日本のWHAW(世界ホメオパシー認識週間)の成果をJPHMAから世界にレポートしました!
▼WHAW参加の世界各国 60の関係者へ以下内容で英文で報告されました。
http://ennewsjphma.blogspot.co.uk/2015/05/whaw-report-2015.html
ホメオパシー医学の創設者 ドイツ人医師サミュエル・ハーネマンの生誕250周年を記念して、2005年に世界ホメオパシー認識週間(World Homeopathy Awareness Week:略称WHAW)がスタートしました。
WHAWの期間中は、ハーネマンの生誕月である4月を中心に、ハーネマンに感謝し、全世界でホメオパシーを祝い広めるための活動をしましょうというもので、毎年テーマを決めて活動しています。
JPHMAはWHAWスタート時の2005年から毎年この活動に参加しており、毎年4月を中心にWHAWとリンクした日本でのホメオパシーPRアクションを行ってきました。
そして毎年英文で日本の活動報告(英文)をWHAWの事務局経由で世界に発信しており、今年も、JPHMA由井寅子会長からのメッセージを含め、日本でのホメオパシーPRアクションがまとまり、報告があがっており、ホメオパシー新聞にて公開させていただきます。
http://www.worldhomeopathy.org/index.php
今インドやキューバなどでは、デング熱、日本脳炎などの予防にもワクチンでなく、ホメオパシーのレメディーが使われ目覚ましい成果をあげている。子どものかかる感染症のケアには、世界でホームキットのレメディーがお母さんの強い味方になっている。
JPHMAでは、WHAWのPRアクションの一環として、今年も、由井寅子会長の「ドイツ発祥自然療法ホメオパシーを使って楽に生きようセミナー」の全国ツアーや、「免疫を高める食と農業」をテーマに開催された名古屋でのシンポジウム、感染症・予防接種、放射能対策での名古屋講演会、とらのこDAYイベント。さらに環境や未来の子ども達のことに意識が高い層が集まる「アースデイ東京」にも参加し、「ホメオパシーには解決策がある」を合言葉にトークやホメオパシー体験相談などを含むホメオパシーPRアクションを行いました。
以下がその報告です。
日本におけるホメオパシーPRアクション
(Report from Japanese Homoeopathic Medical Association (JPHMA))
日本でのホメオパシー促進
Promoting homoeopathy in Japan
由井寅子
By Torako Yui
私たちJPHMA会員が、忍耐強く地道に一般人に、ホメオパシーを知らしめてきた結果と思います。
ホメオパシーの創始者である、サミュエル・ハーネマンの生誕250周年を祝って、2005年にスタートした世界ホメオパシー認識週間(WHAW)に、当初からJPHMAは参画し、毎年世界のホメオパシーファンとリンクした、ホメオパシーのPR活動を行ってきました。
今年で11年になります。
今年のWHAWのテーマは感染症ですが、感染症対策を考えたとき一番大切なことは、免疫を高めるということです。ホメオパシーは、免疫を高める優れた療法ですが、それだけでなく、病原体から作られたレメディーを事前にとることで、予防することも可能です。
ホメオパシーの感染症に可能性はとても大きなものです。とはいえ、ホメオパシーだけで全ての感染症を防げるとは限りません。それはとりもなおさず、ホメオパシーだけでいつでも免疫を高めることができるとは限らないということです。
たとえば、食の問題は深刻です。
