癌治療の最前線を行くバナジープロトコルの一部が出版される

現在、世界中の医師が注目し、医学界から講演依頼が絶えないバナジー親子(プラサンタ・バナジーとプラティップ・バナジー)、癌へのバナジープロトコルに世界が注目しています。日本でも2009年と2010年に来日し、カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー(CHhom)で講義を行っています。(詳細はプロフィールをご覧ください)このような状況の中、バナジー親子が、癌へのバナジープロトコルの一端を著した書籍が出版されました。
バナジープロトコルの全貌が明らかになるのはもう少し先になるとのことです。

『Treatment of Cancer with the Banerji Protocols Prasanta Banerji and Pratip Banerji』

上記書籍中のバナジープロトコルによる癌治療についての論文は
こちらからご覧ください。⇒

上記書籍についてホメオパシー出版からバナジー親子にお祝いのメッセージをお送りしたところ、プラティップ・バナジー氏より以下のメッセージをいただいたということで、ここでご紹介させていただきます。

由井先生は、私達のシステム(ホメオパシー)にとって最高の先駆者であり指導者です。
ホメオパシーは、私達の愛と情熱が結合したもので、人類に対して良い事をしようという意欲をかき立てます。
そして、その時は今です。

敬具
プラティップ・バナジー

■バナジー氏プロフィール
India / インド MD&ホメオパス
インド人ホメオパス父子、カルカッタのクリニックでは、1日1000人以上が訪れる。バナジープロトコルとも言われるガン・腫瘍治療に対するホメオパシー的アプローチは複数の国際的な学会でも発表され国際的に注目を集めている。

バナジー家はインド、カルカッタで150年にわたってホメオパシーを実践、ガンへのホメオパシー理論の応用では世界からも、その研究成果が注目されるホメオパス。2009年に初来日し、カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー(CHhom)で3日間にわたり、バナジープロトコルに基づく、ホメオパシーでのガン治療について講義を行う。さらに翌年の2010年に来日し、2日間の講義を行う。CHhomでのバナジー親子の講義の様子とバナジープロトコルに触れた学生の皆様の声は以下にあります。

●2010年講義
http://www.homoeopathy.ac/08lectures/part-time/20111001.php
http://www.homoeopathy.ac/08lectures/part-time/20111002.php

バナジー父子からは、昨年の日本でのホメオパシーバッシングに際し、メッセージとバナジー氏の臨床成果をJPHMAにいただいています。

http://jphma.org/About_homoe/message_20100827.html

No9. プラサンタ・バナジー(父)&プラティップ・バナジー(息子) (インド人ホメオパス)
2010/09/04付

<メッセージ和訳>

JPHMA理事 様

先ずはじめに、ホメオパシーはとても科学的であり、多くの方法で立証され得るという事について言及させて頂きたいと思います。 ホメオパシーに反対する談話を書いた日本学術会議、金澤一郎氏は、私達の医学的な作用について全く知識がないように見受けられますが、ホメオパシーを不利な立場に位置づけたいグループを代表しているのは明らかではないでしょうか。

日本の学術会議の会長が、「バナジープロトコル」の発展において科学的根拠と深くかかわってきたホメオパシーにおける、現代の風潮でもある科学的根拠について何も知らないのは皮肉ではありますが、このプロトコルの下では、特定のホメオパシーレメディーは、特定の病気と疾患に対し、特定のポーテンシーと投与数で処方され、時に頻繁に繰り返したり、コンビネーションしたりする事もあります。これらプロトコルは、ホメオパシーにおける大変意味深いリサーチの機会を促すと同時に、その科学的根拠を立証してきました。 ホメオパシーにおける科学的承認に関して、私達の主張している事を証明する多くの事実を以下に提示してみます。日本における関係者が皆、自分たちが、ホメオパシーの科学的根拠や、信憑性を証明するために参考にした、世界的に名の知れた機関や、名声がある方々に連絡を取る事を躊躇すべきではない思えるように、状況を整備してみてはいかがでしょうか。

