1月14日 2日目 午前の様子

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第18回JPHMAコングレス「美しい体、美しい心、美しい魂 ―それは自然からのプレゼント―」。

本日も晴天に恵まれ、すがすがしい気持ちで2日目を開催を迎えることができました。
昨日に続いて、本日もたくさんの方々にご来場いただきました。

国歌斉唱・開会挨拶・初日ダイジェスト映像

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JPHMA20周年記念 第18回JPHMAコングレス2日目がスタートしました。

宮崎日出子理事より開会宣言がつたえられ、ルーマニア、日本両国の国歌斉唱。そして、早速、昨日のJPHMAコングレス1日目のダイジェストが上映されました。

昨日の1日目の来賓講演、大会長の基調講演、JPHMA会員の発表の様子ほか、盛り沢山のプログラムがダイジェストでつたえられました。

そして、20周年記念&由井大会長出版記念のパーティーの様子も伝えられ、スタート早々に昨日1日目の感動が甦って参りました。

そして、2日目の由井大会長のあいさつです。

由井大会長からは、会員の素晴らしい発表に感動したこと、ZENホメオパシーを引き継げるようになってきたことを実感したこと、そして、病気の原点について触れられ、霊的側面からの癒しの視点が魂のホメオパスとして必要であるという内容のメッセージが、JPHMAの会員のホメオパスのみなさんへ伝えられました。

そして、由井大会長より、地球ボールが会場に向けて投げかけられ、会場の皆さまから皆さまへ飛びわたった地球ボールは、皆さまの思いをのせながら由井大会長のところへもどり、2日目がスタートしました。

会員症例発表:
石塚 静穂氏(ホメオパス)
『手のひらに出た急性のアトピー性皮膚炎に対処し改善したケース』

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16歳の女性。手のひらにかゆみの症状が出て、テスト勉強に集中したいということで、そのかゆみの患部に副腎皮質ホルモンの軟膏を使ったところ、塗って30分後から患部から膿が出始めたことからはじまり、1週間後には手のひら全体の広がり、全体から膿がではじめるという急性のアトピー性皮膚炎を発症したケースです。

副腎皮質ホルモンの軟膏を止めて、ZENメソッドによるレメディーの選択をして いくことにより、速やかに膿を出し切り、皮膚症状が完治していきました。

精神的な部分のサポートとして、ファーイストフラワーエッセンス、また、潜在意識を測定するQX-SCIO、そしてさらに、食事、家族からの言葉のレメディーは大きな改善のサポートとなっていったこともあげられています。

今回のケースでは、ワクチンをうっていないこと、薬の使用歴が短いことは、症状が早く改善する上で重要なポイントであること。インナーチャイルドの部分からのZENメソッドのレメディーの選択、精神の部分をサポートしていくことで治癒を導くためにさらにサポートとなったこと、激しい症状を乗り越えたことで、本人にとって自信となり、自分のやりたいことを主張できるようになっていき、自分らしくいられるという変化がみられたことがありました。

人が治癒をしていく中で、ZENメソッドをおこなうことによるいろいろな部分からのアプローチにより健康を取り戻すことの本来の姿が見れるケースでした。

そして、発表者からは、別の症状が出たときに患者に寄り添えるホメオパスでありたい、 ホメオパシーを一人でも多くの方に知っていただきたいと、プロフェッショナルホメオパスとしてのこれからの活動に大きな意欲と希望が述べられました。

会員症例発表:
加藤 育代氏(ホメオパス、インナーチャイルドセラピスト、日本ホメオパシーセンター愛知弥富)
『脳卒中発作への緊急対応及びその後のケアについて』

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発表者と喫茶店で話をしていた65歳女性が、目の前で、突然たおれ、意識なく、時折大きないびき呼吸。脳卒中と思われ、救急車が到着するまでの時間に、出来るレメディーのサポート。

血圧高め、以前心臓のサポートレメディーをとっていたこと、家族にくも膜下出血の既往があることから、出血にArn.心臓へAcon.の緊急レメディーの必要性を感じ、携帯用としてレメディーキットであるマイクロレメディーキットやAcon.Arn.Ars.のコンビネーションを持ち歩いている。救急車が到着するまでの間、このAcon.Arn.Ars.のコンビネーションレメディーを口に含ませたり、水に溶かして手や足に対応しました。

病院での診断はくも膜下出血。意識の回復は今だ認められない、記憶や言語に関係する部位のため、記憶障害、人格変化、嗅覚脱失、視床下部障害が考えられ家族には厳しい予後の状況が伝えられました。