不自然な食べ物を食べていたら、どうしても免疫は低下してしまいます。そして食の問題を考えたとき、それを支える農業の問題を避けては通れません。また、心の問題であるインナーチャイルドは、免疫低下を含めて根本的な問題です。結局人は、体だけでも心だけの存在でもありません。体・心・魂を、三位一体で治療してはじめて、真の健康となっていきます。したがって体の治療、心の治療、魂の治療、それらを同時に行うためにも、ホメオパシーだけでなく、体へのアプローチに食やハーブ、心へのアプローチにインナーチャイルド癒し、魂へのアプローチに考え方や哲学が必要になってくると考え、私自身、自ら百姓となり、毎週無農薬・無化学肥料の農業を実践していますが、それらの専門家とも繋がっていくことが、ホメオパシーが広がるとともに、人々の真の健康に貢献することであると考え、ホメオパシーに加えて、自然型農業や食の安全という、市民運動の最も大きな関心事の部分に、ホメオパシー自らが、ホメオパシー農業を行うところからリンクして、ホメオパシーを広める活動をおこなってきました。
また、これは、2011年3月に東日本大震災を経験し、津波や放射能被害に苦しむ被災地へ出向き、支援を行う中で、被災者の方々が最も求めていたのは、新鮮な水や野菜など食べ物だったことから、農業生産法人を設立し、本格的にホメオパシー農業を推進するようになった経緯があります。
2014年からは、さらにホメオパシーの普及の動きを加速するため、WHAWと同じ4月に行われ、日本では地球や環境、未来を考える市民最大級のイベントである「アースデイ東京」に、ホメオパシー農法を「自然農」として、また、ホメオパシー療法を「ドイツ発祥の自然療法」として、市民や農民とつながったWHAWの活動に参加する日本でのホメオパシーPRアクションとして展開するようにしました。
このことで、ホメオパシー関係者だけでなく、多くの市民にホメオパシーが広がっていく形となりました。さらに春には自然農と自然療法を行う「日本の農業と食シンポジウム」や、ホメオパシーをPRする様々なイベントも行いました。
(主要なイベントのハイライト)
2015年は3月14日から4月12日にかけて大阪、名古屋、福岡、札幌、東京、(沖縄、ロンドンは中継)を回り、「ドイツ発祥の自然療法ホメオパシーを取り入れて「楽に生きよう!」セミナー」を開催し約500名の方に講演を行ないました。
名古屋LIVE会場 そのレポート
大阪LIVE会場 そのレポート
大阪会場子連れ部屋
福岡LIVE会場 そのレポート
札幌会場 そのレポート
沖縄中継会場
東京LIVE会場 そのレポート
この講演会は、既に予防接種を打ってしまい、その後の子ども達へのワクチン病などの健康障害について、危惧するお母さんや、感染症や子どもの病気がこわいけど具体的な対処策があるのかなど、実際にお母さん方、お父さん方が心配している問題について、ホメオパシーでの解決策を提示することにより、対処してもらいたいということで、企画した講演です。
参加者の皆さんは、この講演会でホメオパシーが有望な対策である事を学びました。放射能などの対策レメディーや感染症に対するホメオパシー的予防のお話までホメオパシーがカバーできる対応範囲の広さに驚いている様子で、熱心にメモをとっていらっしゃいました。
ホメオパシー症例集のDVD上映では、ワクチン被害に苦しむ方々が、ホメオパシーの相談会を通して健康に生きられるようになっていく様子が、とても希望を感じられる内容で、10代のお子さまを持つお母さん方には、特に興味深いトピックになったようでした。
また、日本で338万人の女性に接種され、深刻な健康被害が社会問題となっている、子宮頚がん予防ワクチンの問題についての対処策を知りたいという意見も多かったです。
講演会には、実際に娘さんが子宮頸がんワクチンで重篤な後遺症にさらされている父親の方も参加され、最後に発言されました。
満席となった会場
本人、家族のワクチン病をホメオパシーで克服した永桶房代ホメオパスの体験発表
日本での子宮頸がんワクチン被害に大規模な被害が発生した接種前から
警鐘を鳴らしてきた南出喜久治弁護士との予防接種問題についての対談
娘さんが子宮頸がんワクチンで重篤な後遺症に悩むお父さんもマイクを持って発言されました。
「免疫を高める食と農業」とをテーマに「第4回日本の農業と食 シンポジウム」を名古屋IMYホールで開催、免疫学、薬草学、自然型酪農、農業従事者や、農業問題に取り組む専門家の方にもお集まりいただき、農業問題、食原病、医原病、環境病などの解決に、ホメオパシーの技術やホメオパシー統合医療が有効であることをPRしました。
