10/23(土) CHhomの英国スクーリング1日目 ロジーナ先生の講義

英国スクーリング1日目 「腸」

講師:ロジーナ・ゾンネンシュミット氏

初日、ロジーナ・ゾンネンシュミット氏による講義からスタート。

朝晩氷点下近くになるロンドンの秋。そのような中でも心熱く意欲みなぎる学生の恒例のCHhom英国スクーリングが今年もスタートしました。
日本からは由井学長をはじめCHhom1年生を中心に多くの学生が参加し、今年も100名規模のスクーリングとなりました。また、初の試みとして、今年は5日間とも英国からのライブ中継を日本のCHhom7校に結んでの開催となり、日本側でも約30名の学生、ホメオパスが聴講しました。

講義に先立ち、ロジーナ・ゾンネンシュミット女史への日本JPHMA名誉会員賞の受賞式が行われました。「癌のレパートリー」の著者としても知られる ドイツ人ホメオパスで、癌治療の専門家として、日本のホメオパシー界に大きな影響を与えてくれました。また、日本とドイツのホメオパシーを結ぶ架け橋として、今年3月のドイツ・ホメオパシー小児国際カンファレンスにおいて、由井学長の「ホメオパシーでの発達障害治癒事例」学術発表の実現の立役者としても活躍されました。学術発表における由井学長の3次元処方は、ドイツのホメオパスたちにも大きな衝撃を与えました。その成果として、引き続き来年の5月にも、由井学長はドイツのコンファレンスでの発表に招聘されています。

今年のトップパッターのロジーナ先生の講義は、ホメオパシーを学ぶ学生にとっても病理学でもとても大切な臓器である「腸」についての講義 が行われました。

まず、腸がいかに重要な臓器であるか-腸は第二の脳であり、腸(腹)で考える事=直観力が重要であるという事、そしてクライアントだけでなく、ホメオパスにとっても腸が司る直観力を鍛える事が大切だという事を学びました。

次に、なぜ腸の問題が起こるのか-疾患が起こる原因を、感情的な問題やスピリチュアルな観点から解説。腸を初めとする各臓器にはそれぞれ葛藤があり、対応するレメディーでその葛藤を解放する事、「腸と葛藤」という側面から見るレメディーを、ロジーナ先生の症例やご自身の体験を交えて紹介していただきました。

ロジーナ先生、温かく穏やかな講義をありがとうございました。
※ロジーナ氏の英国スクーリングの講義で紹介された音楽CDアルバム及び腸内洗浄ポンプは英国校で取り扱いますので、ご希望の方は直接英国校にお問い合わせ願います。

<由井学長コメント>

ロジーナさんの腸の問題と心の葛藤の関係は、ストレスの多い現代人には必須の授業でした。そして、5分で患者さんをリラックスさせる為に は、表面的な自分でなく、本来の自分に語りかける言葉が必要であり、その言葉を選択する為には、腸の脳を使い、直観を研ぎ澄ます事が必要 であるとの事。誠にその通りですね。

人は、自分を理解してもらえた時に安心してホメオパスに本来の自分をさらけ出す事ができるのですね。本来の自分を知るためには、自分は何がしたかったのか、また何をしたいのか自分に問いかけるしかないのですが、ホメオパスがそこを理解し、導く事で、やりたいけれどできなかった事が表面化し、自ら本来の自分を生きるように行動するようになる。一番大事なのは、患者さんがレメディーだけに頼らず、自分でその解決に取り組むこと。このようなロジーナさんの教えには、大きな知恵があり、苦しむ人々が解決の糸口を見出す為の画期的なアプローチだと思います。

<1日目ダイジェスト映像>

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