新城 英一(しんじょう えいいち)

JPHMA認定ホメオパスNo.0452
日本ホメオパシーセンター東京総本部
RAH 9期

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◆1/13(土) 発表予定(1Fロビー・ポスター発表会場)

「仮面鬱とアルコール依存を克服し結婚する事ができたケース」

仮面鬱の症状が、ホメオパシーとインナーチャイルド癒しによって改善し、結婚に踏み出すことができた30代の女性のケースです。

この女性は顔に大きな母斑を持って生まれために、幼いころからから自分の容姿に悩まされる出来事が続きました。常に周囲に合わせて笑い、明るい自分を演じていたが、心の中は鬱状態で、夜一人になると悩みにとらわれたり、メニエールや不眠の症状が出る事もありました。母親に「その顔では生きていけない。両親が死んだら樹海に行って首を吊ればいい」と言われた事に、強いとらわれがあり、未来への絶望感、変化する事のできない自分への怒り、両親への憎しみを隠し持っていた。長年つき合っており、彼氏がいたが、ありのままの自分の気持ちを語り、感情表現する事ができない。常に相手の望む自分を演じなければいけないという神経症的なとらわれに苦しんでおりました。また、時折、彼氏の顔が不細工に見える錯覚にとらわれる事があり、長時間一緒にいると苦しくなる。長年付き合っているにも関わらず『結婚』という選択肢に吐き気をもよおす程の拒絶感を持っていた。

肉体的には脾の経絡や部位に問題がでており、特徴的な消化器の症状からも、慢性的な不安感が心身を蝕んでいる事が見て取れた為、それを中心にレメディー選択を行った。また、インナーチャイルドの声をくみ取り、それを癒す事への助言も効果的であった。

なによりも、彼女がインナーチャイルドセラピストコースを受講し、自らのインチャに真剣に向かい合った事が最も大きかった。様々な神経症的なとらわれが大きく改善した結果、徐々に家族や彼氏に自分の感情、本音を表現する事ができるようになってきた。

また、両親や社会から刷り込まれた美に関する価値観が、とらわれや妄想、錯覚という形で表現され、徹底的に自分を否定した事に気づき、これまでの人生を肯定的にとらえ直せるようになった事で、ありのままの自分に対する肯定感が大きくなっていった。相手の印象に刻まれる自分自身へのとらわれが小さくなるに並行して、心の目で彼をみる事ができるようになり、彼への尊敬と慕情を再確認し、自ら率先して長年滞っていた結婚の話を推し進め、めでたく結婚。新しい人生を歩み始めた。

パネリスト

自然農実践発表

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