インフルエンザで亡くなったのは18人であって、CDCが主張する3万6千人ではない。

Jon Rappoport氏 2012年9月10日公開Infowars.com記事

調査報道記者として、再三にわたり、もっとも基本的な前提が間違っていることを、私は読者の皆さんにお伝えする仕事をしてきました。

絶対的な科学であると思われている嘘が一般に受け入れられているために、医学界では、事態が悪化しているのです。しかしながら、この『科学』自体がでっち上げられた思い込み・妄想であることがわかります。この記事のテーマも同様です。この記事は、医学的権威が文字通り一般大衆を洗脳するために立ち上げた大々的なプロパガンダに真っ向から対抗するものです。

インフルエンザの季節が近づいてきました。そして、もちろんCDC(米国疾病対策予防センター)はすべての親たちに言うことをよく聞く小型ロボットのように振舞うことを促し、家族全員にインフルエンザワクチンを打つようにと勧めます。

お決まりの警告や予測がCDCやCDCに服従するメディアより喧伝されます。

無理やり押し付けられた根強い事実としては、米国では、毎年3万6千人もの人がインフルエンザで死亡する、というものです。私たちは皆その数字を繰り返し読んだり聞いたりしてきました。

この数字はCDCにとって『必要な』統計なわけです。CDCはこの数字を推進する必要があるのです。CDCは国民に季節性インフルエンザが危険だと納得させる必要があるのです。

米国国民はこれが嘘であって現実とは似ても似つかない甚だしいでっち上げの妄想であるとは理解していません。

2005年12月、イギリス医師会雑誌(BMJ)(オンライン)はPeter Doshiによる衝撃的な報告を発表しました。これは、その妄想を詳しく説明したもので、CDCのホール内に震撼させました。

以下は、Doshiの報告からの引用です。

「[CDCの統計によれば]、2001年、「インフルエンザと肺炎」は62,034人もの命を奪った。このうち61,777人が肺炎によるもので、257人がインフルエンザによるものである。そしてインフルエンザウィルスが明確に検出されたのは18ケースのみであった。」

おわかりのように、CDCは、インフルエンザと肺炎による死亡を結びつけて1つのカテゴリーを作り出しました。なぜこんなことをしたのでしょうか?それは、肺炎による死亡がインフルエンザにより発症した合併症であるとCDCが仮定したからです。

これは馬鹿げた仮定です。肺炎には多くの原因があります。しかしさらにひどいことに、インフルエンザと肺炎による全死亡数のうち、たった18ケースのみ直接の原因がインフルエンザウィルスであったと突き止められました。

したがってCDCは、2001年に18人よりも多くの人がインフルエンザで死亡したということは確証を持って言うことはできませんでした。

Doshiは、発表されたCDCのインフルエンザによる死亡統計に関する自分の評価を以下のように続けています。「1979年から2001年の間に、[CDCの]データによれば、年間平均1348人が[インフルエンザで]死亡した。(257人から3006人の範囲)」

これは明らかにオウム返しに繰り返された36,000人よりもはるかに少ない数です。しかしながら、Doshiは、単にこれらの年にCDCによって推定されたインフルエンザによる死亡数を報告しているだけです。2001年のデータからDoshiが示したように、実際にCDCがインフルエンザウイルスを発見したのは、インフルエンザで死亡したと推定されている人達のうちのごく僅かからでした。

言い換えれば、これは全て当てずっぽうだったわけで、同時に広告宣伝でインチキだったわけです。

しかしこの数字が何度も繰り返されてきたために、圧倒的な割合のアメリカ人がこのインチキを真に受けています。彼らにとっては、1年にたった18人のみがインフルエンザによる死亡であると明らかに認められたという考えはありえないものなのです。

Doshは引き続きCDC及び米国医師会によって2004年に開催されたインフルエンザワクチンサミットについて言及しています。この会議の重要な演者の一人であったGlenn Nowak氏はインフルエンザワクチンに対する興味と需要の生み出すことに関して講演をしました。

Nowakが述べたところによれば、インフルエンザワクチンへの需要が起こるのは、医療専門家と衛生行政機関が「懸念と警告を発し(悲惨な結末を予測して)インフルエンザの予防接種を促す時だから…インフルエンザが重症疾患を引き起こしており、かつ/あるいは、多くの人々に感染しているという報告を絶えず流して、多数の人が重症のインフルエンザに感染しやすいという認識を育むように促していくべきである。」

毎年3万6千人もの人々がインフルエンザで死亡するというマントラを繰り返すのは、もちろん、ワクチンに対する需要を創出するための主要戦略です。

これは全くでっち上げのセールストークです。ずっとそうでした。

当然ながら、多くの人がCDCの側につくでしょう。彼らは、実際に病気の人からインフルエンザウィルスを見つけ出して分離することがいかに難しいか、したがって、その人の死因をインフルエンザのよるものと統計分類することがいかに難しいだろうかとあなたに言うでしょう。

CDCの年間予算はだいたい100億ドルレベル前後です。この資金があれば、CDCは、人々の死因がインフルエンザによるものか他の原因なのかを決定するのに必要なことを確実にできるでしょう。

CDCはインフルエンザによる死亡について米国国民に白々しい嘘をつき続けてきました。その嘘の発覚がマスコミによって阻止されてきたのです。

CDCの主な仕事は疾病や死亡に関する統計を正確に報告することです。もしその機能を果たせないのであれば、それを認めることがCDCの責務です。しかしながら現実は、CDCは致命的に機能不全になっているのです。CDCは巨大な包括医療カルテルの一部として製薬業界と結託しているのです。したがってCDCの信頼性はゼロです。

実質的に、インフルエンザによる死亡に関してあなたが米国政府に言われてきたことは事実の裏付けがないのです。

Jon Rappoport氏
爆弾的コレクションTHE MATRIX REVEALED(「暴かれた母体」)の著者、Jonはカリフォルニア州第29区の合衆国議会議席の候補者でした。ピューリッツァー賞にノミネートされ、30年間事件記者を勤め、CBSのHealth Watch、LA Weekly、Sternその他の米国やヨーロッパの新聞や雑誌に政治、医療、健康に関する記事を書いています。Jonは国際政治、健康、理論、創造力について世界中の人々に対して講演やセミナーを行ってきました。
www.nomorefakenews.com
この記事は2012年9月10日月曜日、午前5時13分に掲載された。

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