JPHMA由井会長、ホメオパシー先進国インドを訪問

2005年3月下旬、由井会長がインドを訪問。 3月27日にはインド・ニューデリー首長ディクシット女史と面会し、スマトラ沖地震による津波の義捐金として、JPHMA会員及びとらのこ会会員の皆さん、ホメオパシーに関わる皆さんからの義捐金にホメオパシージャパン、ホメオパシー出版等からの義捐金も合わせた5,588US$をインド政府に手渡しました。

インドでは今回の津波で1万6千名以上の方々が犠牲になりました。
ガンジー元首相が熱心にホメオパシーを奨励されたこともあり、インドでは国家がホメオパシーを認定しています。

国民の多くがホメオパシーで病気の治療を行なっており、今回の津波被害に遭われた地域の被害者たちの心のケアなどでも、ホメオパシーが積極的に用いられています。

また3万人以上の犠牲者を出した隣国スリランカに対しても、インドのホメオパシー関係者が支援活動を行なっています。

今回、インド政府のホメオパシー研究部門を訪問。

インドのように、ホメオパシーが政府に認めらた医療として日本でも早期に認められるように、インドから日本政府に対する働きかけを要請しました。

またニューデリーにあるネルーホメオパシック・メディカルカレッジ&ホスピタルを訪問しました。眼科、歯科、耳鼻科、産科などを含む総合病院で患者の費用は国が負担、1日1,000人近い人々が治療に訪れています。

メディカルカレッジでは、基礎的なマティリアメディカの勉強から、人体解剖、レメディーづくりの実習まで含んだ充実したカリキュラムにホメオパシー先進国であるインドを体感しました。

更にニューデリーで最も人気のある女性ホメオパスでクラシカルの大家でもあるビンデュー・コーリー氏の診療所を訪れ、4時間で28人のケーステイクを共同で行いました。

クライアントのケースを2人で聞き、由井会長が先に処方のレメディーをオープンにし、その後にコーリー氏の処方するレメディーを見せ合う形で行なわれましたが、驚くことに28人のクライアントに2人が処方したレメディーの80%以上は同じものでした。

その他チャリティーでホメオパシー健康相談を実施している診療所を訪問したり、ホメオパシーの本や雑誌を専門的に出版している出版会社やインドの代表的なホメオパシーの製薬工場の1つを訪問するなど、短期間でかなり強行な日程でははありましたが、由井会長は精力的にスケジュールをこなされました。

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