2008年のヨーロッパチャンピオンシップが開催された時に公表された記事です。
ドイツのブンデスリーガ(サッカー、バスケットボールなど、ドイツ国内スポーツのトップリーグ)の為に働くドクターの92%はホメオパシーを利用しているそうです。ワールドカップでの欧州や南米チームの強さの秘訣はホメオパシーサポートにもあるかもしれませんね。
試合で勝つということは、いかに怪我を克服していくか他ならない・・・でなければ、第一線から脱落するということである。今回の調査において新たに注目すべき点は、ドイツの代表チームが、従来の療法ではなく、自然療法により多くの信頼をおいたということである。
サッカーとは、スター選手をいかに怪我から守り抜くかという菅家に基づくスポーツであるということは周知でしょう・・・というわけで、1998年のイギリスチームのコーチであるグレンハドルは、信頼のおける療法家をワールドカップに同行させたが、その時はそのかいもなくアルゼンチンに対してペナルティを科せられ敗北してしまった。
ある調査においては、ドイツチームが痛みや苦痛を取り除くために、ホメオパシー療法にいかに信頼を寄せていたか公表した。
コブレンツにある主要のホメオパシー製造メイカーの研究所の要望により執り行われた今回の調査結果、第1、第2ティビジョン所属の92%の医師が(ホメオパシーを)処方し大変な治療効果があることが分かった。
その内の一人、ドルイドとあだ名されるBayer Leverkusen’s Dieter Trzolekの所属するチームのスポンサーがアスピリン会社というのは、皮肉というに他ならない。
WADA=公認ドーピング調査機関に関しての心配は無用
(全ての天然素材が適法というわけではない)
ホメオパシーとは、18世紀後半にドイツ人サミュエルハーネマンによりもたらされて以来、熱い議論を醸しだしているものである。
現代科学による調査においては、薬剤による効果は、「豹の災難」「胡瓜の絞り汁」「沼地のお茶」といった多彩な調剤名による心理的効果では、という以外にどのような効果があるのか見出すことが出来ないでいる。
その一方で、ホメオパシーのレメディを使用している選手たちは、体力回復薬剤を使用している他の選手とは違い、抗ステロイド検査に怯えることはないのである。
今回の調査を取り行った研究所所長でスポーツドクターでもあるピーター・ビリグマンは、スパイジェルニュースマガジンのインタビューで「今回の調査におけるホメオパシーの成功例はとても印象的であり、ホメオパシー的物質には副作用がなく、ドーピングにおいてはいつも安全である。」と伝えている。
代替医療
ドイツチームにとって、ホメオパシーだけが、彼らの肉体の維持のためのたった1つの選択肢というわけではなかった。
ビリンガムの調査においてわかったことは、60%の医師が鍼灸療法を施し、前代表選手であった、Patrick Owomoyelaと Jan Schlaudraffは、「自己治癒力」の療法を行っている指導者Holger Fischerクライアントだったと伝えている。
また、ドイツ人のディフェンダーでキネシオテープファンのMarcell Jansenは、綿を使用した通気性のあるアクリル製医療素材のキネシオテープの粘着性は治療機能を刺激すると申し伝えている。
いずれにせよ、テープや薬草、またはそれらの類は自己治療を維持する過程において、選手たちの中央へのパスをそらす能力やペナルティーをコンパートする能力に有効的な結果をもたらしていることから、次代のスポーツ医療における議論の対象となることだろう。
しかし、国際試合でも良い結果を収めたドイツチームについて考えてみると、今後は、イギリスやオランダのチームもホメオパシーを使うことで相手を混乱させたいと望むのではないだろうか。
出典:dw-world.de
情報提供:ICH、RAH英国本校
翻訳:JPHMA