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■アトピー性皮膚炎を癒す代替医療と自然療法!
2004・2

■代替医療と自然療法
現代医学では、未だ原因不明の難病とされるアトピー性皮膚炎。 この疾患に悩まされる方は、年々増加する一方です。 今回は、アトピー克服に貢献している代替医療のホメオパシーをご紹介します。

■ホメオパシー療法では心や体の滞りを排出しアトピーを治癒へ導く
由井先生、アトピー性皮膚炎(以後アトピー)をホメオパシーで治すことは可能なのですか? 「ホメオパシーは、250年前にドイツの医師ハーネマン氏が確立した療法で、自己治癒力を高めて病を根本から治癒に導くものです。 自然界には病の症状と酷似した症状を起こす物質が存在します。その物質をもとの分子がなくなる程に薄めた液体を小さな砂糖玉 に含ませたものを、レメディーと呼びます。これをなめることで心と体に気づきが起き、自己治癒力が高まり自分で病を押し出そうとします。アトピーだけでなく、どんな病にも用いることができます。」 ホメオパシーでは、なぜアトピーになると考えるのですか? 「病気という字は、気が病むと書きます。アトピーを含むすべての病は、気のよどみが原因なのです。そのきっかけは多くの場合、人生の悲しみや苦しみ、受け入れられなかったという心のこだわりにあります。吐き出せずに鬱積した感情やストレスが気のよどみを生み、身体へ警告として症状を表現します。 ホメオパシーのレメディーは、よどみを取り除くきっかけになります。心のこだわりがほぐれると気のよどみがなくなり、体に表れた症状も改善するのです」

Q:しかし、人生経験の少ない子供のアトピーはどうですか?


「原因は大きく分けて3つ考えられます。1つは、やはり感情の滞りです。母親がその子をいらないと思うなど、胎児の時に受けたショックを皮膚に出して表現することがあります。 2つめは、両親がアレルギーであることや薬の影響があげられます。 抗炎症剤や副腎皮質ホルモンを使うと循環が悪くなり、体が冷え、常に疲労感を伴なうようになると言われています。ホメオパシーは「自然であれ」がモットーなので、体の反応を尊重し、排泄すべきものがあるならばそれを抑制せずに出し切ることが大切だと考えます。 3つめは、予防接種の影響です。アレルギーの原因として予防接種の影響があることはホメオパス(ホメオパシー医の資格認定者)の間では広く知られています。アトピーの方に予防接種の特徴を持つレメディーを使うと排泄の反応が起き、その後改善されることが多い経験からもそのように考えられるのです。興味のある方は参考文献をお読みください(参考文献:『講義禄A予防接種は果 たして有効か?』トレバー・ガン著、『健康な子供』クレメンティーナ・ラブフェッティ著)。 そして言えることは、アレルギーは病気ではなく、体の正しい反応だと言うことです。原因(血液中への異物の混入など)があってアレルギー反応が出ているのですから、薬で症状を抑圧するのではなく、原因が取り除かれない限りアレルギーは治りません」

Q:排泄作用により、症状を出し切れば改善する ホメオパシーによってアトピーが治癒した例を教えてください。

「子供の例をご紹介しましょう。まずは2歳の女の子の例です。健康相談では、1時間かけて主訴や現在までの状態、性格や出産時の状況までくわしく話をうかがいます。この子の母親の話しでは、ケース@のような状況でした。 この中で注目すべきなのは、妊娠中に母親が感じた深い悲しみ、出産時の胎児のストレス、そして両親がアレルギーだったことです。それに加え、この子の神経質な性格や、白っぽい粘液質の痰や鼻水、痒みのある湿疹という面 から、《ケーライアース》というレメディーと、副腎皮質ホルモン剤の問題に合う《コーチ》などのレメディーを選択しました。  

1ヵ月後、『《ケーライアース》をとるごとに皮膚の状態がよくなっているが、足に水疱状のアトピーが出てきてかきむしる。また、大食いでよだれがよく出る』という報告がありました。そこで次に、大食いでよだれがよく出るアトピーのレメディー《アンチモニュームクルーダム》ともう一度《ケーライアース》を出しました。  

1週間後、『《ケーライアース》をとるごとに症状も痒みも落ち着いたが微熱がつづき、のどのまわりにもたくさんのしこりが出た。かゆみも治まったり、ぶり返したりの繰り返し』と言います。そこでよりエネルギーの高い《ケーライアース》で様子を見ました。  
すると1ヵ月後、『鼻から青い鼻汁が出て、のどのしこりがなくなった。足首にあかぎれがあるが、顔や首はきれいになり、だいぶ改善した』という報告がありました。そこでもうひと押しと思い、副腎皮質ホルモン剤の問題に合う《コーチ》とこの子の根本体質に合う《アンチモニュームクルーダム》、《ケーライアース》などのレメディーを出しました。  
その1ヵ月後です。母親が私の講演へこんなにきれいになったと写 真Aを持ってきてくれました」