基調講演「免疫を高める食と農業
~病気にならない食、病気にならない農業~」 をテーマに講演しました。
CHhomで薬草学の講師を務める NPO自然科学研究所理事長の小谷宗司氏が「漢方薬原料の国内栽培・自給の意義」をテーマに講演されました。
静岡県函南町で日本豊受自然農のホメオパシー農業にも協力いただいているオラッチェ・酪農王国、JA函南東部の片野敏和久美会長には、「静岡・丹那地域を活性化する自然型酪農と自然型農業への取り組み」を発表いただきました。
南出喜久治弁護士からが「籾(もみ)米備蓄」による国内の食糧自給などによる「自立再生論」を発表いただきました。
JPHMA認定ホメオパスの比嘉眞紗子さんは、「食の健康問題に対するホメオパシーでの複数の改善例」を発表しました。
和食はユネスコで無形文化遺産に登録されています。
豊受オーガニクスレストランが提供する食事は、安心安全な素材に加え、本来の和食の美味しさと美しさが備わった理想的な食事です。
JPHMA、日本ホメオパシーセンター、ホメオパシーとらのこ会(ホメオパシー利用者の会)が共に出展し、のべ30名のボランティアとスタッフがホメオパシーのPRを行いました。
今年のWAHWテーマである、「感染症に対するホメオパシー」の情報提供はじめ、ホメオパシーによる心と体のケア、子育て、動物のケア、インナーチャイルド癒し、など、幅広いトピックで公衆にホメオパシーをアピールしました。
JPHMAテント
私はこのトークでは、前半はJPHMA会長として発表しました。その前に発表いただいた安田美絵さんと松下加奈さんによって食の安全の根幹を左右する種の問題が話されました。お二人からは既に日本人がいかに多くの遺伝子組換食品(GMO)を知らずに食べさせられており、GMOを食べることの健康リスクとこの問題についての具体的な解決策もわかりやすく提案いただきました。私はそのトークを引き継ぎ、日本が遺伝子組換え承認件数で世界最多の国であり、GMO食品や雄性不稔の不自然な種からの食を多く食べさせられている点を説明。不自然な種、農薬、化学肥料、添加物、人工甘味料などの不自然な食から多くの日本人が「食原病」で苦しんでいることをホメオパスとしての活動の中から知ったことを説明しました。そしてその対策としてホメオパシーでの食原病対策を徹底することことに加えて安全な食べ物や化粧品を提供するための農業を10年前から始めた経緯を話しました。さらに「食原病」に加えて日本では薬や予防接種から来る「医原病」日本人であることを卑下する「罪悪感病」が根深くあることで多くの人が病気になっていること。この面でも、ホメオパシーや食養生、インナーチャイルド癒しが解決策となることを伝えました。そして実際のホメオパシー相談会の模様を上映し、農薬の害や、食や予防接種、クスリの害で苦しむクライアントが改善していくケースの映像を見ていただきました。
後半は、日本豊受自然農代表として発表させていただきました。日本にとって農業は国の基本であり、人が食べるものは第1に安全でなければならない。第2に、ビタミン、ミネラルを含んだ栄養価が高いものでなくてはならない。そして第3においしくなくてはならないことをモットーに豊受自然農を実践していることを説明しました。そして、自家採種の自然な種でも、農薬、化学肥料を使わなくても、ハーブ、ホメオパシーのレメディー、発酵技術を使えば、また、土壌菌の助けを借りて土づくりをしっかりすれば、今日でも自然型の農業が十分可能になることを伝えました。そしてこうやって育った農作物は自力でいっぱいに側根はってミネラルを吸収することを映像やデータで説明しました。そして、若者が夢をもって農業を職として選べるように、農家自らが食品加工や自然化粧品開発などを手掛け、六次産業化に挑戦していること。そしてレストランや販売まで自然農の農家と都会の消費者が直接つながることで、地方にも産業と雇用を創出でき、都会の人には食の安全を提供でき、日本の農業と食、そして農村が復興できる解決策が提示できるのではと、豊受自然農の農場の日々の取り組みを映像で見せながらお伝えしました。
