JPHMA認定アニマルホメオパスで笹木アニマルクリニックの笹木眞理子獣医師が、ドッグトレイナーとの共同作業により、動物用ワクチンや水銀、アルミナなどのホメオパシーレメディを使うことによって、動物の行動異常が劇的に改善した事例を発表し、動物なのでプラシーボ効果ということは考えられず。研究結果にもはっきりと計公が現れており、意味のある研究である点と、今後専門知識に身につけたホメオパスという職業の重要性についても座長からもコメントがありました。

また、日本ホメオパシー医学協会とホメオパシージャパン株式会社がブース出展。
1昨年の学術総会でも取り上げられていたエネルギー測定器QX-SCIOのデモには注目が集まっていました。

スポーツ分野が専門の増田敬子JPHMA認定ホメオパスによるQX-SCIO実践の模様

※ドーピングの心配のないホメオパシーを今夏のオリンピックで海外選手が使いメダルを獲得した話なども、スポーツ関係の方から注目を集めており、SCIOを使った様々な健康管理の可能性について質問が相次ぎました。

出展ブースでは、由井会長の発達障害の改善例について熱心に質問される医師の方や、過疎地や医療僻地でのホメオパシーの応用や千葉のセントマーガレット病院でスタートしている総合病院と連携した取り組みなどに興味を持たれる方がおられる一方、スポーツや動物ケアの分野でのホメオパシー活用に興味を持たれる方も目立ちました。

また、今後、ホメオパシーが更に日本の学術会で認識されるためには、実証データや学術研究の積み重ねに加え、海外でも学術研究の紹介などを期待する声や鍼灸や中国医学などにも共通する課題として。なぜ原物質のないホメオパシーに効果があるのかを、わかりやすく説明する工夫や理論づけを行ってほしいという要望もありました。今回の学会参加で各方面からいただきました意見を参考に、さらに国民の健康に貢献できるホメオパシーをめざして活動していきたいと考えます。日本末病システム学科学術総会は、来年大阪2年後には沖縄で開催予定です。

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