1月14日 2日目 午後の様子

アトラクション:
山本 竹勇氏(津軽三味線奏者)
『津軽三味線演奏』

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昼休憩後のアトラクションとして、山本竹勇さんによる津軽三味線の演奏が行われました。

撥を叩きつけるように弾く打楽器的奏法とテンポが速くリズミカルな三味線を聞くと心が躍ります。力強くもあり、細やかでもある音色が会場内に響き渡りました。

海外来賓講演: Dr. マリナ・シウムス・リンブ(ルーマニア)
(ホメオパス、ジェモセラピスト、植物セラピスト、医師)
『ルーマニアの自然から学ぶ癒しの美:ジェモセラピーやフレッシュポレンの使い方やマヤズムとの関係②』

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昨日1月13日(コングレス1日目)に引き続き、ホメオパス、ジェモセラピスト、植物セラピスト、医師 ルーマニア・ジェモセラピーとホメオパシー協会講師であるマリナ・シウマス・リンブ博士の特別講演「マヤズム生花粉療法」についてお話いただきました。

生花粉には様々な成分が含まれている。例えば、食生活に食物繊維や生花粉を取り入れることで出血傾向が修復されるビタミンKや、アカシア生花粉にはニンジンより20倍のβカロチンがあること、遺伝子変異やがん予防に必要なビタミンB3など、驚くほど質・量ともに高い成分が含まれています。それは、乾燥した花粉ではなく生花粉だからこその高品質な有効成分です。ホメオパスでもあるマリナ博士は、生花粉を各マヤズムと関連づけ、更にマヤズムからの症状に適した生花粉を、各マヤズムに対して紹介していただきました。

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初めて本場ルーマニアのジェモセラピーや生花粉にふれられる貴重な機会だったことから、参加者の皆さんは真剣なまなざしで講演を聞いていらっしゃいました。

コングレス2日間にわたり、植物の蕾(つぼみ)や新芽など生命力溢れる部分を使ったジェモセラピーやミツバチの生花粉フレッシュポレン療法にふれることができました。ホメオパシーとの相性も良いことから、ZENホメオパシーとの相乗効果など、今後の動向が見逃せません。

講演終了後には、ルーマニアでのホメオパシーやジェモセラピーの活動、JPHMAへの貢献など称え、JPHMA名誉会員が由井大会長より送られました。

会員症例発表:
松尾 敬子大会長(ホメオパス、アニマルホメオパス、日本ホメオパシーセンター埼玉日高)
『①癌のケース』『②糖尿病のケース』『③甲状腺のケース』

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まず動物のケースとして「13歳 ミニチュアダックスフンド 主訴 肝臓癌」動物病院で末期の癌と診断されたがZENホメオパシーとして肝臓に良いとされるマザーチンクチャーとレメディーを選択し与えることでエコー検査に写っていた癌細胞が1年で消えてしまったとのことでした。

続く糖尿病が改善したケースは2例、10年来の投薬・通院で改善しなかった糖尿病が改善。全ての薬を止めることができ、検査結果、血糖値、ヘモグロビン値が基準値になりました。もう1例もレメディーとマザーチンクチャーによってインシュリン接種を中止することができ数値も正常の範囲内へと入りました。

甲状腺のケースを2例、甲状腺機能低下症(橋本病)、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)がそれぞれ改善。松尾大会長の実践的なアプローチによって難病をどれも治癒に導いた様子を次々と紹介する発表にホメオパシーの素晴らしさと可能性を強く感じられました。

基調講演: 由井寅子大会長(日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)会長、日本豊受自然農(株)代表)
『美しい体、美しい心、美しい魂 ②』

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由井大会長は2日目も「魂の美しさ」をテーマに発表を行いました。
魂を穢すものはインナーチャイルドや価値観、カルマなどの影響です。

病気の多くは霊的な所から来ており、魂が穢れることで心と体は病気になるので、魂のホメオパスは患者さんの魂を治療する仕事をしなくてはなりません。

本日紹介したケースは「20代男性 B型肝炎」のケース。肝臓の数値が非常に高く、AST(アミノ酸を作る酵素)やALT(肝臓の酵素)、γGDP(解毒に関係する酵素)などどれも基準値を大幅に超える状態で由井大会長の相談会にかかりました。またこの方の魂が光を失っていて精神は無感情、無感動状態になっていました。

由井大会長のZENホメオパシーのアプローチは、ホメオパシーとインナーチャイルド癒しによって感情を吐き出し子供時代のトラウマを癒し、この世的価値観を解放すること、またレメディーは霊的なマテリアメディカもふまえて選択されます。

そして由井大会長の導きのもと、患者さんが自分で自分自身の霊性を向上させるための心経祝詞を唱え、カルマの問題に取り組まれました。

2回目の相談会、ZENホメオパシーの効果は素晴らしく患者さんの肝臓の数値がたった1回の相談会で改善し、ASTやALT、γGDPなどどれもが正常値まで戻りました。

さらに精神面でも大きな変化が起こりました。子供時代苛め抜かれて、人生が苦しすぎて無感情になっていたのがその蓋が開き、涙を流すことができたそうです。それは本当に今まで良く耐えて生きてきたという涙でした。

