世界保健機構(WHO)がホメオパシーは治癒に導かないと発表した」との報道をBBCが行ったことについて、これは正しい情報でなく、WHOにも事実確認をせずに報道してしまった事実をBBC側が認め、その記事を公式な発表として掲載するには軽率すぎて不適切だったことをBBCが認めました。
これは、ホメオパシーを撲滅しようという意図でUKを拠点として活動している The Young Voices of Science(YVoS)(科学の若い声)というグループが、 WHOに手紙を送付し、特にインフルエンザ、子供の下痢、マラリアやA IDSにおいて、開発途上国におけるホメオパシーの使用を非難するように、 各国政府に懇願するホメオパシー・ネガティブキャンペーンを行っています。 そして、先週、「WHOの様々な部署の部門長が、上記の病気における ホメオパシーの有効性を示す証拠がないと回答した」と「科学の若い声」が BBC等、英国のメディアにプレスリリースを流しましたが、その内容は、 あたかもWHOからの公の発表であるかのように誇張した内容でありました。
BBC放送は、WHOに事実確認を行わずに、このニュースを速報しましたが、 これは、WHOによる公な発表ではもちろんなく、その後、視聴者からの事実 確認の問い合わせに対し、BBCが報道した内容は正しい情報でなく、WHOにも 事実確認をせずに報道したこと、その記事を公式な発表として掲載するには 軽率すぎて不適切だったことを認めました。
この「科学の若い声」(YVoS)は、世界中の健康大臣に文書を送りし、あたかも WHOの公式な回答として、伝え、自国でホメオパシーを非難するように求める ことをウェブサイト上で述べていますが、このような悪質なホメオパシーに対する 誹謗・中傷に対し、世界各国のホメオパシー団体から、YVoSのやり方に批判と 警告がでています。
ホメオパシーとネガティブキャンペーン
ホメオパシーは、人間本来が持つ自然治癒力を触発し、自らの力で治癒に導く 同種療法として、第3世界の最も貧しい方々から欧米のセレブ階級を含め、 世界で10億人以上の方に広く愛用されている健康法です。 また、原物質を含まないほど希釈しているため、物質的な副作用を伴わない点 から、、妊婦さんから、高齢者、動物まで、安心して使えるものでもあります。 特に、医療費の急増に頭を痛める国々では、高齢化社会に対応し、財政負担の 低い健康法として、代替療法の中心として推進している国々もあり、その可能性 が注目されています。
ホメオパシーには、これからの代替医療の中心を担う様々な可能性と、特長が あります。それ故に、これ以上、ホメオパシーが普及することをよしとしないグループ、例えば、医療など既得権益・利益集団から、古くからバッシングを受けてきてい ます。 ドイツ人医師、ハーネマンがホメオパシーを確立した200年前から、各国で繰り返し大規模なネガティブキャンペーン(誹謗・中傷)を受けてきました。
インドや欧 州、 ブラジルなどのように、そういったキャンペーンにも耐え、各国の国民が、地道にホメオパシー療法を実践し、国民の健康法としても根付いた国と、19世紀には ホメオパシーが全盛を誇っていたアメリカのように、20世紀に入り、一次的にかなりホメオパシーの取り組みが衰退した国もあります。私たちは、ホメオパシーが適 切に 評価され、日本に地道に、しっかりと根付き、日本でも国民1人1人の健康法として取り組めるように、行動や発言をしていくことが求められています。
ACTION HOMOEOPATHY
ホメオパシーをよいと思っている人、ホメオパシー的考えに共鳴する人、ホメオパシーが好きな人は、署名活動にご協力ください。 ホメオパシーYESに皆さんが署名することで、これだけの数の人がホメオパシーに賛同しているということがわかり、それ自体がホメオパシーを推進する力となるとともに、 権威やマスコミを利用しホメオパシーを潰そうとする勢力に対抗できる力となり、ホメオパシーを守ることに繋がります。
なお、日本ホメオパシー医学協会から、The Young Voices of Science(YVoS)(科学の若い声)の行為に対してはWHOやBBCの誤報をそのまま報道しているメディアに対しては、事実誤認で あり、修正を依頼する文章を送ります。もし、日本国内の報道で、同様の情報が流されている場合などはJPHMAまでご連絡ください。私たちは事実に基づいた情報へと適宜修正依頼を行っていきます。