HIVとAIDSの関連を発見したノーベル賞受賞者が、ホメオパシーに対する確固とした科学的基礎がある可能性を提案している。
フランスのウィルス学者、Luck Montagnierは、ホメオパシーの基本的理念と大変類似しているウィルス感染を発見する新しい方法を発表し、その高名な国際的コンファレンスに出席していた同僚達を唖然とさせた。
ホメオパシーをインチキとみなす仲間のノーベル賞受賞者達は、首を左右に振ったものの、Montagnierのコメントは、より信頼を求めるホメオパス達によって急速に受け入れられた。
そのコンファレンスでは、HIVを含む病原となるバクテリアとウィルスのDNAを含む溶液は、’ 低い周波数の電磁波を放射する事ができる’。
その電磁波は、’ナノ構造’にアレンジされる水分子周辺を誘発する。彼が言うには、この水分子も電磁波を放出する事ができる。
水は、オリジナルのDNAが完全に消える点までオリジナル溶液が非常に希釈されたのちでも、このような特質を保持する事ができると提案している。
この方法で、彼は、水は接触した物質の’記憶’を保持する事ができ、医師たちは、疾患を探知する為に、この放出を使用する事ができると提案している。
一般人には、これは不明瞭に聞こえるかもしれない。
科学者にとっては、これは、ホメオパシーを実証する原理と非常に類似しており、大変挑発的なものである。
ホメオパシー医学では、毒性物質を微量で摂る事は、多量にそれを摂って引き起こされる症状を治す事ができる。という原理に基づいている。
科学者達は、これを完全に拒否していて、水が情報を保留したり運んだりする証拠はなく、ホメオパシー療法は完全な臨床実験で証明された事はないと主張している。
Montagnierの主張は、先週(6月29日)の英国医学協会が、ホメオパシーにかけられる4百万ポンドのNHS予算を停止するように呼び掛けた、という特に敏感な時に起こった。
医師達の懸念が大きくなっているのは、ホメオパシーの人気増加に関係している。ホメオパシー使用者は、英国女王やディビッド・ベッカムを含む。
Montagnierは、1980年代HIVとAIDSの関係を確認するリサーチをして、2008年にノーベル賞を受賞。
この飛躍的進歩は、何百万人もの生命にかかわる新しい治療法への道を切り開いた。
先週、彼は、60名のノーベル賞受賞者と700名の科学者達が集い、医学、科学、物理における最新の飛躍的を討議する為、ドイツで行われたリンダウノーベル受賞者ミーティングで話をした。
英国ホメオパシー協会のChristal Sumnerは、Montagnierの研究はホメオパシー に’真の科学的主潮’をもたらすと言っている。
