英国スクーリング3日目 「ホメオパシーにおけるメンタルヘルス~摂食障害について~」講師:スティーブ・スミス氏
英国スクーリング中日を迎えた本日も晴天に恵まれ、美しい陽ざしと澄んだ空気に包まれながら教室へ。本日は、心理学を専攻され、精神医学界でのキャリアを持ち、国際的にもベストセラーとなった『メディカル・ホメオパシー』を執筆されたスティーブ・スミス先生の講義が行われました。
今回のテーマは「ホメオパシーにおけるメンタルヘルス~摂食障害について~」。近年ますます増加傾向にあり、男性にも見られるようになっている拒食・過食の問題について学びました。 一般的な治療では改善が難しく、たとえ一度乗り越えても再発することの多い摂食障害。その原因となる精神的な要素をいかにオープンに話していただけるかが鍵となります。クライアントさんの言葉や服装、行動などから質問や間合いを考慮する示唆に富んだケーステイクの実際とレメディーの選択について紹介していただきました。
スミス先生ならではのユーモア溢れる楽しい講義となりました。
<由井学長コメント>
CHhom英国スクーリング3日目はスティーヴ・スミス氏。学生達は、到着した日から勉強です。それでも、やっと時差ボケもとれ、英国本場の講師陣の授業を一生懸命学んでいました。スミス氏は、摂食障害のケースとそのレメディー。簡潔ながら、どのケースもとても的を得ていて素晴らしかったです。また、彼のケースでの洞察力ときめ細かい会話は、心暖かい人だからこそできる技術だと思いました
特に、Chinaのケースでは、体液だけでなく、夫も赤ちゃんも全てをなくした人に合い、なくした事に対して自分を責め、その上、人も責めてしまう時に、このレメディーが合うのだというスミス氏の言葉にハッとしました。よく知られているレメディーながら、それを使い、その人達がどのように摂食障害を乗り越えたのかを聞くことは有意義な時間となりました。摂食障害の人々が自分を責める時に症状が発症し、自分を受け入れる事ができる時に治っていくことが多い中、ホメオパスは彼らの心をどう理解し、開いていくかが課題になっていくと思うのです。
講義の感想
スティーブさんのキャラにやられてます(笑)周りの女性でもちらほら見掛ける摂食障害ですが、やはり鬱も伴っている場合が多いです。というか先に鬱のケースもある様に思います。最近の若い子は…というと、何だか自分がヤバイですが、本当に病んでいる人が多いです。生理が半年以上止まっている人とか。この人もやせ過ぎだと思うのですが…あと、ピルも普通に常用してますし、一緒にタバコをやってる人も多い。精神面からくるこの様な病気というのはこれからマスターがマストなテーマだと思います。
摂食障害の方への対応の仕方も教えていただき勉強になりました。過食・拒食ともに本人が気付かないけれども大なり小なり、身近にもたくさん患者はいると思うので大変役に立つ勉強です。治ったあともこだわりがあるのはどのマヤズムからくるのかもっと知りたいです。
とても具体的で分かりやすかったです。特にレメディーのポーテンシーの上げ方がシンプルで私も自分自身に摂る時にマネさせていただこうと思いました。ありがとうございました。
楽しい講義をありがとうございました。摂食障害についての具体的なお話を伺う事が出来て、あまり身近な問題ではありませんでしたが、これからの勉強の参考になりました。
ケースと一緒に説明して下さるので、とてもイメージしやすくて、分かりやすかったです。スティーブン先生のユーモアがあって、楽しい人柄に時間があっという間に過ぎました。本当にありがとうございました。
職業柄、拒食、過食の患者に多く出会うので系統立てて教えていただき、頭の中で良く理解できました。機会があれば是非もう一度聞きたいと思います。先生もチャーミングで面白い方でした。
とても経験豊富なのだと思うのですが、噛み砕いてユーモラスにかつとても分かりやすく教えていただきありがとうございました。自身も過度ではありませんが経験があるため勉強になりました。
拒食症、過食症について、ケースを通してわかりやすく教えていただきました。時間が少ない為、もう少し授業を聞きたい感じでした。ありがとうございます。
