マリンズの名著『医療殺戮』が内海聡医師監修で復刊、CHhom各校でも販売!

目次

「私の医師としての人生を転換させた書!出来るだけ多くの人に読んでいただきたい驚愕の真実!」と内海聡医師が絶賛のユースタス・マリンズ『医療殺戮』(原題”Murder by Injection”天堂竺丸訳)が、ともはつよし社から復刻発売されました!

この本は、米国でのロックフェラーによる1900年代の米国でのホメオパシー弾圧をはじめ、ワクチン、フッ素の問題などをはじめ現代医療の大罪に迫ったものです。以下、監修者の内海医師の序文から一部引用紹介させていただきます。

「この本と医療を全否定しているかのような幾人かの人々に合わなければ、私は決して今のような行動や啓蒙活動などをすることはなかったであろう。そしてこの本に出逢わなければ、適当に人を治療して終わる、という人間で居続けたかもしれない。運命という言葉は嫌いだが、もし仮にそのようなものがあるのだとすれば、この本は私が治療家ではなく社会に影響を与える人間となるよう、導いたひとつの参考書だったかもしれない。そしてその気付きは私だけでなく多くの人にもたらされると期待する。だからこそこの本は医者や医療関係者や日本中のセラピストたちにこそ読んでいただきたい。もちろん患者と呼ばれる人たちが読んでも構わないのだが、なによりも多くの人がこれを読み、医学と医療の正体について理解していただきたい」(内海聡医師の監修者序文より引用)

この本は面影橋出版1996年に日本語訳が出版され、1998年に来日したユースタス・マリンズ氏の講演には、由井寅子会長が参加、そのときユースタス・マリンズ氏からサインをもらった『医療殺戮』の本はいまでも大事にとってあり、オフィスに飾ってあります。そういうわけで由井会長もこの本を高く評価し、初期のロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシー(RAH:現CHhom)の講義では、ホメオパシーの歴史を学ぶ中でこの本も紹介されていました。残念ながらこの本はすぐに絶版となり日本では入手が困難になってしまいました。

『医療殺戮』の内容をともはつよし社のホームページから一部引用、紹介させていただきます。

◎ どこをどう辿ってもロスチャイルド、ロックフェラーに収斂する
◎ これが現代医学の成り立ちと製薬トラストの独占体制だ
◎ ロックフェラー医療独占体制の下、アメリカ国民は覇気を失い、毎日大量に化学薬品を飲む国民に変わってしまった
◎ 医師たちが処方するのはもちろんロックフェラー医薬独占体制が生産する高価な医薬品ばかり
◎ 「人間性なき科学」が「道徳なき商業」と結びついたアメリカ医療体制の汚染された実態を告発する本
◎ 我々の健康を脅かす「ボロ儲けの医療技術・医薬品」は既に日本に上陸している
◎ GHQに占領された日本からロックフェラーの医療独占体制に反対の声が上がることはけっしてないだろう
◎ 米国医師会AMAはAmerican Medical Associationの略ではない、米国殺人協会American Murder Associationの略だ!
◎ エイズウィルスは予定通り米国国防総省によって開発された?!
◎ 米国政府機関・疾病管理センターは、エイズが一般市民に蔓延する可能性を国民に知らせないよう、全力で活動した?!
◎ 「私は決してガンの治療法を見つけません」誓約書にサインすれば研究助成金が出る?!
◎ 米国ガン協会は自分たちの組織を存続させるためにガンの問題がなくならないように望んでいる
◎ 症状が重いため放ったらかしにされたガン患者の方が、症状が軽くて治療を受けた患者より長生きしている現実
◎ 日本もアメリカも国家ぐるみでこの犯罪に加担している
◎ アメリカに学んではいけない、歪んだ事実に違和感を抱け!
◎ アメリカからナチュロパシー(自然療法)・ホメオパシー(同種療法)が消えた――アロパシー(対症療法)はロスチャイルド家が発達させたドイツの医療制度
◎ 脅迫された自然治療家は、廃業または国外逃亡するしかなかった
◎ 現代医学は「死の教会」ーーその4つの「聖水」とは?
◎ 養豚家に売れなかった「豚インフルエンザワクチン」の対象を人間に切り替えて利益を得る製薬会社
◎ ワクチンの安全性は、子供に実際に摂取するまでは証明できない
◎ 米国公衆衛生局が推進した飲料水へのフッ化物添加で腎臓病・心臓病による老人の死亡率アップ
◎ フッ化物添加の真の目的は、一般大衆から政府に反抗する力を失わせ、自由を奪って彼らを完全に支配し、思うがままに操ることにある。
◎ フッ化物はナチスが発見した「言いなりになる大衆」製造兵器
◎ 化学トラストを支配する寄生体は医療システムを支配して宿主を弱体化する
◎ 本書はこの寄生体と戦うべく、日本を含めたすべての民族に向けられたメッセージである