Q:副腎皮質ホルモン剤に合うレメディーもあるのですね。

「あります。ホメオパシーの生みの親であるハーネマン氏は、症状や炎症を抑える薬は、根本的な治癒に導かないばかりか、より複雑な病気をつくり、治癒を不可能にしてしまうと警告しています。」 「次のケースAは、2歳の男の子でアトピーに加え、とびひになった例(写 真B)です。彼の母親に彼の母親の話を聞くと、帝王切開で大量 に取った抗生物質が関係していると思われたので《ニタック》と、皮膚の状態から《グラファイト》という2つのレメディーを選択しました。 『レメディーを飲んで2日後に発熱し、38〜40度の熱が2日間つづき、癇癪がひどくさわられるのもいやがる。水疱が腕やひざ下に出てきた』という報告があったので、母親が持っているレメディーのうち、その子の熱に合うレメディーをアドバイスして様子をみました。発熱は、ホメオパシーでは自然治癒力による排泄作用の1つと考えます。  
次の日に『熱は37.6度まで下がったが、とびひの症状はピークをむかえ、赤く全身ただれたまま。痛い痛い』と電話口で泣き叫ぶ声が聞こえました。そこで、とびひや水疱瘡に合うレメディー《アーティカウーレン》を処方し、頻繁にとってもらいました。《アーティカウーレン》というレメディーには、新生児黄疸や父の死、アトピーという特徴もあるためこの子にはピッタリだったのです。 5日後、『皮膚はかさぶた状になり、かゆみも減ってよく眠る。さらに1週間後にはとてもきれいになった(写 真C)。とびひが治るとともに、アトピーも激減して、肌がとてもきれいになった』と報告がありました。  この2つの例から、例え同じような状態であっても、選択されるレメディーは十人十色であり、熱や発疹など出てくるものがあれば、それをどんどん吐き出させることで改善していく過程がわかると思います。今後は、自然で子供や妊婦にも安全なホメオパシー療法をもっともっと多くの方に活用していただけたらと思います」

■ケース1:アトピーを克服した女の子(2歳)のケース
初めの状態と両親の状況・・・生後4週間で赤いプツプツした湿疹が右耳から出始め、体全体へ広がった。ほおが一番ひどく、首、ひじ裏、ひざ裏、肛門に出る。皮膚科の塗り薬(リンデロン)を使用したが、赤くなり、透明な液が出て黄色いかさぶたになり、そのひび割れ部分から透明な液が染み出すという繰り返し。手足が冷たく、ゼロゼロした白っぽい粘液質の痰と水鼻がでる。身体は冷たいが手足に汗をかき、太陽湿疹が出やすい。むくみがある。性格は人見知りが強く、神経質でぐずぐず怒って泣くが、母乳を飲むと機嫌がよくなる。出産は、微弱陣痛で14時間かかり、へその緒が2回首に巻きついていた。妊娠8ヶ月の時に母親の父が癌でなくなった。母親は蓄膿症と花粉症があり、父親には手の指にアレルギーがある。 写真@ 2003年6月7日。アトピーが全身に出て、健康相談に訪れた時。 写真A 2003年10月。全身の皮膚がきれいになり、むくみも取れてご機嫌。

■ケース2:アトピーを克服した(2歳)のケース
初めの状態と両親の状況・・・生後すぐに頭と顔に湿疹(黄色いかさぶた状)ができ、乳児失神ではないかと言われる。4ヶ月までに全身に湿疹が出て、風呂上りに悪化(腹・胸・背中が赤くなる)。かゆみは夜に強くなり、頭頂、ほお、口のまわりが乾燥してカサカサしやすく、口の端が切れる。おならをよくし、寝汗をかく。母親は、この子の妊娠2ヶ月目に出血し、切迫流産で入院。部分前置胎盤だった。妊娠中夫が膵臓末期癌であることが判明し、7ヵ月半の間毎日看病するが出産後まもなく死亡。妊娠8ヶ月時に張り止め薬を服用し、37週目に子宮内胎児発育遅滞のために入院。38週目に胎児仮死状態で帝王切開により出産。新生児黄疸のため光線治療を3回受ける。夫が死亡したショックで母乳が出なくなった。 写真@ 2003年8月23日。アトピーに加え、とびひになりひどい状態。 写真A 2003年9月10日。とびひはきれいになり、アトピーも激減して素肌が見違えるよう。

※管理人体験談コメントより紹介(2004年2月18日) ホメオパシーは、急性段階では本当にミラクルのようなことがよく起こり、そちらの方ばかりが強調されてしまうことがありますが、症状の抑圧のレベルも大きくなっている現代では、生命力(バイタルフォース)そのものが複雑化していることも多く、そのような場合は、簡単には治癒が起こりません。治癒するための時間というものを必要とします。英国でも難病は5年かけてホメオパシーで治すという文化が育っています。日本では、症状はすぐになくなることが治療だという考えが強いように思いますが、抑圧の長い歴史がある場合は、1年くらいは継続するつもりでホメオパシーの健康相談を受けられることをお薦めしたいと思います。 特にアトピーで薬剤による抑圧が長期に及んでいる場合、好転反応(皮膚からの排泄)が生じると思ってもらった方がよいと思いますし、大人であれば、子供のように短期間で治癒しないこともあります。しかし、それでも、ホメオパシーを始めることで確実に本来の自然体へと向かっていきます。英国では、アッパークラスの方々が問題がなくても定期的にホメオパスにかかりホメオパシー相談を受けるという文化がありましたが、それが市民にもひろまってきております。日本でも定期的にホメオパスにかかって、健康管理をする、そんな文化ができることを願っております。そのためにもホメオパスたる者、日々研鑽を積み、しっかりと責任をもって行わなければなりません。
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