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「環境農業新聞」2012年1月15日(日)第123号に、CHhomのイベント「2011年を振り返って」の様子およびコラム「ホメオパシー、バッシングの真相を探ぐる」の第3回が掲載される

環境農業新聞2012年1月15日(日)第123号
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復興は自然農の普及 〜由井寅子学長語る〜

カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー(CHhom)東京校=由井寅子学長、東京都世田谷区池尻2‐30‐14=は、12月25日午前10時から午後12時30分まで2011年最後のイベント「2011年を振り返って」をテーマに講演会を開催した。この模様は札幌、名古屋、大阪、福岡校にインターネットTVで同時中継された。

自然治癒力を触発するというホメオパシーの素晴らしさを講師の菊田、新城、東3氏から体験を交えて語られ、それに由井学長のコメントが付けられるという形で進められた。最後に由井寅子学長の2011年に活動について詳しく報告され、中でも未曽有の大惨事となった東日本大震災、福島原発事故での活動を様々な写真や映像をみながら2011年を振り返った。

震災支援活動から始まり、RAH11期卒業、CH2期入学、ファミリーホメオパスコースの新設。静岡県函南や北海道洞爺での花摘みツアー。『毒と私』『ホメオパシー的信仰』『荘子内篇』などの書籍の発売。英国スクーリング、大成功を収めたJPHMA国際チャリティーカンファレンス開催。インターネットTVのスタート、そして日本の食と農を救う農業生産法人日本豊受自然農鰍フ設立などを紹介。

由井寅子学長は「日本の復興は自然農を普及させることしかない。今年も日本におけるホメオパシーの普及に全力を尽くし、多くの出会いや体験の場を広げてきた」と語った。

 とりわけ大震災、福島原発事故の後に開催したJPHMA国際チャリティーカンファレンスについて「開催に踏み切って良かった」と世界中の友人に呼び掛け、大勢の人々が参加、代替医療としてホメオパシー療法を改めて認識する機会となったことを強調した。

由井寅子学長の生きざまやホメオパシーへのパッシングの真相を記した「毒と私」を出版出来たことも今後の活動にプラスになっていることを強調した。

ホメオパシーバッシングの真相を探ぐる(3)

〜自分自身を生きる ホメオパシー療法に期待〜

ホメオパシー療法についてもっと詳しく知る必要があると関係の会合を取材したが、マスコミがいう「オカルト」のようなものでないことを知った。活動していた多くの方がマスコミのバッシングによって離れて行ったことは事実だ。

日本記者クラブでの由井寅子さん(日本ホメオパシー医学協会会長)の講演以来、自然治癒力の重要性を知り、また、由井寅子さんの迫力ある話や自信に満ちた態度を見た時に「すごい生命力だ」と感じた。著書の「毒と私」を読んで分かったことは由井寅子さんの生きざまと難病を克服した点であった。

東洋医学の持つ「自然治癒力」というものの良さである。昔は東洋医学や漢方薬などが主流だったが、西洋医学の流れに舵を切った日本の医学界に問題があるような気がした。

薬は毒薬、癌患者は抗がん剤で殺されるーなどという社会環境問題に詳しい作家の船瀬俊介氏が提言していることと相通じる話である。

先日、発明家で知られる中松義郎博士(ドクター・中松)にホメオパシーについての感想を聞いてみた。中松博士は現在、83歳。一日一食で必ず写真を撮る。人の生命は6で割ることができると言いながら144歳まで生きられると断言し、それを目指している訳だ。

その中松博士は「ホメオパシー療法はいいと思うよ。自然治癒力を高めるには安全な食べ物が必要不可欠だ。ただ他の医療を排除するような発言は慎むことだ」と語る。

代替医療は今の高齢化社会を迎えた日本にとって医療費を抑えるために必要なこと。

元農林水産大臣を務めていた故中川昭一氏に父親の思い出を聞いたことがあるが、「夕方、家に帰って来ると、庭に裸足で出て、土を掴む。手を払って夕食。手で掴んだ土の中に何億という微生物がいると語っていた」と語っていた。

また、アトピーの子供の血液を見ていた医者からカビ菌が血液の中で動いている状況やニコチンが黒い状態で流れている状況を見せられたこともある。

その先生は「漢方なのか、五葉松の実を食べさせると、消えるのです」と真剣に教えてくれた。勿論、継続しなければ完治することはないようだ。タバコを吸う時に子供や周囲に人がいる場合、その人たちの血液の中で黒いニコチンが流れると思えば気が引ける。

そのようなことをホメオパシー療法は言っている訳で、西洋医学との違いが分かるような気がした。薬などは必ず副作用があると言われている。病院に行くと、何種類という薬を手にしている患者さんが多い。どうしてそんなに薬が医者が出すのかなと疑問に思うこともしばしばだ。

人間の生命というものをもっと尊厳視すべきではないか、と。

ホメオパシー療法が日本を救うかもしれない。そんな気がしてきた。「景気が悪い」、「収入が減った」、「生活が苦しい」、「病気で苦しんでいる」と言って自殺を企だている人に言いたい。また、精神的に落ち込んでいる人にとっても由井寅子さんの人生に比べればたいしたことではない。

由井寅子さんは言う。
「人間には本来の自分自身を生きる権利がある」。(了)