由井先生が「男性だけれどお母さんのよう」と仰ったように、とても温かみがあり、分かりやすく、キュートな授業をありがとうございました。30Cを1日で3回を週1→200Cを1日で3回を週1というレメディーの摂り方は初めて聞いたので新鮮でした。今度自分でも試してみたいと思います。今回は授業時間が短く、過食症の内容をゆっくりと伺う事ができずとてもとても残念でした。次回6時間フルで授業をしていただきたいです。
授業ありがとうございました。とても分かりやすかったです。時間が少なかったせいか、1つ1つの説明をもう少し深くお聞きしかたかったです。
摂食障害を起こしている多くの思い当たる人にとって、ありがたいお話でした。処方の仕方も1週間単位で様子を見てみるというのも、また始めてきくやり方でしたので、大事なことだとも感じました。まだ初心者ですのでどれがベストかわかりませんが、最善を尽くせるよう研究したいと思います。ありがとうございました。半日だけの講義でしたが、とても参考になりました。
摂食障害について興味があったので今日は楽しく聞かせていただきました。周りにはいませんがテレビなどで大変な様子を何度も見、そして原因が親子関係それもたった一言が尾を引くのを見て、いづれ私の周りでも増えてくるだろうと危惧しています。今日学べて感謝しています。ありがとうございました。
イオサイマスのケースで神経症、精神的なものから食べ物中毒と思う事で食事を摂らず拒食になってしまうというケースが特に印象に残りました。
摂食障害のテーマは面白いと思った。患者さんの持つエネルギーの大きさ、意志の強さなどは、介護体験のある先生ならではの話で説得力があった。
摂食障害という大変興味深いテーマで楽しみにしていました。色々な方面からのアプローチがあると思いますが、ホメオパシーが治療効果を促進する可能性を大いに秘めていると思います。
すごく優しそうで楽しい人柄の良い先生を大好きになりました。今日の講義を聴いて、気付かなかったけれどもしかしたら自分も拒食症ぎみだったのかなと思いました。先生ありがとうございました。
とてもシンプルだったが深い内容だった。先生の温かさがあふれていた。
楽しい講義でしたが、時間が短くて、もっと知りたいと思い残念でした。
自分自身が昔、拒食だったので、興味深かったです。とてもわかりやすい内容でした。
とても楽しい授業でした。内容もとてもわかりやすかったです。先生の親しみやすい雰囲気で心もとても温かくなりました。
もっと聞きたかったです。楽しい時間でした。
もっともっとスティーヴ先生の授業ききたかったです。残念です。
身近なテーマであったのですごく勉強になった。とても重要な問題で今後増えていく症例だと思うので自分でもっと勉強していきたいテーマ。
レクチャーも楽しく、書く事と同時にするので難しいくらいだった。スミス先生のレクチャーをもっと聞きたい。
私自身が過食、拒食を繰り返していたので、もっと聴きたい授業で、半日で終わって残念です。是非この続きを聴きたいです。重くなりがちな重い内容を明るく話して下さってありがとうございました。拒食症の患者さんを助けてあげられなかった経験があるので、もっと勉強させてもらいたいと思いました。
とても楽しく勉強になりました。講義もとても実用的で具体的なので早速ためしてみたい友人の顔が浮かんできました。非常に重いテーマの講義でしたが、ポジティブな気持ちでリラックスして受ける事ができました。これほどチャーミングで楽しい講義は初めてです。ありがとうございました。
とても優しいお人柄が伝わってくるような授業、ありがとうございました。もっともっと拒食・過食・摂食障害のお話ききたかったです。
半日では足りなかったなあ、もう少しお話ききたかったわ。初心者のわたしでもレメディのことが実例でよく理解できました。
摂食障害の治療の難しさが伝わってきました。もっと詳しく授業を聴きたかったです。ぜひ、また講義を受けたいです。
とても楽しい授業でした。短かったのが残念ですが、とても参考になりました。
レメディーの使い方もいろいろあるのだと知りました。とてもよくわかり、楽しく勉強できました。ありがとうございました。
同じレメディーでも様々なポーテンシーで色々な効果があった事が驚きでした。
わかりやすかったです。もっと時間があれば良かったなあと・・・