そんな状況下のなかで、その後も状況に合わせてのレメディーの選択、QX-SCIOを使用を頻繁に定期的に継続施行していったところ今後の回復として考えられる以上の変化が認められました。

10日後には自力で食事、一般病棟へ移動。
1か月でベッドサイドに立ち、2か月後には杖を使い歩けるようになりました。

本人も、レメディーとマザーチンクチャー、フラワーエッセンスに助けれたというコメントがありました。

緊急時にいち早くレメディーを入れる事、QX-SCIOは遠隔で測定とエネルギー調整に対応ができること、FEは精神面のサポートとして、使用していくことが、短期間の回復に有効であったと考えられより望ましい結果を導くことができました。

緊急の状況にいち早くレメディーを使用することの重要性が実感できるケースでした。

会員症例発表:
福岡 成海氏(ホメオパス、アニマルホメオパス、インナーチャイルドセラピスト、日本ホメオパシーセンター神奈川厚木)
『蛋白漏出性腸症(低アルブミン血症による腹水)が改善したケース』

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ドックトレーナーである発表者は、犬の健康を根本からサポートしていくために、ホメオパシーはかかせないと感じ、アニマルホメオパスとなるためにホメオパシーを学びました。

タンパク漏出腸症として診断された、ペットショップで売るためのペットを産ませるために、狭いゲージで、悪環境の中で生活をしていたこの度の症例の犬は、その環境により、片方の前足が折れ曲がり、致死率も高いタンパク漏出腸症という疾患です。

その回復に向けたレメディー選択のポイントとなった情報は、この犬が1年間とっていた抗生物質を継続していたこと。その情報に対してレメディーを選択していったところ、一時、水様便、体の傷から浸出物が出たが、その後、便の形状も出てきて、傷もふさがり、アルブミンのデータも確実に上がってきて、低アルブミン血漿が改善し、正常値を取り戻しました。

前足の折れ曲がりについても通常の散歩による歩行が問題なくできるまでとなり、その様子もビデオの中に納められ、その驚くべき回復に、会場からも驚きの声も上がりました。

会員症例発表:
片上 敦子氏(ホメオパス、アニマルホメオパス、日本ホメオパシーセンター練馬平和台)
『大動脈解離・人工血管交換手術を4週間で回避できたケース』

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このケースでは、大動脈解離を発症し、人工血管置換手術による影響で腎不全となったが、レメディーにより、尿量が増えていき、透析から離脱することができるようになったこと、そして、手術から2年半後に、同疾患による再手術をする状況に至った際に、ZENホメオパシーによるレメディーのアプローチにより、手術を回避することができるようになった事例です。

61才のときに即時破裂の危険性を伴う上行大動脈(心臓を出てすぐの大動脈)から裂けるスタンフォードA型で人工血管置換手術をおこなっています。最初の人工血管置換手術の際に、術後、急性腎不全の状況となりました。

人工透析をはじめて、3週間を過ぎたときに、奥様が相談にこられ、レメディーを開始することになりました。この手術の際にヨード造影剤を使用したCT検査を実施しています。そのため、Iod.12Xを1粒水にとかして毎日随時摂ってもらいました。Iod.12Xの投与を開始した日から手の平の発疹、大量の寝汗がみられました。翌日朝から尿量が増え1200ml/1日だせるようになり、日々尿量も増え、それに伴いクレアチニンの数値も下降し、1週間後には、クレアチニンの数値が1.77と下がり、人工透析から離脱することができ、無事に退院することができました。

レメディーの投与により、結果、発熱、発疹、発汗と自力排尿がみられるようになり、クレアチニンの数値も下がり人工透析を免れるという結果を導くことができました。ヨード造影剤の影響による腎不全の原因が考えられる場合、排泄を促すIod.12Xが効果的であると思われます。

その手術から2年半後、今度は背中側の下行大動脈が裂けるスタンフォードB型の状況をとなりました。通常口径は2.5cm~3cmであるところを5cm超えることで手術必要と医師よりいわれ、2回目の手術を回避したいということが、今回の相談内容の主訴となっています。

第一回目相談会。
ZENメソッドからレメディーを選択し、朝に抗疥癬Sulph.、マヤズムは血管肥大傾向にMed.解離傾向にSyph.夜にLed.、Thuj.、Bar-c.を選択。随時のマザーチンクチャーThuj.にAur.、Nicot.、Arn.、Ham.のレメディーを選択しています。

