菅野 幸二(かんの こうじ)

JPHMA認定ホメオパスNo.0245
日本ホメオパシーセンター東京総本部
RAH 7期

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◆1/13(土) 発表予定(1Fロビー・ポスター発表会場)

「不随意に顔、頭から転んでしまう状況が改善したケース」

今回のケースは88才の女性の方で、主訴が「歩いているときや立っていて、頭を前に傾けたときに、急に手をつくこともできずに、直接、顔、頭から転んでしまう。こわくて外にでかけることができない。」という症状で、他の症状としては、耳が聞こえづらい、糖尿病などがありました。

最初に「手をつくこともできずに、直接、顔、頭から転んでしまう。」ということを聞き、年齢を考慮し、筋肉、関節、足腰がかなり弱くなって、頭や体を支えることができないのではないかと思い、筋肉や腎臓をサポートするレメディーを出したが、一向に改善しないので、仕方がないかと半分あきらめかけました。

その後、再度、症状を見直し、もしかして、耳が聞こえづらいという症状に関して、耳の三半規管などの疾患の影響があるかもしれないと想定しました。症状にめまいかあれば、平衡感覚のバランスが崩れて、急にころんでしまうということも考えられましたが、めまいというような症状もないので、まったく見逃していました。

2回目に内耳疾患、難聴のレメディーを出したところ、急にころんでしまうという主訴がなくなっただけでなく、耳が聞こえづらくなってきた症状もかなり改善されました。 現在(2017年10月)は、まったく、急に転ぶこともなくなったので、今は安心して外出できるとのことでした。

年齢が88歳だけに仕方がないとあきらめずに真摯に対応することにより、88歳のクライアントの症状も改善していくというホメオパシーの可能性、自己免疫力の素晴らしさを認識したケースとなりました。

パネリスト

自然農実践発表

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