日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)コングレス ZENホメオパシー学術大会

第25回 大会 開催決定

ZENホメオパシー学術大会:ホメオパシーにはいろいろな手法があり、クライアントによって、その手法は選ばれるものであるという理論があります。JPHMAコングレスでは、ホメオパスたちの手法による治癒に導いたケースを聞くことができ、また、ホメオパスたちの日々の経験と学びも聞くことができます。

第24回JPHMAコングレス2023「国難の現実を知り自らできるベストをつくそう」
開催日:2023年10月14日(土) - 15日(日)|概要・プログラムを見る▶︎
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  • 2019年12月5日

<発表前メッセージ>基調講演(抄録)「日本ホメオパシー20年の成果 」由井寅子

由井寅子(ゆい・とらこ)

発表演題のポイント

私は1日目は、難治の癲癇のケース、2日目は難治の難聴のケースを発表する予定です。これらのケースは今の症状だけを見てレメディーを出すのではなく、過去世、今世、来世、そしてカルマ的背景も含めた治療法、ZENホメオパシーによって改善して行ったケースです。
今の人々の傾向として、魂の死、魂の傷を負っている人が多いように思います。
よって私たちホメオパスはその方々の魂を再度輝かせ、魂の傷を癒すにはどうすべきかを鑑みながらホメオパシーを使って治療することが最も大切だと思うのです。
多くはその魂を傷つけたのはこの世的価値観を信じているインチャであります。インチャ癒しなしには治癒に導きません。ハーネマンもオーガノン、慢性病論の中でそう言っています。(抄録『慢性病論』 P185 上段13行目)
「患者はあらゆる受難と運命に対して自分ではどうすることもできず、変える力がなかった。 あらゆる受難と運命に耐えられるくらいに哲学(ホメオパシー的哲学=真の生き方)、宗教(信仰心=神を信じる力)、自制心(インチャ癒し)を持ち合わせず、心の苦しみと怒りのもとにいる慢性病患者には、レメディーは何の成果も達成できない。治療家は慢性病の治療を断念して患者を運命に委ねたほうがよい。」(抄録『慢性病論』 P184 上段2行目~14行目、 下段11行目~P185上段3行目 )
「それどころか例えば10年間、罪のない人がバスティーユの監獄やガレー船につながれて 肉体的に過酷な中で過ごす事の方が、数ヶ月間、体がどんなに快適であっても不幸な結婚生活を送ったり、自責の年に苦しんだりするよりも、健康を損なう事がはるかに少ない事もあるのである。
人生において、休眠しているソーラを慢性病の発症へと最も頻繁に促すもの、あるいは、すでに発症している慢性病を最も頻繁に悪化させるものは、心の苦しみと怒りである。
絶え間なく続く心の苦しみと怒りは、まだ休眠しているソーラのどんなに小さな痕跡でも、 全く容易にいっそう重い症状へと悪化させ、考えられうる限りのすべての慢性病を思いがけないときに勃発させる。
普通の人間生活において体に及ぼす他のすべての悪影響よりもいっそう確実に頻繁に進行するであろう。
そもそも心の苦しみと怒りは、すでに発症している症状を全く同じく確実に悪化させることが多い。 」
また信仰心なしでは治癒に導けません。今年のタイでのコングレスでも発表させていただき日本のホメオパシーはそのような魂、心、体の三位一体で治療するZENホメオパシーを行っていることに多くの海外のホメオパスの方々からエールをいただきました。
人を治癒に導くことは治療家としてとても大切なことであり、それより大切なことはその人々が苦しみの中で気づき、より良く生きて行こうとする考え方の転換、大いなるものに生かされているという信仰心を持ってもらうことだと思います。
病の中にいながらも、不調な体調でありながらも、何かと不足なものが多い中でも、幸せに生きる方向として信仰心はなくてはならないものです。
不便なこの状態を受け入れ許すこと、この行動を取れることが幸せになる一歩だと思います。

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