とっても楽しく陽気なお人柄で内容も日本人の女性にとっても身近にある摂食障害のことで夢中になって聞けました。
やさしく楽しいお人柄で楽しい講義でした。
とても分かりやすかったです。
スミス先生楽しい講義をありがとうございました。次回を楽しみにしています。
楽しかったです。
非常に素晴らしい講義でした。周りの若い方たちにこの症状を持っていて少しも良くならずに苦しんでいる姿を見てきました(それも複数の方々で)。完治は無理だと思っていました。今日の先生の講義のケースで治っていった患者の事を聞いて希望が持てると感じました。ありがとうございました。
”楽しい”講義でした!身近な問題なのでとても助かりました。本当に「続き」と+α、聞きたかったと思います。是非、次回を!!ありがとうございました。
摂食障害のCaseでは、Borderline Personality Disorderが多いと聞いていて、治癒構造を心理面と身体面に分けて、対応したりしていると聞いていますが、ホメオパス1人で、患者と接する場合、色々問題もおこりやすいのではないかと思います。ホメオパスが男性、クライアントが女性の場合、恋愛感情などが生じて、ストーカー化するなど。この疾患の背景の精神病理やレベルをきちんと見てから取りかからないといけないのではないかと感じました。
明るくかわいらしい先生で楽しい講義でした。優しいんだなーというのが、よーっく伝わりました。とても気づかいも感じました。できれば過食症について詳しくうかがいたかったです。残念。またの機会に!
短い時間でとても魅力的に教えて頂いたが過食症の患者だからと言って、そこに焦点を置かず症状の全体像を見るのがホメオパシーであるという事を理解する良い機会になりました。ありがとうございました。
ホメオパスとしてだけじゃないスティーブ先生の人柄がとても素敵で感動しました。レメディーの効果+言葉のレメディー+αがあるのだという事を強く感じました。ありがとうございました。もっと聞いてみたいです。
とても楽しい講義でした。一つ一つのケースも印象が残るように楽しく話して頂き、とても記憶にとどまる内容だったと思います。午前中があっという間に過ぎてしまい、もう少し聞きたかったです。先生の温かさが伝わって来てとても癒されました。ありがとうございました。
スティーブ先生、わかりやすい講義、ありがとうございました。実際のケースでのレメディの処方の仕方の例を、沢山ご紹介いただき、とても参考になりました。拒食症のクライアントさんも、過食症のクライアントさんも、ものすごくパワフルで、一昨日のロジーナ先生の腸の講義でおっしゃっていたことと同じだと思いました。通訳の方も、どうもありがとうございました。
興味をいだいていた摂食障害の講義で良かったです。ありがとうございました。もっともっと、ケースやレメディを教えて欲しかったです。今日は、半日なのが残念でした。
著書「メディカル・ホメオパシー」のまじめな内容と、先生のユニークな授業のギャップが良かった。内容は分かりやすかった。レメディーの処方のやり方も変わっていて、いろいろ参考になった気がする。
スティーブ先生の暖かさが伝わってくる講義でした。拒食や過食が心の問題と大きくかかわり、またホメオパシーで大きく変わる事がよくわかった。本人の治りたいという気持ちと本人の自覚がスタート地点から重要である事もよくわかった。
レメディーの新しい出し方を知りました。1週間ごとに変えるというのは効果を測る上でとても良い方法だと思うので、試してみたいと思います。授業もとても分かりやすく楽しく別の話も聞いてみたいと思いました。
スティーブ先生の授業はいつも分かり易く、楽しみにしている授業です。生徒の立場を考えて下さっている様子が、授業を面白くしようとしう姿勢からとてもよく感じられます。内容も奥が深いのにシンプルに組み立てられていて、理解しやすいです。
とても柔らかくてユーモアのある先生で楽しく授業を受ける事ができました。今日は時間が短くて、詳しいお話しをきけなくて残念でした。是非機会がありましたら日本に来て戴きたいと思います。
スミス先生ありがとうございました。摂食障害は興味深い内容でこれから増えるであろうクライアントの為になりました。
スミス先生のユーモアのあるフレンドリーな雰囲気で講義がとても楽しかったです。説明も分かりやすかったので、良かったです。とても勉強になりました。