1.1991年、アメリカ政府国立癌研究所(NCI)ベストケースシリーズプログラム(BCS)では、癌治療に対する私達の代替アプローチが究明され、このプログラムを基礎とした療法を活用させる研究プロジェクトがサポートされました。また、多様な悪性腫瘍を持つ患者に関するPBHRFの14のケース発表が 1998年に提出され、 1999年にはそれが受理されました。 この委員会は、最高のケースシリーズ発表には非常に熱心であり、データを再考した後、同委員会は、この患者の腫瘍退行が「特筆すべきで稀な事である」としました。メンバーが、更なるDr バナジーのメソッド研究をサポートする強い意志を示したところ、 BCSは「ホメオパシー医学を使ったバナジープロトコルで治療された癌患者達:アメリカ国立癌研究所のベストケースシリーズプログラム」と題して まとめられ、2008年4月23日に受理されました。

2.これは、癌治療の研究に対し、代替医療部門とアメリカ政府保健機関の初めてのタイアップであり、更に、PBHRFとアメリカ国立衛生所(NIH)の間で同意署名された事は、肺がん治療におけるホメオパシーの重要性を認識する世界初の書面でした。

3.国際的に有名なアメリカ、テキサス大学のMDアンダーソン癌センター(UTMDACC)の研究室で共同で行われたビトロリサーチ研究は、正常な細胞が活性する一方、脳の癌細胞を破壊する事について二つのホメオパシーレメディーの効果を確立しました(以下2つのレメディ:Ruta GraveolensとCalcarea Phosphorica)。これは、2003年10月に発行された the International Journal of Oncology (国際腫瘍学ジャーナル)で発表さました。

4.「Cytotoxic effects of ultra-diluted remedies on breast cancer cells (乳がん細胞における超希釈レメディーの細胞毒性効果)」と題された文書が2009年7月23日、 the International Journal of Oncology(国際腫瘍学ジャーナル)で発表されましたが、このリサーチでは、UTMDACCとPBHRFの癌研究者達と共同で行われ、疑いようもなく、ホメオパシーレメディーには、癌細胞を殺す力があると示唆されております。

5.最近のPBHRFの共同リサーチプロジェクトは、世界的に有名なアメリカの機関などで行われており、例えば、テキサス大学MDアンダーソン癌センターや、コロンビア大学、カンザス大学医学センター、南 カリフォルニア大学、サンディエゴ大学など、その他多くを含みますが、それらは、全て申し分ない名声をもつ主要現代医学の機関です。

6.現在、70カ国以上からの患者が、ウェブサイトwww.pbhrfindia.org を通じて「バナジープロトコル」に続き、オンラインでの医療アドバイスや治療を求めており、スペインでは、バレンシアを拠点とするポータルサイトに、毎日おおよそ1,000名程度が訪問しており、スペインだけでなく、世界中のスペイン語を話す国の人々から癌治療に関連した「バナジープロトコル」に、多数の問い合わせを受けています。

7.スペインとスペイン語圏の国では、ホメオパシー治療の「バナジープロトコル」への反応は様々な方法で大変ポジティブなのです。 今日、世界におけるホメオパシーの地位に関する統計と、それにおける科学的文書を送っていますが、ぜひ日本のメディアを通して、これらを公表して欲しいと思っております。ホメオパシーに対して、ポジティブであるメディアで活躍する人物を探してみてください、きっとたくさんいるはずです!!彼らが助けとなるでしょう!!私達もインドで同じ様な経験をしています。 日本学術会議のような団体と同様、日本のメディアは、貴方方が開催される会議や、記者会見を通し、ホメオパシー における現代の発展について情報を受ける必要がある段階に到達していると感じております。 手が足りない時などは、喜んで手をお貸しいたします。

また、ホメオパシーの科学的論証に関し、より詳しい情報がご必要でしたら、遠慮せずにどうぞご連絡下さい。 ホメオパシーが科学的根拠をもった医学体系であるものとして国際的確立しようとする、その運動に喜んで協力させて頂きます。

⇒参考文献1
⇒参考文献2
⇒参考文献3
⇒参考文献4

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