4週間後、口径が改善しないと再手術となる日、解離下部位は、5.12cm→4.18cmまで縮小。4週間で、9.4mmも縮小し、手術は見送られることになりました。

3回目の相談会後、4.0cmとさらに縮小され、レメディーは継続してつづけ、ポーテンシーを上げて対応しています。その後も、縮小をつづけ7か月で35MMという目標をクリアーすることができ、手術を回避する事ができました。

クライアントの結果より、レメディーの作用では、Led.、Thuj.、Bar-c.が功を奏したと考えられ、クライアントも生活習慣を大幅にあらためていき、運動も水中歩行からはじまり、今は、週2回のテニスを楽しむまで回復されました。

そして、今後の再発防止、本来の治癒を目指していくために、インナーチャイルドの癒しや霊性の問題となる先祖のカルマの解消の必要性も説明し、般若心経や祝詞も行っていくことをクライアントも理解して取り組んでおり、今後さらなる治癒へ向けて継続が期待されます。

来賓講演:
杉田 かおる氏(女優、タレント)
『母親の介護を通して感じた魂の浄化について』

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綺麗で優秀な母でしたがタバコを長期間吸っていたこともあって、63才の時、「あと1本吸ったら死ぬ」と宣告され、その後寝込んでしまったそうです。

自然の力で寿命を延ばしていけるように、薬に頼らず呼吸法などを実践していきましたが、75才に発作が起きてICUに入った時には、薬や酸素療法を使わざる得ない状態となりました。

「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」は、完治しない病気とされていて、あとは見守るしかない。ICUに入ると半年しか命の保証はない状態で、杉田さんは家での介護・看護を決断したそうです。

お家での介護では、自然農で育った良い食べ物で少しでも体に良い物を取るということでした。

そして2年前に再びICU。その時はトイレまで歩けない状態でした。その頃に、豊受オーガニクスレストランで由井大会長と出会い、ホメオパシーを詳しく知ることができて、藁をもすがる思いで、ホームキットからレメディーを取ったそうです。

ホメオパシーも使いながら元気になった母はこのまま死なないのでは。と思っていた矢先に半分意識喪失状態に。本来の寿命で、生きる力をはぐくむ「呼吸リハビリ」を母とともにやることを決め、2ヶ月後には100m歩けるようになりました。そして、リハビリに合格点をもらって2間後に息を引き取られたそうです。

その前に母と話したのは、「人間は自由で何にも支配されことなく、生かされていること。自分の恐れ、死の恐怖など自我を開放していくことが大事なこと」でした。

美しく生きる、美しく老いる、美しく死んでいく。母が体現した姿は仏様のようだったと杉田さんが涙ながらに話される感動的な発表に大きな拍手が送られました。

実践発表:
本多 勝彦氏(豊受オーガニクスレストラン料理長)
『心、体、魂が喜ぶ美しい「食」』

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紋付袴の正装姿で豊受オーガニクスレストラン 本多料理長が登場。

本多料理長が見習い時に親方に学んだことは「料理は温度が大事」ということでした。温かいものは温かいうちに、冷たいものはキーンと冷たく提供するということ。また、頭も気持ちもスピード感をもって、タイミングを見計らう。茹で加減、焼く、煮る、揚げる火加減など。そして、甘い、辛い、酸味や苦みのバランスは、協力しあい一つにまとめる。それに加え、彩りや盛り付けの美しさを大切にしているとのこと。

それらを心にいつももち、豊受自然農で作った栄養価の高い作物と向き合いながら、職人として真剣に関わりたいと発表を締めくくりました。

JPHMA、JPHF認定証授与式・記念撮影

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昨年のコングレス以降、新たに認定を受けた、プロフェッショナルホメオパス、アニマルホメオパス、ファミリーホメオパス、インナーチャイルドセラピストの方々に対し、由井大会長から、各コースの代表の方々に認定証が授与されました。

認定証授与の際に、由井大会長より、御祝の言葉を各代表者の方々から、認定の喜びとともに今の思いや今後への思いが伝えられました。

・JPHMA認定プロフェッショナルホメオパス代表 伊藤真愉美さん(認定者24名)

・JPHMA認定プロフェッショナル アニマルホメオパス代表 二宮加奈子さん(認定者2名)

・一般財団法人日本ホメオパシー財団認定ファミリーホメオパス 菅原真奈美さん(認定者33名)

・一般財団法人日本ホメオパシー財団認定インナーチャイルドセラピスト清田亜沙実さん(認定者62名)

認定証授与式終了後、会場の参加者全員で、記念撮影を行いました。

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