リオ オリンピックも日本は40個以上のメダルをとり、終わりましたね。その中でやはり三冠王のボルト選手の知らせは素晴らしいにつきます。ボルト選手をZENホメオパシー的にみると以下のようになります。
ボルト選手は生まれ持って脊椎側湾の症状があり、ホメオパスにかかっていたようです。脊椎側湾症があったということは、根本体質的に骨が軟化しやすい傾向をもっていると考えられます。
腎臓の臓器は血液を濾過するだけでなく骨を強くする臓器でもあります。ボルト選手は生まれつき腎臓が弱かったのかもしれません。
そして近年ボルト選手は幻覚幻聴に悩んでいたようです。また、ボルト選手自身が記者団に次のように言っています「常に誰かに追いかけられている。それでも私を追いつきとらえる事はできないが、私はその人々から逃げるために常に走っていなければならない」。その後、記者団が同情して話しかけようとしても、とりつくしまもなく記者団の顔も見ずに去って行きました。
オリンピックゴールドメダリスト達がはかりしれないプレッシャーの中で日々自分を保っていくのは大変なことと察します。
多くのアスリート達がボルト選手に追いつこうとボルトを目標として自身の訓練の苦しみの中で、無意識にボルトに想念を送り、ボルト選手もそれを無意識の内に察知していたのかもしれません。もしそうだとしたら、勝ち抜きたいという想念がボルト選手に来るのですから、体の調子が悪くなっても当たり前なのですね。
また使い過ぎによる左太ももの肉離れもありましたね。
このような事を考えると以下のルーブリックになります。
【TBR】
1 : 1241. 骨(および骨膜)全般 – 軟化(骨軟化症[くる病]) :
2 : 806. 知力 – 妄想(錯覚、幻覚;空想) :
3 : 1296. 筋肉全般 – 硬さ :
4 : 278. 下肢 – 大腿部 :
5 : 779. 精神 – 不安 :
6 : 1751 精神 – 慰めから :
7 : 881. 夢 – 執拗な(長く続く;一つのテーマが継続する) :
上記のルーブリックでレパトライゼーションをすると、以下の結果になります。
(補足)TBRとは・・・The Bonninghausen Repertory
(ボーニングハウゼン・レパートリー)。
ホメオパシーの父ハーネマンとその弟子た
ちによって、最も純粋に行われた200年前の
プルービングを忠実に反映した、唯一
ハーネマン公認のレパートリーです。
【マテリアメディカ】
Sep.とSil.がトップに来ますが、ちなみにこの二つのレメディーは、「追いかけられる夢」というキーワードを持っている数少ないレメディーです。
Sil.CK1124不安を掻き立てるような夢、追いかけられる夢。
Sep.CK1529夜、びくびくとする不安を掻き立てるような夢、追いかけられ、しかも後ろ向きに走らなければならないという夢。目が覚めた後も、胸部を締めつける何かが上から下りて来ると思う。その後、胸部内部に蟻走感と刺痛。
(補足)CKとは・・・慢性病論マテリアメディカ。ハーネマンと
その弟子たちによって行われたプルービング
を書きとった書物です。
上記を踏まえ、ZENホメオパシーに基づきボルト選手のレメディーは以下になります。
朝:Sil. 骨、結合組織、筋肉、筋膜、腱などの弾力強化
昼:Syph. 誰よりも勝ちたい、骨の問題
夜:Sep. 疲労困憊、衰え、だるい、ホルモン、厭世的、この惨めな存在に
耐えられず消えてしまわなければないかのよう。
ボルト選手は体の衰えを感じているのでしょうか。東京オリンピックには来ないもしれないようです。オリンピックで敗北する姿を見せられないと思っているのではないのでしょうか。しかし、登りつめた者は必ず降りて来るしかありません。そのような時にはSyph.とSep.が一番合うレメディーです。
参考文献=慢性病論マテリアメディカ byハーネマン
由井寅子のマヤズムとインナーチャイルルド
由井寅子の人生を楽に生きる為の奥義 8月14日