楽しく学べました。ありがとうございました。
拒食症に重点がおかれてしまったが、過食症についても詳しく知りたかった。
とても楽しい講義でした。ありがとうございました。
とても優しい雰囲気の先生で見ているだけで癒される感じがしました。(今回の先生達皆に言える事ですが・・・・。)時間が短いので仕方ないのですが、クライアントがレメディをとっていくなかで、解放されていった精神的な問題の解法とか深い所まで聞きたかったです。
スミス先生の名調子で、深刻になりがちなテーマと処方が、シンプルな形で頭に入りました。今日まで3人の先生方にお目にかかって思ったことは、それぞれたいへん個性的でありまがら、共通してチャーミング、鋭い洞察力と温かいお人柄が共存している方々だということです。圧倒されました。
とても分かりやすく楽しく聴講できました。ありがとうございました。身近にいる摂食障害の人の理解にもつながりました。
とても楽しくお話しが聴けました。もっと長く授業を受けたかったです。
摂食障害の人が最近増加していると聞き、これからの治療に役立つ講義だと思いました。スミス先生の授業は柔らかい雰囲気がして大変リラックスできました。
摂食障害のレメディーはピンとこなかったのですが、いろいろケースを紹介して下さって、効果があるのだなと驚きました。幸いにも身近に摂食障害の方はいないのですがとても参考になりました。ありがとうございました。
拒食症のケースマヤズムになぜCarc.?と思いましたが、拒食が恐怖からくるというお話に納得しました。レメディー一つ一つについてのケースの話が分かりやすかったです。
とても優しいお人柄が伝わってくるような授業、ありがとうございました。もっともっと拒食・過食障害のお話ききたかったです。
過食症、拒食症は身近なのに対処がむずかしいというか分からない事が多いので、勉強になりました。
丁寧で優しくソフトな講義でした!
まずは今日の通訳の方(越膳さん)も分かりやすくてとても良かったです!とても良い声できいていて心地よかったです。講義の内容も面白くて良かったです。もっと聞きたかったです!
もっとたくさんの症例を聞きたかったのですが、時間が短くて残念でした。レメディーの説明をたくさんして下さってありがとうございました。
とても温かい人柄のやさしい先生で内容もケースを用いた分かりやすい物でした。もう少し講義を受けたかったです。ありがとうございました。
すごくかわいらしい先生で、動きにくぎ付けでした。摂食障害は身近なのでとても勉強になりました。もっと聞きたかった。
楽しいボディアクションもあり眠気も吹っ飛ぶ講義でした。
とても良かったです!!先生の人間性がとてもチャーミングでそれも良かったです。
楽しい講義でした。
ロイヤル・ロンドン・ホメオパシック・ホスピタル見学
午後は、ロイヤル・ロンドン・ホメオパシック・ホスピタル(RLHH)見学が行われました。
例年通り、今年もDr Saraが担当してくださり、とても元気はつらつとした先生からRLHHの歴史、ホメオパシーが効くという証明と分析、多くのメディアのバッシングに対し て、このような証明と分析を出せるという事を教えてもらいました。また、2010年最近になって名称を変えた理由などを聞きました。
日本のメディアのアタックに対しては「英国は、常にこのようなことがあったが、ホメオパシーは国民健康保険(NHS)から外れることはなかったし、英国では、未だ3か所でホメオパシーの病院が残っていて、英国女王は、ホメオパシーを使っており、ホメオパシーを庇護してくれています。治していくことが、ホメオパシーが効く事の証になるから、日本も英国も、ホメオパシーで治癒させる事を頑張らねばなりませんね。」と温かいエールを頂 き、ホメオパシーを通して、友情が更に深まっていきました。
英国に160年以上、色々な弾圧があったにも関わらず、存在し続けたホメオパシーの病院の底力は、Saraさんのようなチャーミングで強い意 志を持つホメオパスによって維持されていき、また、世界のホメオパスに勇気と力を与える大きな存在だと思うのです。
なかなか見学が難しい中、いつもながら、CHhomやRAHの100名近い学生を受け入れて頂き、ありがとうございました。