ページの先頭です
ページ内を移動するリンクです
カテゴリーメニュー
本文
カテゴリー別メニュー

現代におけるノゾーズの重要性 デング熱などへの感染症対策

2014.09.19

由井寅子(JPHMA会長)より
「ハーネマンが生きていた時代からホメオパスたちによって病原体を含む血液や痰や皮膚などからつくられたレメディー(ノゾーズと言います)が使われていました。感染症の大元の原因は体毒の蓄積、あるいは免疫低下にありますが、局所的に見ると病原体が感染症を引き起こしていると言えます。そういう意味で感染症対策、あるいは感染症予防のためにその感染症を引き起こす病原体を含むレメディーをとるという発想はホメオパシー的にはごく自然なものです。実際、ノゾーズレメディーは感染症に大きな成果を上げてきた歴史があります。しかしハーネマン自身はノゾーズレメディーの使用には慎重でした。
ハーネマン以後の200年のホメオパシーの歴史の中でも様々な感染症対策にノゾーズレメディーは大きな成果を発揮し、今日ノゾーズレメディーは一般的かつ重要なレメディーとなっています。
したがってデング熱にもデング熱の病原体由来のノゾースレメディーが重要なレメディーになると考えられます。とりわけ予防においては、ノゾーズレメディーが最も効果的であると言えます。実際、キューバではデング熱予防にデング熱のノゾーズレメディーを使って効果をあげています。またデング熱にかかったときの対策としてもデング熱のノゾーズが効果的であることを実証しています。
感染症対策には ノゾーズの存在を知り、これらのレメディーを持っておくことが大事だと考えます。」