※なお、1900年代の米国をはじめ、世界各国でのホメオパシー弾圧など、世界のホメオパシーの歴史を学ぶには、デイナ・アルマン氏著の『世界の一流有名人がホメオパシーを選ぶ理由』(ホメオパシー出版)がおすすめです。
以下に『医療殺戮』より抜粋し紹介します。

アロパシー医学 VS ホメオパシー医学

設立当初から米国医師会は、アロパシー医学(逆症[対症]療法、病気の症状を押さえることを主眼においた医学で、日本を含め現代医学の中心的な治療法)を治療の基本とした。
アロパシーは公認の医科大学で訓練を受けた医師が行う治療で、外科手術 と投薬に極端に依存する治療法であった。アロパシー医学の指導者たちは、ドイツで教育を受けた。彼らは、何かといえば血を流し、多量の薬を投与することにもっぱら精力を費やした。そしで、医学会が指定する治療法、あるいは標準的で正統な治療法に従わない医学は、どのような医学に対しても、敵意をあらわした。
一九世紀の医学校では、「ホメオパシー」(同種[同毒]療法、健廣な人に疾患を起こさせる薬物をごく少量投与する治療法]医学の方が広く普及していたが、アロバシー学派はホメオパシーに対して強力な敵対活動を開始した。
ホメオパシー医学はサミユエル・クリスチャン・F・ハーネマン(一七五五~一八四三)という医師が提唱したもので、彼の同種療法に基礎を置いている。ホメオパシーの方が、むしろ今のわれわれの時代にとってはより重要であるといえよう。なぜならホメオパシーは、病気を引き起こしたのと同種の毒性のない物質を処方することで、体の免疫機能を活性化させて治療する方法だからである。
今日でも英国のエリザベス女王をバッキンガム宮殿で治療しているのは、 ホメオパシー医学の医師である。しかし米国では医学団体がホメオパシー医学の信用を傷つけ、撲滅する運動を猛烈に展開しつづけている。
皮肉なことに、一八九九年から一九二四年まで米国医師会を支配し、全国規模の権力に仕立て上げたジョージ・H・シモンズ博士は、自分でネブラスカ州リンカーンで開業していたころには、みずから「ホメオパシー医師」であると何年間も宣伝していた。
ホメオパシーの治療は種々の臨床試験の結果、関節炎の治療で一般によく処方されている薬と同様の効果があり、しかも有害な副作用を引さ起こさないという点でそれよりもはるかに勝っていることが明らかになってい る。しかしホメオパシー治療の業績は、歴史からは黙殺され続けてきた。また、たとえそれについて述べられることがあっても、事実を歪曲されて語られたのである。
ホメオバシーの有効性を示す典型的な事件は、英国で一八五四年にコレラが大流行したときに起こった。記録によると、この大流行の期間中、ホメオパシーの病院では死亡率がわずか一六・四%だったのに村し、正統派医 学の病院では五〇%であった。しかしこの記録はロンドン市の衛生局によって故意に隠蔽された。
一九世紀のあいだに、ホメオパシー医学は米国とヨーロッパで急速に広まった。ハーネマン博士の著わした教科書『ホメオパティカ・マテリア・メデイカ』を読んで多くの開業医が彼の治療方法を取り入れるようになったのである。
一八四七年米国医師会が設立された当時、ホメオパシーの医者の人数は米国医師会の構成メンバーであるアロバシーの医者の二倍以上いた。しかしホメオパシーの医者たちは各自が独立しており、実際、個人開業医が多かったため、アロバシー医学からの一斉攻撃に対して十分な準備ができなかった。

