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【平成30年7月豪雨】災害対策のマテリアメディカ&レパートリー

7月5日ごろからの梅雨前線等による大雨によって、被害に遭われた方々におかれましては、心からお見舞い申し上げます。

今後も、雨で緩んだ地盤や山の斜面が崩れる等、2次被害も考えられますので、くれぐれもご注意ください。

また、大雨の被害に限らず、今後の災害への備えとして様々な災害時の症状にあった際のレメディーのレパートリーやマテリアメディカを紹介していきます。

Acon. 、Arn. 、Ars. の PTSDレメディー

恐怖や不安、打撲ケガにあう必須のレメディーとなりますので、常に持ち歩いてください。

この3つをコンビネーションにしてとられることもお勧めします。

避難生活でのエコノミー症候群などにもPTSDレメディーに加え、Arn.(アーニカ)があっています。災害によるショックから深い心の傷となるPTSD(心的外傷後ストレス障害)にならないために、早いうちにホメオパシーで対処する事が望ましいと思います。

PTSDのレメディーやAcon.(アコナイト)、Ars. (アーセニカム)、ショックやトラウマのレメディーをおとりください。

関連するフラワーエッセンスなどもお持ちであればお勧めです。

≪その他の主要レメディー≫

キットお持ちの方は、
以下のレメディーは心のショックや緊急時の対応にとっても良いレメディーです。
(過去にこのような経験でPTSDをお持ちの方にもおすすめいたします。)

○Acon. (アコナイト) ・・・恐怖、後に恐怖が続く

○Op.(オピューム)・・・恐怖、恐怖の感覚が麻痺するほどの恐怖

○Arg-n. (アージニット)・・・恐怖、パニック

○Stram.(ストロモニウム)・・・恐怖

○Ars.(アーセニカム)・・・不安、心配、下痢

○Arn. (アーニカ)・・・打撲、ケガ

○Hyper.(ハイペリカム)・・・打撲、ケガ

○Canth.(カンサリス)・・・火傷への対処

○Ars.(アーセニカム)・・・火傷への対処

○Phos.(フォスフォラス)・・・感電への対処

○Nux-v.(ナックスボミカ)・・・有害物質よる空気汚染もしくは、雨

○Ars.(アーセニカム) ・・・有害物質よる空気汚染もしくは、雨

○Carb-v.(カーボベジ)・・・有害物質よる空気汚染もしくは、雨

レパートリー ※『ホメオパシー的災害対策』より抜粋編集

●事故・けが
 ・切り傷・刺し傷 Arn. Hyper. Sil. Staph.
 ・打撲 Arn. Hyper. Nat-s. Ruta.
 ・捻挫 Arn. Ars. Caust. Chin. Cocc. Ign. Led. Nux-v. Ruta.
 ・骨折 Arn. Calc-p. Carb-v. Caust. Ruta Sulpph. Symph.

●避難生活
 ・虫さされ  Ant-c. Apis Berb. Cact. Kali-i. Lach.
 ・低体温 Chin. Ars. Arn. Nat-m. Nux-v. Rhus-t. Verat. Staph. Ruta Phos. Merc. Lach. Coff. Caust.
※冷え対策では腎臓や脾臓など臓器をサポートすることも大事です。
 ・壊血病 Ars. Chin. Mer.
 ・便秘 Chin. Graph. Op. Cocc. Sl. Staph. Sulph.
 ・疲労困憊 Acon. Carb-v. Cocc. Ph-ac. Puls. Rhus-t. Sep.
 ・不眠 Arn. Ars. Cham. Coff. Merc. Nux-v. Op. Puls. Sulph.
 ・眠気 Nux-m. Op.
※腎臓など臓器をサポートすることも大事です。

●心の問題
 ・死への不安と恐怖 Croc. Ars. Carb-v. Phos. Sec. Con. Nit-ac. Scill.
 ・夜中の死への恐怖 Con.
 ・不幸になることへの不安(予期不安) Alum. Merc. Anac. Cycl. Hell. Verat. Ars. Dg.
 ・死にたくなるほど自分が不幸と感じる人に Carb-v.
 ・揺れの恐怖 Bor.
 ・水の恐怖 Merc. Stram.

●PTSD
 ・緊張 Bell. Chin. Ruta.
 ・いら立ち Cham. Ip. Nux-v.
 ・悪夢 Ars. Bell. Dig. Ign. Merc. Rhus-t. Sulph.

  ●心のケア
 ・自責の念 Ars.Cact. Hyos. Magn-arct. Ph-ac.
 ・鬱、落ち込み Acon. Ars. Chin. Merc. Rhus-t. Ruta Sulph.
 ・自殺願望、自殺衝動 Aur. Bell. Carb-v. Chin. Euphr. Hyos. Merc. Nux-v. Puls. Sep. Stram.