「私はいつから涙を流してなかっただろうか?思い出せません。子供の時の自分を本当に救ってあげたい!という気持ちになれた、こんな大事な事を気付くきっかけを作ってくれた事に心から感謝してます」 という大切な手紙が届きました。

引き続きインチャ癒しに取り組みこの方がより良く改善していくことでしょう。

由井大会長が20年のホメオパスの道を経て辿り着いた今のZENホメオパシーは本当に素晴らしい治療法です。美しい魂を救う魂のホメオパス、由井大会長の発表は多くのホメオパス達に手本となるようなそして希望を与える姿勢を示してくださいました。由井大会長本当にありがとうございました。

『JPHMA 20周年の歩み』記念映像上映など

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JPHMA設立20周年を記念し、JPHMA設立の歴史や毎年のコングレスの模様を凝縮した映像とともに上映されました。

その後、JPHMAの20年の歴史を振り返り、都築理事から由井大会長へのインタビューが行われました。

都築理事は由井大会長がホメオパシーを始めた当初は秘書として、2人でホメオパシーの教科書を作り、文献を訳し、ただただホメオパシーを広げたいということからやりはじめたとのことです。

由井大会長からは「これまで『よりよい生活、よりよい生き方』をモットーに常に考えてきました。ホメオパシーバッシングやさまざまな苦境があり、その都度、新たな戦略を考慮してやってきました。その一つとして、農業からどんどんとやっていくということが結果的に功をなしました。

ホメオパシーはよく効き、こういう治療法は他になく、皆が恩恵を受けられたらよいという思いで、日本にホメオパシーを残すためにやってきました。

今後は、霊性のホメオパシーというところに行きたいと思っています。ホメオパシーが大好きであり、会長を退任しても皆様とはつながっています。仲間に恵まれ、一緒にやってくれる人がいたのがありがたかったです。トップは時には孤独であるが、皆さんがよくついてきてくれました。」との思いが語られました。

由井大会長、都築理事ともこの時間では言葉で語りつくせないくらいの出来事や思いがあったと思います。この凝縮された言葉の数々は会場の皆様の心にストレートに伝わったことと思います。

JPHMA セレモニー

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本日の昼休みに行われた2017年度のJPHMA総会において、由井会長が名誉会長に、松尾理事が新会長に会員の承認を得て、就任しました。

これまでの由井会長のJPHMA設立当初からの多大な功績を讃え、感謝を込めて、また松尾新会長の就任のJPHMAセレモニーが執り行われました。

由井名誉会長へ、松尾新会長より感謝状が渡され、会場の皆様がスタンディングして、割れんばかりの拍手とともに感謝の思いが会場全体を包み込みました。その後、秦理事より、花束が贈呈され、これまでの由井会長への感謝の思いが語られました。

次に松尾新会長に由井名誉会長より就任状が渡されました。松尾新会長より、就任にあたり「皆さんとともにやっていきたい。皆さんといっしょに私についてきてください」とのメッセージがなされ、新たな体制でのスタートとなりました。

パネルティスカッション

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本大会の「美しい体、美しい心、美しい魂 ~それは、自然からのプレゼント~」をテーマに、女優の杉田かおるさん、ルーマニアのマリナ・シウマス・リムブ医学博士、由井寅子大会長、田村翔子ホメオパスによるパネルディスカッションが行われました。

講評、大会総括、閉会宣言

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来賓のマリナ博士よりコングレスを振り返って

「今回のコングレスに参加できてうれしいです。日本人の心をもともと覗いてみたいと思っていましたが、オープンハートで迎えてくれてありがとうございます。スピリチュアルスなことを見てみたいと思っていたので、それが叶ってとてもうれしく思います。

ルーマニアではクラシカルホメオパシーが主流だが、日本の方ができています。日本では霊性部分も扱っていて、これはホメオパシーの進化した形だと思います。ルーマニアにはジェモセラピーや花粉を使った療法があります。ルーマニアと日本のよいところを分かち合っていきたい、今後もよろしくお願いします。」とのメッセージがありました。

松尾大会長より「皆さんの症例を見て、ZENメソッドを使って治癒に導いていることに感銘を受けました。これからも頑張ってやっていきましょう。」

由井大会長より「もう何も言うことはありません。私のもとで働いているスタッフ、理事の方、ステージに上がってください」と、理事、スタッフ全員を紹介され、会場から拍手が沸き起こりました。

その後、「今年も19回のコングレスが開催されます。松尾新会長のもとに皆様が一丸となって頑張っていただきたい。皆さんの働きありがとう」との言葉で締めくくられました。

そして、高野理事より、閉会宣言がありました。

「2日間素晴らしい内容でホメオパシーに出会えてよかった。これからも一緒にやっていきましょう。」

最後に、会場の皆さんとともに、今大会の盛会を祝い、最後は「ホメオパスの唄」を皆で歌いプログラムが締めくくられました。

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