 米国医師会は初めからアロバシー学派という単なる同業者の集まった圧力同体であり、競合相手のホメオパシー派の医師たちを妨害し、廃業に追い込むという目的のために組織されたことは明らかであった。
米国医師会は一九〇〇年の初めにはこの目的を達成し、おかげで米国の医療は暗黒時代に突入した。そして今ようやく、この何十年間もの暗黒から抜けだすきざしが見えてきている。病気の患部を集中的に治療する方法にかわって、「ホリスティック医学」という、病気を身体の組織全体でとらえる新しい動きが起こってきたからである。
米国医師会のアロバシー医学の特徴は、自分たちの治療方法のみが唯一効果のある治療法であるという神話をでっち上げ、絶えず大衆に宣伝して売り込む点にある。悪質な神話はみるみる成長して新たな怪物を作りあげた。

それは「医師は絶対に間違うことのない完全な人間であり、医師の判断を決して疑っては行けない」という神話である。ましてや、医師の過失についてとやかくいうなど、もってのほかである。
(中略)

医療独占支配が米国民にまわした「ツケ」
米国医師会は医学は進歩したとしきりに宣伝しているが、記録をみれば米国人の健康状態は明らかに低下してきていることがわかる。

 一九世紀のあいだは、米国人の健康状態は着実に向上していた。これはおそらくホメオパシー医師たちのおかげであろう。当時、代表的な病気といえば結核であった。一八一二年、結核による死亡率はニューヨークで一〇万人中七〇〇人であったが、コッホが病原菌を分離した一八八二年には死亡率は一〇万人中三七〇人に低下していた。一九一〇年、最初の結核療養所が開設されたとき、死亡率はさらに低下して一〇万人中一八〇人であった。この死亡率は一九五〇年までに一〇万人中五〇人にまで低下した。

 記録によると猩紅熱、ジフテリア、百日咳、はしかによる小児死亡率が九〇%も低下したのは、抗生物質や予防接種が導入される以前の一八六〇年から一八九六年のあいだであることがわかる。これは「食品医薬品法」が成立する一九〇五年よりも前のことだった。同法は政府が医薬品の州間取引を監視することを定めた法律である。

 一九〇〇年には米国人米国人七五〇人に対して一人の医師しかいなかった。医者は普通二年間の見習い期間を経て、出来の良い機械工とおなじ程度の給料をやっともらうことができた。

 この年、ジョージ・H・シモンズはすでに米国医師会誌の編集主幹をつとめていたが、彼は、「一人一人の医師会会員がこの仕事で常に儲けるためには、医者の数が制限されなければならない」といって政治権力の行使を呼びかけた。ではどのようにしてこの目標は達成されたのであろうか?

 魔法の杖をひと振りして医療に大変革をもたらし、このような独占支配体制を確立した魔法使いは誰であったのだろうか。それはほかでもない、世界一の大金持ちで強欲な独占者ジョン・D・ロックフェラーである。
 
ジョン・Dは巨大な石油独占体制の編成にまんまと勝利を収めたが、その勝利たるや古代ローマの勝者と同じく血塗られたものだった。そしてその勝利の興奮がいまだ冷めやらぬうちに、ロスチャイルド商会とウォール街に遣わされたロスチャイルドの密使ヤコブ・シフとが創り上げたロックフェラーは、医療を独占すれば石油トラストなどよりもさらに莫大な利益をもたらす可能性があると思い至ったのである。

(ともはつよし社 『医療殺戮』ユースタス・マリンズ著、内海聡監修より)

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

プレイベントで内海聡医師と由井学長がライブビューイングで対談した新宿でのイベントの動画情報など、2014年のJPHMAコングレスの動画は、以下リンクからご覧になれます。

【動画】 内海聡&由井寅子トーク≪緊急提言≫ 今こそ、有事にそなえる 食、心、命 そして「医」 第15回JPHMAコングレス 日本ホメオパシー医学協会学術大会

【動画】 基調講演 由井寅子 第15回JPHMAコングレス 日本ホメオパシー医学協会学術大会

【動画】 バナジー医師の研究発表 第15回JPHMAコングレス 日本ホメオパシー医学協会学術大会

【動画】 パネルディスカッション 第15回JPHMAコングレス 日本ホメオパシー医学協会学術大会

【動画】 共同記者会見 第15回JPHMAコングレス 日本ホメオパシー医学協会学術大会

▼JPHMAコングレス大会特設サイト(当日の様子や参加者アンケート)

目次