JPHMAの考え方

目次

プロフェッショナル・ホメオパスの定義

ホメオパシーを職業として行う者は、ホメオパス職業保険のある協会(ホメオパス職業団体)の認定を受け属するべきである。それが、プロフェッショナル・ホメオパスの定義であり義務である。

ICH ホメオパシー国際評議会の認定基準

ホメオパスは、プロフェッショナル・ホメオパスを認定する職業団体(プロ認定機関)に認定されることで、はじめてプロとしての活動ができる。但し、この職業団体は職業保険をもっていなければならない。

なぜなら、職業保険をもつということは、その職業団体が社会的にも能力的にも認められていることを意味すると同時に、万一、その職業を行うなかで問題が生じてしまった場合でも、責任をもって対応する体制が整っているということを意味するからである。

ゆえに職業保険のある職業団体(協会)に属することがプロの職業人の定義であり義務なのである。

正規ホメオパシー教育機関の定義

プロフェッショナル・ホメオパス職業団体(協会)が認定するホメオパシー教育機関(学校)であること。

プロのホメオパス職業団体(協会)のホメオパス認定試験の受験資格を得るためには、プロのホメオパス職業団体(協会)が認定するホメオパシー教育機関(学校)を卒業していることが前提条件となる。

したがって、正規ホメオパシー教育機関とは、プロのホメオパス職業団体(協会)が認定するホメオパシー教育機関(学校)のことである。 代表的な認定基準を以下に列挙する。

  • 学習内容が基準を満たしていること ホメオパスになるために十分なカリキュラムを網羅するとともに、その国独自の問題を解決するためのカリキュラムが網羅されていること、さらに、生理・解剖・病理学が十分にカリキュラムに組み入れられていることなど。
  • 学習時間が基準を満たしていること パートタイムコースは最低4年間、フルタイムコースは最低2年間学ぶこと。
  • 実践時間が基準を満たしていること プロのホメオパスの横についてのケース見学が卒業までに100ケース以上あること。
  • 試験制度があること 教育内容を十分に理解しているかどうかを知るための試験制度があり、理解がある一定水準以上に達した者だけが進学、卒業できるシステムになっていること。

人間は、自分で自分を癒す力を備えている

人間は悲しい出来事が起きたり追い詰められたりすると、自分を客観視できなくなることがあると思います。そのような状態が長く続くと自分を見失い、心を病み、そして病気として症状を体に表出してしまいます。レメディーを的確に選択するには、自分が今どのような状態にあるのか正確に把握することが必要なのですが、病気の渦中にいると、それは難しいことかもしれません。

JPHMAの認定するホメオパスはその専門性を活かして、クライアントの状態を正確に見極めることが可能です。どうしても病気から抜け出せないときは、どうぞ遠慮せず認定ホメオパスに頼ってください。そして、しっかりとカウンセリングを受けた後、認定ホメオパスが指示した同種のレメディーを摂ったとき、クライアントはその力を借りて、自ら間違った方向に行ってしまった自分に気づき、間違った方向に行く原因となった心と体のこだわりを解放し、病気の状態から抜け出すことができるでしょう。そしてその暁には、クライアントは本来の生き方、自分が最も楽に生きられる生き方を取り戻しているはずです。

その力は、ホメオパスやレメディーが直接的に与えてくれるものではなく、あくまでも主役は自分に本来備っている自己治癒力なのです。ホメオパスやレメディーはきっかけを与えているだけにすぎません。また、物質的な作用の力を借りるのではないので、老人、子供、妊婦の別なく安心して使うことができます。症状を無理矢理抑え込み、そのまま見えなくしてしまう逆療法の考え方が一般的になっている現代日本にとって、自然治癒力の喚起を狙うホメオパシーの叡智は多くの示唆を与えてくれることでしょう。人間は、自分で自分を癒す力を備えているのです。

目次