人口の48%がホメオパシーで健康ケアを行っており、現代西洋医学、アーユルヴェーダ医学とともに、ホメオパシーが国の第一医学である世界最大のホメオパシー大国インド。その女性としては初めてのインド大使として赴任したワドワ駐日大使と由井寅子JPHMA会長との会見が、3月24日(月)にインド大使館で行われました。会見、予定時間をオーバーして1時間半にも及び、ホメオパシーをはじめ様々な話題について話し合われました。
日本におけるホメオパシーの現状や、ホメオパシーのレメディーを使った自然農、インナーチャイルド癒しの話など由井会長の説明を大使は興味を持って聞かれていました。大使は、由井会長のホメオパシーメソッドで、自閉症の子ども達が改善していくケースに驚かれ、難病が治癒していく部分の説明を特に熱心に聞かれておりました。大使からはインド側から何かサポートできることがないかとのご質問もありました。会見の内容の詳細は、後日会員にも報告したいと思います。
インドとの交流では、昨年、JPHMA主催で日印ホメオパシー国際カンファレンスが10月に開催され、世界各国から200名以上が参加し、由井寅子会長が確立した難病を治癒に導くホメオパシーZENメソッド、そしてインドの中でも先進的なバナジー父子のバナジートロトコルやインドを代表するホメオパスとしても有名なファロック・マスター氏が大会で発表されるなどが、大きな反響を呼びこしました。この成功の結果、昨年12月には、インド政府のホメオパシー研究機関であるインド政府ホメオパシーリサーチ中央評議会(CCRH)のマンチャンダ長官が、明治神宮で行われた第14回JPHMAコングレス(学術大会)に来日し発表するなど、JPHMAとホメオパシー大国インドとの交流が進んでいます。
なお、マンチャンダ長官来日は、天皇皇后両陛下のインド訪問の時期とも重なり、ワドワ大使は、インドに帰国されておられたため、コングレスにはお越しになられませんでしたが、大使館からは、臨時代理大使であるパンダ公使が、コングレスのパーティーに出席されました。そして今回の会見になりました。
今回のワドワ大使と由井会長との会見によって、ホメオパシーを国が積極推進するインドとの関係が深まることは、今後ホメオパシーが日本に普及していく上で、追い風になるものと思います。また来年2月には、アジア・ホメオパシー・リーグ・カンファレンスがJPHMAも主催団体に入り、インドにて開催予定です。インドと日本の協力により、アジア地域全体でのホメオパシーの普及・発展につながるものと思います。
▼日印ホメオパシー国際カンファレンス
http://jointconference2013.org/ (公開終了)
▼第14回JPHMAコングレス
インド政府マンチャンダ長官を来賓として迎えコングレスでは両日講演を行いました。