●Yes, Peace!な未来を語ろう!ココロとカラダ、子育てのこと
同じオフィシャルトークステージではCHhom卒業でインナーチャイルドセラピストの星野美津子さんが、ママさん6人のトークの中で自己治癒力を触発するドイツ発祥、自然療法ホメオパシーをPRしました。
ホームキットを持ってホメオパシーセルフケアをPRする星野さん
※CHhomスタッフブログ「ほめ日記」にも詳細レポートがあります。
●アースデイ東京2015 アグロエコロジーステージ
私が代表を務める日本豊受自然農は、独自で編み出した堆肥作りをし、自家採種の種を植え、ホメオパシーのレメディーと植物からできた特別な発酵液で作物を育てています。
種まき大作戦のハッタケンタローさんとのトーク
農業から生き方、ライフスタイル、社会までも変えようというアグロエコロジーのステージでは、農家と市民がつながって様々な環境活動をしかけてこられたハッタケンタローさんと、とても楽しいトークをさせていただき、「自然な農業を!そして自分を卑下しないであなたの人生を生きてほしい!」とメッセージを伝えさせていただきました。
具体的には、私はホメオパシーとは何かから始り、ホメオパシーで潰瘍性大腸炎が治癒した体験、インナーチャイルド癒しの大切さや、農業や医療、教育などの今後の展望なども含めたトークなり、ホメオパシーと日本豊受自然農の取り組みを紹介させていただきました。
今春 静岡農林大学校を卒業し日本豊受自然農で就農した深澤さんを紹介
ユネスコの世界無形文化遺産にも指定された「和食」に、日本豊受自然農の農作物を使い、美味しさにもこだわった「豊受オーガニクスレストラン」を初出展し、ホメオパシー自然農で育った蕎麦の実と、豊受自然農の野菜を使った「蕎麦雑炊(そばぞうすい)」や、遺伝子組換でない在来種の大豆「フクユタカ」を原料に無添加で天然にがりを使って製造した「無添加・無調整の豊受天然にがり豆腐」や、豊受自然農の大豆と野菜を使ったカレーライス、豊受自然農の在来種ジャガイモ「トヨシロ」からつくられたポテトチップス豊受自然農の紫蘇ジュースなど、自然農の農家がつくる安心安全と美味しさを来場者の皆様に味わっていただきました。
豊受自然農の蕎麦の実と野菜でつくった蕎麦雑炊
無添加・無調整の豊受天然にがり豆腐
洞爺農場で自家採種のハーブの種、エキネシアとホーリーバジルの配布多くの方が集まる。子ども連れの参加者たちも自然な育児をしたいと言われていました
また会場では、‘日本にホメオパシー時代到来’と特集した「環境農業新聞」が配布されました。
その号では、3月に JPHMA代表団が、ブータンを訪問時、ブータン国王に私とJPHMA会員が拝謁し、ブータン国王から頂いた「私は自然農とホメオパシーを支持します」というコメントも4月10日号の記事で紹介されました。当日の取材も記事となりました。
このように、アースデイという地球のことを考えて行動する人が集まる人たちと手を携えてアースデイ東京へ参加してのWHAWホメオパシーのPRをしていこうという提案は大成功でした。
●「備えあれば憂いなし フラワーエッセンスで自然生活!」(東昭史フラワ-エッセンス療法家、CHhom講師)
東さんが開発した日本の花からつくったフラワーエッセンスもお披露目されました。
話題に触れ、心と体にやさしく、有効でしかも向精神薬のような副作用のない
ホメオパシーの心の病での分野の使用を訴え、こういった病気の受け皿となる
ホメオパスという職業の大事さを参加者に訴えました。
などをホメオパシーで対処した体験談を学生、
とらのこ会員が発表。
体験談を、現在はホメオパスとして活躍
されている遠藤雅子JPHMAホメオパスが行った。
になるところ、私のレメディーで
わずか3日間で、歩けるようになり、車イス
生活にもならず、元気に回復していることを
とらのこ会員でもあるNPO法人 元氣農業開発機構
の成瀬一夫氏がDVD映像含めて紹介しました。
また2015年5日5日のとらのこDAYを記念して、ホメオパシーとらのこ会員の向けのホメオパシーヘルプのページの運用がスタートしました。