※セルフケアの対処のみでは難しいケースはJPHMA認定ホメオパスの健康相談にかかることをお勧めします。
なお、応急対処については、ホメオパシーダイヤル、または日本ホメオパシーセンター大阪本部を始め、東京・札幌・名古屋・福岡の各本部センターにお問い合わせください。

▼熱中症関連情報

【水だけでなくミネラル補充が重要】
熱中症の症状の場合、体に熱がこもった感覚や、体内の水不足を感じ、水をがぶ飲みする方がおりますが、その対処は適切でない事があります。
なぜなら、熱中症の場合、体内の水分が欠乏しているだけでなく、汗を通して必須ミネラルが漏れ出し、体内でミネラル欠乏が起きている事が多いからです。
ミネラル欠乏の体に、大量の水が入れば、ミネラルは更に薄まり、肉体は更に様々な誤作動を起こすようになります。
様々なミネラルの溶けた海塩(藻塩、焼き塩)をペットボトルに1つまみ入れて飲むと共に、ミネラルの吸収を高めるレメディーやマザーティンクチャーを入れて体をケアしてあげましょう。熱中症の初期症状がでたら、涼しい場所で体を横たえ、濡れタオルなどで身体のぬぐうなどして、熱をさます事も必要になります。

【予防】
予防には、濡らしたタオルを首からかける事が効果的である事が知られております。
また、体の奥に溜まった熱を取り除くには、唐辛子の料理や、カレーなど辛い料理が助けになります。
辛い料理を食べると、体がより熱くなり、汗が吹き出しますが、この汗が体の内にこもった熱を外に出してくれるのです。
この現象はホメオパシーの原理原則の1つである『同種の法則』と同じで、体が熱いのに、より体が熱くなる料理を食べる事で、体の自己治癒力(バイタルフォース)を触発し、体は熱で危険な状態にある事に気づき、反作用として全力で身体を冷ますスイッチをいれているのです。

インドの方が毎日辛いカレーを食べる事は有名ですが、その他にも暑い国の人々は、暑い季節には辛い料理を食べる事が多いようです。
暑い国の人々は、より体を熱くさせる食事をとる事で熱中症を防げる事を体験的に知っているのしょう。これぞまさしく生活の知恵ですね。

○熱中症の予防 
自家製ドリンク(以下をペットボトルに入れて作成)
・海塩(藻塩、焼き塩) *精製塩はNG
・ティッシュソルト(生命組織塩)
・マザーチンク Alfalfaφ(アルファルファ)・・・ミネラルの栄養吸収サポート 
Berb-vφ(バーバリスブイ)・・・進行した脱水症状。腎臓のケア。

【熱中症の症状】
◆熱けいれん汗と共に体内のミネラル分が出て行き不足することからおこります。足や腕、腹部筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。塩分・ミネラルの入った 水分補給をしましょう。

症状:手足がつる、筋肉痛代表的なレメディー 

 Mag-p(マグフォス/リン酸マグネシウム)筋肉の痙攣、痛み、麻痺。
 Ant-c(アンチモニューム・クルーダム)内熱が出せない全般。
 Bry(ブライオニア)全般。だるさ。汗がかけない。口が渇き水を大量に飲む。
 Chin(チャイナ)体液の喪失。

◆熱疲労大量に汗をかくと水分補給が追い付かず脱水症状になり、体のだるさや頭痛が起こります。塩分・ミネラルの入った水分補給と共に、涼しい場所で衣服を緩め、体を冷やし休んでください。

症状:全身倦怠感、悪心、嘔吐、頭痛、判断力の低下

代表的なレメディー
 Zinc(ジンカム/亜鉛)全般。
 Ant-c(アンチモニューム・クルーダム)内熱が出せない全般。
 Ip(イペカック)吐き気、嘔吐時に。
 Bell(ベラドーナ)頭部がズキズキする痛む時に。
 Bry(ブライオニア)全般。だるさ。汗がかけない。口が渇き水を大量に飲む。
 Chin(チャイナ)体液の喪失。

◆熱射病体温が上昇し高体温になり臓器障害(脳・心臓・肺や肝臓等)を起こす危険性が高くなる。命にかかわる事があるので医療機関を受診してください。

症状:高体温、意識障害(正常な反応が無い・言動の異常等)、めまい

代表的なレメディー
 Bell(ベラドーナ)高熱。譫妄。言動の異常。
 Chin(チャイナ)体液の喪失。
 Op(オピウム)気を失ったように見える。ショック状態。
 Acon(アコナイト)ショック状態。
 Carb-v(カーボベジ)生命力低下。

○注意事項
 ご年配の方や病気などで、もともと水分を吸収する事が苦手な方、汗をかくのが苦手な方、腎臓が弱い方、生命力が落ちている方は、セルフケアで口から水やミネラルを補充しても体は吸収してくれず、こもった熱も発散する事もできず、熱中症が進行する場合があります。一時的に点滴で水分やミネラルを補充する事が重要になります。
 そのような方はセルフケアに固執せず、救急救命時には現代医学の助けが必要な事もご承知置きください。医療機関の助けを借りた後に、レメディーやマザーティンクチャー、食生活や適度な運動などを見直し、来年の夏に備えて 生命力を底上げし、暑さに負けない体づくりをしていこうと気持ちを切り替える事が重要です。

▼主要136種類レメディーのマテリアメディカ

主要136種類レメディーのマテリアメディカはこちらのリンクからも参照できます。
思い当たるキーワードのレメディーをおとりください。

▼お問い合わせ先

レメディーやホメオパシーに対する質問は、日本ホメオパシーセンター各本部・大阪本部、各地域のセンター、日本ホメオパシー医学協会、カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー(CHhom)各校、ホメオパシーダイヤルまでお問い合わせください。